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「世界一幸せな北欧」の幸福ハンター。富を求め、周囲の評価を気にする者たち
「お金持ちになって、完璧なボディとモデルのような顔を手に入れたい?」
「新しい車や大きな家が欲しい?」
「SNSでたくさんのフォロワーに愛され、有名になりたい?」
人間は、なぜ、お金、社会的ステイタス、外見美を求めるのか。
「世界で一番幸福な国」とされているノルウェー。
それなのに、なぜ、満足できずに欲望を追い続ける人がいるのか。
なぜ、SNSで見る他人に憧れ、金銭的に余裕がないにも関わらず、ブランド品や話題の商品を買う人がいるのか。
幸福のハンターたち。
価値観や現代社会問題、SNSが原因の若者のメンタルヘルスなどについて話し合うトークショーが、ノルウェーの首都オスロにあるノーベル平和センターで開催されました。
※ノーベル賞の中で、平和賞のみはノルウェーで授与されます。
Photo&Text: Asaki Abumi
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同館では、「富の世代」写真展が開催されています。
ノーベル平和センターといえば、平和や戦争などをイメージする人も。セレブやお金持ちを特集する写真展は、意外でしょうか?
広報イングヴィル・ランボルさんは、「貧困」と「経済格差」を考えさせるからこそ、写真展は実現したと取材で語りました。
15日のトークショーで話された内容の一部を紹介します。
『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。