【雑記】男性同士の友情について女性目線で思うこと
私がお付き合いしている男性の親友が、今晩アメリカへ経つ✈️
私の彼の親友は、絵に描いたような商社マンだ。(以降、「商社マン君」と呼称する)
商社マン君は、4-5年の駐在+現地でのMBAを計画しており、暫くは日本に帰ってこない予定だ。
ここ半年ほど、商社マン君は、仕事をしながら米国トップMBAを目指して勉強していた。しかしながら、学生時代に文系だった商社マン君は、数学が苦手なため、私の彼(理系)が商社マン君にGMATの数学を教えていた。
そのおかげで、商社マン君は、見事にGMATのスコアを爆上げし、某有名MBAの出願権を得た。
商社マン君と私の彼は、とても仲が良く、週末に彼と私がデートしている時にも、よく商社マン君(と、特定の彼女ではないようだが、可愛い女の子)も合流し、私も含めてみんなでご飯に行ったりするような仲だった。
商社マン君と私の彼は、性格があまり似ていない。商社マン君は陽キャでチャラいが、私の彼はどちらかというと地味で真面目な性格だ。
私が観ている限り、彼等は一緒にいる時、お互いを面白おかしくイジり倒している(🤣🤣笑)。私だったら、仮に女友達にあんな風に辛辣にダメ出しされたら傷ついてしまいそうだ。。
それでも、彼等は本音では、きちんとリスペクトし合っていることがなんとなく伝わってくる。その独特の雰囲気が、いかにも「男同士の友情」っぽいなぁと思う。
思えば、女性同士は、(少なくとも私の友人は)絶対に相手をイジったりしない。私達は、お互いの容姿やメイクやファッションを誉め合って、美容や恋愛の話をして、親友に嫌なことがあれば美味しいケーキや可愛いカフェに行って癒される。私達は、常にほんわかした雰囲気でいることが常だ。そういうどこか似たような雰囲気の、女性らしい女性とのほうが、私は仲良くなりやすい🌷
翻って、私の彼と商社マン君は、性格も恋愛感も雰囲気も全然違う(共通点を強いて探すなら、ビジネスセンスと国際感覚があることくらいだ)。彼等はそれでも、お互いを「親友」と呼んでいる。男性同士の言う「親友」という響きには、どこか、女性である私にはわからない重みを感じる。
きっと彼等も、離れ離れになるのは寂しい筈だ。それでも彼等は、「まぁ、俺らみたいなタイプは一つの国になんて留まらないから、仕方ないっしょ。」と言って笑っていた。その言葉を横で聞いていた私は、目頭が熱くなる感情を隠すことが精一杯だった。
商社マン君を見送った後、私の彼はすぐに切り替えて、仕事に集中し始めた。彼の背中はまるで、「アメリカへ経った商社マン君に負けたくない」という、メラメラと燃える闘志のようなものを、静かに背負っているように感じた。
私は暫く、彼を放っておくことにした。
男性というのは、別れ際にさえも弱さを見せない生き物なのだろうか?
それとも、彼等は本気で、物理的距離なんて大した問題ではないと思っているのだろうか?
男性同士の友情とは、離れてからもライバルのように、お互いの存在が原動力になるものなのだろうか?
私だったら、親友との別れなんて悲しくて、泣いてしまいそうだ。
結論:よくわからないが、男性は強い。