吉本新喜劇にみる、フラットな社会
すち子がおもしろすぎて
年に何度か訪れる吉本新喜劇ブーム
初夏の陣です。
冒頭でなげるねぶり飴
欲しいなぁと思っていたら
人からいただいてしまいました。
我ながら、引きが強めです。笑
吉本新喜劇を改めてみてて
すごいなぁと思ったのは
人の身体的特徴をあげつらって
徹底的に笑い物にしてるんですよね。
それ以外にも、暴力団やら借金取りやら
セクハラパワハラ年寄り差別
人前で恥をかかせるなんて当たり前
(パンツミーなんてPVまである笑)
まぁもぅほんと見事なまでに
いまの社会でのNG事項ばかりで
しかも毎回執拗に言われ続けるわけで
(かぶせ、は関西の笑いの基本)
だからこそ、好き嫌いはあるやろけど
本人たちもそれを前に押し出して
これだけの人を楽しませてる、という。
身体的特徴や悲惨な事情を
おもろい舞台、という目標のもとで
笑いのネタとして平等に扱うこと
つまり、良し悪しで判断しないで
あるものを活かす、ということ
これってすごいフラットな社会やなぁ、と
今更ながら、感心してしまいました。
やれセクハラやらパワハラやらって
騒いでる方がよっぽど、差別的っていうか
根底にある差別意識が浮かぶというか…
いやはや。
お見事です、吉本新喜劇。