スターダストスキルについて(15等級時点)

 エリンの片隅からこんにちは。スターダストスキル育成が終わった朝綺波音です。

画像1

 必要なスキルを上げ切ったので、スターダストスキルについての所感をまとめていきます。

 以下、スターダストスキルそれぞれについて、解放順に解説していきます。スキルはスターダスト本体の等級を上げるごとに解放され、1-5等級でスキル本体が、6-10等級でそれぞれの「スマート」スキルが、11-15等級で「パワード」スキルが解放されます。そのため、項目の最後に各スキルの効果と個人的な育成優先度を挙げておきます。

 注意:以下の内容ではスターダストスキルの評価では本体等級による倍率上昇や発動後のディレイについて原則記載していません。倍率上昇については「15等級時にダメージ倍率が表記の1.2倍になる」というもので、ディレイについては一度に複数の効果を発揮できないというものです。一応、ディレイの存在により攻撃速度が速い攻撃ではブラスト・フレアの継続火力はスペックの見かけより低くなる傾向にあります。

前提:スターダストは守備的なスキルが強い

 そもそもの前提として、G25現在のマビノギはディヴァイン武器やテフデュイン産装備を始めとする強力な装備が揃っており、火力インフレの状態にあります。そのため、攻撃の手数を増やすことができるスキルが評価されています。

 第一弾アップデートの段階では追撃が発生するブラストとフレアの評価が高かったですが、第二弾で研究が進むにつれてブロー・ベール等の評価が大きく上がっていきました。

 分かりやすく説明するために、現状はボスを相手に様々な反撃を受けながら100ダメージの攻撃を10回行って1000ダメージを与えているとします。

 ブラストは威力45%(等級補正によりさらに×1.2)の追撃を30%の確率で発動させるため、平均すると100*0.45*1.2*3=162ダメージが増加します。最終ダメージは1162です。

 これに対し、例えばベールで硬直抵抗が発動する、ブローで取り巻きを退かすことで12回攻撃することができれば、最終的にダメージは1200となります。スターダストは連続攻撃と併用できるので、攻撃回数が増えればそれだけ連続攻撃の発動チャンスも増加させられます。

 こういった「攻撃機会の増加」こそが守備的なスキルの強みです。将来的にプレイヤーの火力がさらに上昇していく中、攻撃機会の増加が果たす役割は明白でしょう。

まずはここから「ブラスト」

 誰もが最初に通る道、ブラスト。

 デュアルガンの発射音と共にキャラクターの背後に浮いたスターダストがビームで追撃します。

 単体攻撃スキル専用で、追撃ダメージは基礎ダメージの最大45%、発動率は最大30%になります。

 ファイナルヒットやダッシュパンチなどはこれが発動しますが、ファイナルヒットはスプラッシュ部分に追撃ダメージが発生しません。調整版連続攻撃といった趣を感じさせます。

 ブラストとフレアの対応スキルは、「Fランク時点でスキルによって複数攻撃が発生するか」で設定されているものと思われます。そのため、5ランクからしかスプラッシュしないスマッシュ・マグナムショットや「武器そのもののスプラッシュ」で範囲攻撃するファイナルヒットはブラストが発動します。

スキル本体:追撃ダメージと追撃発動率上昇
スマート~:追撃発動率上昇
パワード~:追撃ダメージ上昇
育成優先度:スキル本体>スマート≧パワード

 スキル本体が最優先で、パワードは1等級時点でも15%バフと強力なためスマートを優先したほうがいいと私は考えていますが、威力と発動回数のどちらを優先するべきかはプレイスタイルや細かい計算により変動するのでそれぞれのプレイヤーにお任せします。

対応スキルが多い「フレア」

 二つ目のパッシブスキル、フレア。

 ブラストとは異なる発動音と共に、スターダストが追撃しますが、こちらは着弾地点で爆発します。

 こちらは範囲攻撃スキル専用で、追撃ダメージは基礎ダメージの最大40%、発動率は最大30%と少し火力が抑え目になっています。

 最近はチェーンスラッシュなどの範囲攻撃スキルが多用される傾向にあるため、クエスト道中で最も発動することの多いスターダストスキルでしょう。ブラストよりも少し低い威力とはいえ、クリティカルくらいの発動率で追撃が発動するため、ミリ残りの処理に関しては連続攻撃以上の信頼性があります。

