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pharmacyとドラッグストアと、なくてはならないとあると嬉しいと
昔、槙原敬之が「Pharmacy」というアルバムを出したときにどこか雑誌か何かに掲載されてたコメントが、すごく好きでした。
アメリカ(たぶん)を訪れたとき、Pharmacy(薬局)に入ると、そこには「なくても困らないかもしれないけど、あると嬉しいもの」がいろいろと置いてあって、今回のアルバムもそんな存在になるといいなとおもって、このタイトルにした
みたいな内容で、そういうの、なんかいいなぁ、と。
それ以来、自分が何かをするとき、自分の存在意義なんかを考えるとき、いつもそのコメントを思いだしては
「なくてはならない、にはなれないかもしれないけど、せめてあると嬉しいくらいにはなれるといいな」
なんて思ってきたものでした。
ところがいまや、当時いまほど市民権を得てなかったpharmacyは、「ドラッグストア」として生活に入り込み、いつのまにかなくてはならないものになってるんですよね。
そんなことをちょっと想って
自分がすることや作るものや、存在も。
いつかドラッグストアみたいになるといいなー、なんて。
考えたのでした。
誰かの、なにかのときの、「なくてはならない」に。
いつもいつも、特定の誰かの「なくてはならない」は
ちょっとプレッシャーだから、たまに、でいいかな。笑
なくてはならない、も
あると嬉しい、も
どちらもあるし、どちらにもなれる。
そんな感じが、いいなとおもうのでした。