初めて買ったアート写真。High Tide Wane Moon.(お気に入りのモノ)
今日はお気に入りのモノシリーズ第二弾。私がはじめて買ったアート作品について書いてみます。
「これって本当に写真なの?」と驚かれることが多い、正真正銘の写真をリビングに飾っています。8年ぐらい前にはじめてまとまった金額を支払って買ったアート作品です。
写真を見て「絵みたい!」、絵を見て「写真みたい!」という褒め言葉が使われるのは考えてみれば不思議ですが、この作品は写真なのに絵みたいと言われることが多くて。絵画のような繊細なカラーグラデーションがとても美しく印象的な作品です。
水平線を境に、上は夜空のネイビー、下は海のネイビー、月光が水面をほの白く照らしている。
"High Tide Wane Moon" (満ちていく潮、欠けていく月)という写真集の表紙を飾っている写真を、作家の方にお願いしてプリントしていただきました。(妹の写真の専門学校時代の恩師・高橋和海さんの作品です)
額装ではなくアクリル加工という仕上げにしてもらったので、発色がよりクリアな質感になっています。
当時、新しい部屋で暮らし始めて落ち着いたころ、リビングに何かアートを飾りたいと思っていたとき、ご縁あって実物の作品を見せていただく機会があって、「これ欲しい!」となったのでした。
海と月というゆらぎのエネルギーと、神秘的で、静謐なネイビーの組み合わせがとても好きで、見ていると心が落ち着きます。
椅子や机みたいに機能性がある家具ではありませんが、あるのとないのでは大違い。そして飾るなら100%気に入ったものがいい。
ちなみに、わがやのリビングのソファはこの作品とおそろいのネイビーです。ソファに座ると真正面に作品が飾ってあって、鑑賞するには特等席。
アート好きというわけでもないし、コレクターのような審美眼があるわけでもないけれど、暮らしのなかにお気に入りのアートがあるというのはとても豊かなことだなぁと思います。
ちなみにお気に入りのモノ第一弾としてこちらの記事で紹介したのは、今年一番の大きな買い物<アートギャッベ>でした。
このギャッベも、色と質感がとても気に入ったのでした。
色と質感というのが、これが好き!と思うポイントなのかもしれません。
それにしても、明確な目標があってはじめたわではなく、ただ「書きたい」と思ってはじめたnote.
好きなモノについて、そのモノとの出会いや、なぜそれが好きなのかを言葉にすることで、ますます好きになるという循環が起こります。
「今日は何を書こうかな」とパソコンに向かう時間が、(今のところは)毎日の楽しみです。
そして、100%自分のために書いている文章を、読んでくださる方がいることもとても嬉しい。
(了)
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