 こちらも「Fランク時点でスキルによって複数攻撃が発生するか」で設定されているものと思われます。ウィンドミル等の分かりやすいスキルだけでなく、チャージで複数を攻撃できるライトニングボルトや、巻き込みが発生するランスチャージ等はフレアの対象です。

スキル本体:追撃ダメージと追撃発動率上昇
スマート~:追撃発動率上昇
パワード~:追撃ダメージ上昇
育成優先度:スキル本体>スマート≧パワード

 こちらもブラスト同様、スキル本体が最優先で、パワードは1等級時点でも15%バフと強力なためスマートを優先したほうがいいと私は考えていますが、威力と発動回数のどちらを優先して育てるべきかは個々のプレイスタイルによるところなのでそれぞれのプレイヤーによって結論が変わります。

意外と便利な「ブロー」

 三つ目のスキルにして初めてのアクティブスキル、ブロー。

 スターダストがキャラクターの頭上に浮かび、周囲をビームで薙ぎ払います。

 アクティブスキルであり、スキルは隠し才能タブにあります。発動すると半径5m以内の敵を8.5m吹き飛ばし、5秒間移動不能になるデバフを与えます。さらに、発動後4秒間ベールの発動率が4%上昇します。クールタイムは20秒。

 このスキルの強みはその発動タイミングの自由度にあります。なんと騎乗中・のけぞり中を除くほとんどのスキルの詠唱中・発動中に使えます。つまり、ナックルのコンボ中に取り巻きを吹き飛ばす使い方だけでなく、FH中に群がる敵を吹き飛ばしたり、シリエン・ヒルウェンでちょっかいをかけてくる敵を倒したり、異神化中に群がる敵を吹き飛ばしたりと幅広い運用が可能です。

 また、移動不能効果も強力で、特に敵の数が多いテフデュインクエストで活躍します。シンプルにクラーケンの足を殴るときにクラーケンジュニアを退かしたり、蘇った虚像VHで生贄部屋のサラマンダーを吹き飛ばした後放置できたり(少し待ってから発動すれば移動不能デバフのおかげで消滅まで動きません)、あるいはグレンデルの位置調整に利用したりと活用できる場面は沢山あります。

 ただし、サンドバーストや子守歌のように攻撃すると移動不能効果が切れてしまうので、その点は注意が必要です。

スキル本体:威力、吹き飛ばし距離、クールタイム、ベール発動率増加量と増加時間
スマート~:クールタイム、ベール発動率増加量と増加時間
パワード~:威力、吹き飛ばし距離
育成優先度:スキル本体≧スマート>パワード

 パワード~によって吹き飛ばし距離が大きく変化するので、連携を考える場合はパワードの強化をほどほどに止めておくのも手です。基本的にクールタイム短縮とベール発動率を求めて本体とスマートを強化し、吹き飛ばし距離が欲しくなった場合にパワードを上げるくらいがいいと思います。

拘束力と手数が優秀な「チェーサー」

 四つ目のスキルにしてもう一つのアクティブスキル、チェーサー。

 発動するとスターダストが上空に飛んでいき、指定範囲内に入った敵をロックオンしてビームソードの音と共に攻撃します。

 最大で半径6mほどの指定範囲に入った敵を一度に最大5体までロックオンします。ロックオンした対象を30秒間1.5秒ごとに攻撃し、最後の一撃はダメージが100%上昇します。クールタイムは50秒。

 等級を上げ切った場合、持続ダメージだけで影エリートの敵を倒すことができる程度の威力があります。また、一度ロックオンした対象に対しては射程無関係で相手が死ぬまで攻撃を続けます。さらに、回転中のタフルムなど、ロックオンした相手が無敵状態になっても攻撃を続けることができます。

 このスキルの強みは何よりも拘束力。5体までであれば1.5秒ごとに発動する攻撃によりほぼ無力化できるため、時間稼ぎには最適です。デスマーカーと組み合わせることで七回の悪夢で教団員を纏めて足止めすることもできます。 

 また、キャラクターの状況に依存せずに攻撃を行えるため、攻撃回数が必要な場面で輝きます。具体的にはギルガシやバロールの掴み攻撃やサキュバスクイーンの魂攻撃での安定度が大きく上がり、特にバロールは必要打数がVHでも最大10打というのもあり、難易度が大きく下がります。

