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【移植第三章#3】いきなりのPRP治療

移植のための病院通いが始まりました。
初回の病院から10日後の12月8日に2回目の病院へ行ってきました。

この日は超音波検査をやって、うまく行けば転化(薬を増やして移植へのカウントダウンが始まる)かなと思っていたのですが、先生から移植はまだ早いとの話があり、内膜の状態をより良くするためにいきなりPRP治療をすることになりました。

病院から帰ってきてから詳しく調べたのですが、PRP治療とは、血液から高濃度の血小板を抽出し使用する再生医療だそうです。
子宮内膜の厚さが十分でないことが原因の不妊の場合に適用されることがあるようですが、費用はかなり高額のようです。

ググったところ同じ周期に2回行うのが普通とのことでしたが、私の場合は一回で、費用も円安の現在のレートで2万円強だったので、かなり安くできたのではないかと思います。


さて、治療の流れはというと、まずは採血をしてもらい、ラボに血液を提出します。
抽出に1時間かかるので待合室で待ち、準備ができたら呼ばれて子宮に注入してもらい、そのままベッドで20分安静にして終了でした。
何か薬を処方されるということもなかったし、抗生物質も出ませんでした。

痛みは、カテーテルを挿入するときと液の注入の際に鈍痛がありました。
私は子宮の痛みが苦手なのですが、その後は痛みが続くことはなかったので、その点はよかったです。


2回移植をして1回着床しなかった私が子宮内視鏡とPRP治療を行ったわけですが、日本であればおそらくしなかった施術だったと思います。
これは効果があったかなかったか誰にも判断することはできませんが、3回目の移植に向けて「全力を尽くした」ということは事実だと思います。
過去2回はスケジュール的には忙しくないのになぜか慌ただしく移植を迎えることになっていたので、今回は自分を保ちながら当日を迎えることが目標です。
そのことを考えても、今回の治療は自信にもつながるのではないかと思います。


肝心の移植は早くても12月16日だということで、次回は11日に血液検査と超音波で転化できるか判断されます。

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