癒しの冷凍餃子スープ 8月19日(土)
コープ自然派という宅配生協に入って1年。
質と価格のバランスが抜群に良く、我が家の食卓は、庭の畑とコープ自然派でほぼ成り立っている。
中でも気に入っているのが冷凍の「ぱくぱく餃子」。
冷凍食品とあなどることなかれ、ほぼそのたぐいのものを使ったことがない私が、すっかりとりこになってしまった。素材が良く、パッケージも最小限、良心的な価格、そしてなによりおいしい。冷凍食品はおいしくなくて、高くて、プラゴミが多いと思い込んでいたので、これにはたまげた。今では、わが家の冷凍庫に常にスタンバイしている。
疲れているときや夜中にお腹がすいたとき、食べたくなるのが、この餃子のスープ。すごく簡単で、おいしくて、身も心もあたたまる。
つい先日、めずらしくお昼ご飯はわたし一人のことがあった。夏バテ気味で食欲もいまひとつ。作るのも、食べるのも、洗いものもおっくうで仕方がない。でも大丈夫、冷蔵庫には「あの餃子」がある。こんな時こそ、鍋一つで5分でできるこのスープ。
小鍋に水を1カップ、冷凍餃子を5つ入れ、火にかける。野菜を刻んで加え、沸騰したら弱火にして3分。
味付けは味噌。醤油味や塩味でもいいと思う。ラー油があったら最高。
最後に小葱をたっぷりのせて、ごま油をひとまわし(切らしているラー油のかわり)。葱と生姜は体調がすぐれない時にはたっぷり入れる。
餃子のうまみがスープに出るのでだしいらず。野菜もとれるし、消化もいいので夜中に食べても翌朝もたれない。なにより簡単なのがいい。
どんなにくたびれていても、小鍋に水と冷凍餃子を入れて火にかけることくらいはできる。沸騰するのを待つ間に「そういえばねぎがあった」と思い出したらしめたもの。ねぎを刻んで加えれば、フレッシュ感のあるスープになる。
冷凍庫に「ぱくぱく餃子」さえあれば、どんなに具合がわるくても、必ずおいしいものが食べられる。そう思えることが、わたしを支えてくれている。
この餃子、コンビニで買えたら、いつでもだれでも食べられるのになあ、と思う。
スープでなくても、もちろん焼いてもおいしい。ひと袋20個、たったの500円ほど。
「癒し」という言葉が食べるたびにじんわり立ちのぼるこのスープ。これまで何十回作っただろう。
夏こそ、あたたかいものを食べて、汗をかいて、シャワーを浴びて。夏バテしても、台風の気圧でふさぎこんでも、大丈夫。いざとなったら冷凍庫をあけて、餃子を5つ鍋に放り込めばいいのだから。
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