ノルウェー政府がセクハラ対策を率先、#MeTooをした20歳の政治家にインタビュー
【目次】
●ノルウェーのMeToo
●子ども・平等大臣の考え
●ノルウェー独自の課題とは
●国家平等会議で話されたこと
●「MeTooは、もう勘弁」という男性代表の声
●ノルウェーのMeToo代表・キリスト教民主党の青年部に所属していた20歳の政治家、ユリア・サンストさんにインタビュー「告発してから、気が楽になった」
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ノルウェー子ども・平等省が主催する「国家平等会議」開催されました。今年のテーマは、「#MeToo、それで、これからどうする?」。
権力者によるセクハラや性暴力を減らしたい。
みんなが、もっと安心して暮らせる社会にしたい。
私たちは、もう後戻りはしない。セクハラをする人が得する社会ではなく、損する社会を。
そのような強い意気込みが、会場からは伝わってきました。
2月28日にオスロにあるホテルで開催された会議。応募者が殺到し、参加できなかった人が多数いたそうです。
警察、病院、政府関係者、労働組合など、数多くの団体や企業の代表者が出席しました。
オープニングスピーチには、サプライズで、リンダ・ホフスタ・ヘッレラン 子ども・平等大臣(写真下)が登場しました。
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「MeTooが起きて、以前とは全く異なった価値観を、私たちは持つようになりました」と話す大臣。
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