【不妊治療の記録#12】移植までのカウントダウン

今回は念願の一回めの移植期のお話です。


D2 超音波検査。

移植期は生理3日目に来てね、という話でしたが、気合が入っていた私たち(私)は生理2日目に受診しました。
すると卵巣の成長が普通より速かったようで、2日目に来てよかったと思いました。
早速この日から子宮内膜を厚くするプロギノーバの服用が始まりました。
次は6日後。

プロギノーバを飲み始めてから不眠の症状に悩まされるようになりました。
OKをもらった漢方の睡眠改善薬を毎日飲んでいました。


D8 おりもの検査と超音波検査。

順調とのこと。
次は4日後と言われましたが、その日は予定があったので、7日後にしてもらいました。
この段階ならいくらでも延ばせるようです。


D15 血液検査と超音波検査。

経過順調で今日から「転化」。さらに2つ薬が追加され、ここからはもう引き延ばしはできなくなります。
どちらも黄体ホルモンを補充する薬で、1つ目の薬は内服のデュファストン、もう一つは膣座薬のクリノンです。
妊娠したら最初に飲み始めた薬も含めて10週頃まで服用を続けることになります。
4日後の検査を経てその翌日はいよいよ移植です!

薬の服用を始めてから不眠の症状が続いていましたが、この前日頃からようやく少しずつ眠れるように。


D19 超音波検査。

翌日決行。
なんとアシステッドハッチングはデフォルトでした。


2023年1月下旬、ようやく移植までこぎつけました。
ここまで3年ほどの不妊ということで、私の子宮はおそらく着床の経験無しだと思われました。
なので、せっかく移植して着床したとしても、もし私にもともと妊娠を継続するホルモンを出す能力がなかったら水の泡だし、「どうせやるなら全力で」と思っていたので、初めから自然周期ではなくホルモン補充での移植を考えていました。
完全効率重視ですね。
これが正解かどうかはわかりません。
でも、タイムリミットが迫っている私には、次の移植を自然周期で試してみる勇気もないというのが現状です。

アシステッドハッチングに関しては、初めにもらっていた料金表に書いてあって、私もそのような技術があることは知っていたので、やるつもりでいました。
で、「アシステッドハッチングをやりたいと思っているんですけど、そういう方針を決める話し合いはいつやるんですかね?」と聞いてみたところ、「もちろんやりますけど?」と返されました。
中国の体外受精の成功率が高いかどうかは知らないのですが、日本の体外受精成功率が低いと言われるのは、アシステッドハッチングのように「手を加える」のを最初は控えるというところにあるのかもしれないなあと思いました。

それから膣座薬のクリノンですが、1回(一日)2,000円ほどと何と言っても高い!!!
注射(通院)か膣座薬(自宅)の2択だったので、迷わず膣座薬を選んだのですが、冷静に考えるとすごい出費ですよね。(ちなみに注射は200円くらい)

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