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わが家の猫、ニワトリ、つばめ 4月5日(水)
動物を飼う暮らしとはとんと縁がなかったのに、高知に移住したら、つぎつぎと動物がやってくるようになった。捨て猫に出会ったり、にわとりをもらったり、つばめが巣を作ったり。
猫の名前はクリスタル
猫との出会いは、いつも偶然だった。たまたま見かけた捨て猫を保護したり、捨てられた子猫4匹に夜道で出くわしたり、「母猫が死んでしまった子猫の引き取り手を探しています」という知人の投稿を目にしたり。
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それぞれ大切にしてくれる飼い手に託すことができて、ほっとした
いま我が家にいる猫の名前はクリスタル。なんだかたいそうな名前だけど、子供たちに名づけをまかせたらこんな名前になってしまった。庭で「クリスタル!」と呼ぶ様子はちょっと不思議に見えてるかもしれない。
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ニワトリ1羽で循環が生まれる
ニワトリはいまは1羽。庭に白いにわとり(名前はシロ)がいるとなんとなくなごむ。庭で畑仕事をしていると、かならず近くに寄ってくる。台所の野菜くずをせっせと食べてくれて、卵を1日1個産んでくれる。鶏糞は肥料に。ニワトリが1羽いるだけで、たちまち循環が生まれる。
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ようこそ、つばめたち
春になると、毎年つばめが巣をつくる。今年もまたやってきた。デッキに落ちつづけるフンには閉口するけれど、家に鳥がいるというのはなんだかいいものだ。しばらくしたらヒナがかえって(きっと5羽)、「エサちょうだい!」の大合唱がはじまる。そして、ヒナは3週間ほどで巣立つ。このスピード感に毎回野生のすごさを感じる。すごいな、つばめ。
実を言うと、動物のお世話が苦手な方。
それでも猫やニワトリと暮らしているうちに、「動物のいる暮らしはいいな」と思うようになった。普段は「お互いそれぞれやっていきましょう」というような淡泊な関係だけど、なんとなく、彼らの存在が気づかぬうちに拠り所になっているような気がしてきて、そんな自分に驚く。
暮らしの中で、ふと目にとまる猫やニワトリ、そしてつばめ。彼らは人間のペースとはちがう時間の流れを、ありのままに見せてくれているのだと思う。