 しかしながら最大ロックオン数が5体まででありそれ単体では敵の出現数によっては機能しにくく使いどころが限られる点、効果時間中は他のスターダストスキルが使えなくなる点など、最も不遇なスターダストスキルと言っていいでしょう。

 おそらく敵を感知した後、1発目の攻撃が入る前に相手が範囲を出ると不発になるため、攻撃範囲が極端に狭かった1stアップデート時点で活用することはほぼ不可能で、パワード~が解禁されてようやくまともな運用が可能になりました。

スターダスト本体:個数(≒等級)によって攻撃対象数が決まる
スキル本体:攻撃範囲、持続時間、威力、クールタイム
スマート~:持続ダメージ、クールタイム
パワード~:効果範囲、最終打撃ダメージ
育成優先度:スターダスト本体≧スキル本体=パワード>スマート

 スターダストの数=スターダスト本体の等級に依存して攻撃対象の数が増えること、パワード解禁のために少なくとも14等級までは上げる必要があることを考えると、スターダスト本体の等級を上げることが最優先となるスキルです。また、スキルは範囲が狭いと発動自体が難しくなるため、本体をそこそこ上げた後にパワードを上げ、スマートはクールタイムにストレスを感じるようならお好みで上げるくらいがいいと思います。

強化を終えた人へのご褒美「ベール」

 最後のスキルにして最強のスキル、ベールです。

 攻撃を受けた際に10%の確率で発動し、4秒間非ダウン状態となり、ダメージを97%軽減、さらに攻撃してきた相手に被ダメージの200%の反射ダメージを与えます。発動時にはマジックシールドの発動音が聞こえます。

 反射はボルト魔法のような扱いで、パッシブディフェンスのない相手には長い硬直が発生しますが、マナリフレクターLv2以上では硬直を無視して行動します。

 発動すれば被ダメージが大きく減少し、350近いダメージが20ダメージ前後まで軽減されるなど、かなりのダメージ減少が見込めます。フェスピアダのゲートのビームに被弾しながら格闘術のコンボを入れて生還することもできます。

 4秒間の非ダウンはきわめて強力で、ベール発動=最低でも一回行動のチャンスが確定することを意味します。そのチャンスを生かして敵に囲まれた状態からアンカーで逃走したり、逆に精霊時雨で反撃したり、あるいはシールドオブトラストで非ダウン時間を延長したりと様々な選択が取れます。

 しかしながら、ベールによって得られた一回行動の選択次第では逆にピンチになることもあります。イリュージョンサラマンダーをまとめてスピニングスラッシュしてドルカが空になる、タフルム複数個の回転を回避せずに死亡するなど、ベール中行動の選択が悩ましいスキルです。

 このスキルもパワード~解禁により発動率上昇と被ダメージ減少の恩恵を受けられ、その真価を発揮できるようになりました。

スキル本体:発動率、持続時間、被ダメージ減少量と反射ダメージ倍率
スマート~:持続時間、反射ダメージ倍率
パワード~:発動率、被ダメージ減少量
育成優先度:パワード>スキル本体>スマート

 15等級になるまでは上げてもスキル本体のみ、15等級になったらパワード優先で上げていくことになると思います。パワードによる被ダメージ減少がない場合、多段ヒットにより事故死するリスクが大きいため、15等級までは一切強化しないという考え方もあるようです。


結論:スターダストを上げよう

 ここまで読んだ上で、前提の「防御的スキルが強い」という意味は伝わったと思います。ブラスト・フレアなどの攻撃的スキルも強力ですが、防御的スキルはそれに輪をかけて強力です。これらのスキルのために、スターダストを強化しない手はありません。

 戦闘系クエストは、クエスト時間から「クエストを再受注する」基準値を決めるのがポイントです。特に、C等級までではアルビ・キア・マスは上級が2層構造と短いので通行証が許すなら受けたほうがいいです。

 生産系クエストは、試行回数・エルグ関係素材との兼ね合いを考えて取捨選択をするのがポイントです。特に、フレッタ型紙系は型紙の確保さえできれば比較的手数少なく作成できますが、高級生地等の材料と相談になります。また、料理材料としてC等級までは褐色毒マツタケ・ブリフネウィスキー・小麦粉、B等級からはトルティーヤ・ブルーベリー・鶏肉を意識して確保しておくと比較的手数が少ない料理クエストを埋められて便利です。

 これらの情報が皆様の助けになれば幸いです。



おまけ:教団員と戯れる一場面

         

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?