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大学入試 英文法の要点(分詞)

不定詞は、これからのことを表現する。

現在分詞(…ing)は、動名詞と同じく、「やってしまっている」という完了の意味合いを表現する。
形が同じならば、意味も同じ。

過去分詞(…ed)は、原則は「~された」という受け身の意味を出す。

fallen leaves(落ち葉) のように、「落ちた」という完了の意味を出すこともある。
fall は自動詞。 
a retired teacher(引退した先生)も同様。


分詞は名詞を説明する。


原則、1語の時は前から、2語以上であれば後ろから、名詞を修飾(説明)する。

Add some salt to the boiling water.
沸騰している湯に塩を加えてください。

Who is the man waving at us?  
私たちに手を振っている男の人はだれですか。

The stolen bicycle was found in the park. 
盗まれた自転車は公園で見つかった。

We live in a house built in the 1950s. 
私たちは1950年代に建てられた家に住んでいる。

注意 分詞が1語の時も、後ろから名詞を修飾することがある。
意味の違いがある。
a smoking man 
いつもたばこを吸う人
a man smoking
今だけ煙草を吸っている人

a used car  
中古車(ずっと古い車)
a car used  
今だけ使われている車


分詞が形容詞として使われる。


boring(うんざりさせるような)
bored(うんざりさせられた)

bore(動詞)は「うんざりさせる」 

英語には人間の状況は「神がさせる」という考えがある。
英語世界にはキリストが存在し、人間の行為は、キリストがさせるようである。

excite 興奮させる  
exciting/excited  

interest 興味を持たせる
interesting/interested  

please 喜ばせる
pleasing/pleased  

amuse 楽しませる 
amusing/amused

*人間が主語ならば、…ed 、 ものが主語ならば、…ing となることが多い。

I was irritated while he was speaking.
私は彼の話の間、いらいらしていた。
(いらいらさせられていた。)

His speech was irritating. 
彼の話はいらいらした。
(みんなをいらいらさせていた。)


付帯状況


with+ A(名詞)+ Aを説明する表現 
Aが~の状況で

with my wife sewing   
妻が縫い物をしている状況で

with my hair blown   
髪が風に吹かれている状況で

with my baby in my arms 
赤ちゃんが腕の中にいる状況で

with your mouth full   
口がいっぱいの状況で

withは、「並んでいる」というイメージを持つ。

He read with his wife sewing.
彼は本を読んだ。並んでいる状況は、妻が縫物をしている。


分詞構文


S+Vの前か後ろに、分詞…ing/…ed を置くと
「ので/時/ながら」などの意味が自動的に出る。

Seeing a police officer, he ran away.
警官を見た時、彼は逃げた。 

Written in plain English, the book is suitable for beginners.
簡単な英語で書かれているので(受け身)
その本は初心者に向いている。

否定の位置(動名詞と同じ)
Not having a mobile phone, I couldn’t call him. 
携帯電話を持っていなかったので、彼に電話をかけられなかった。

完了形(動名詞と同じ)
Having worked until midnight, he is exhausted.
真夜中まで働いたので,彼は疲れ切っている。

分詞構文に主語をつける。
Because her mother was ill, she couldn’t go on the school trip.
母が病気だったので、彼女は学校の旅行に行けなかった。

この文を分詞構文にすると、
前の文の主語は、her mother で、後ろの文の主語は she で、主語が異なる。
Her mother を残す。
Her mother being ill, she couldn’t go on the school trip.

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