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北欧音楽の最新トレンドが詰まった宝箱 オスロの音楽祭by:Larm 現地レポート
【内容】
●by:Larmって、どんなフェス?
●ぶるぶると寒さに震えながら移動する雪国ならではの祭り
●「北欧音楽賞」を受賞した国は?
●アワードで実力を認められないという女性アーティストとは?
●日本人、リナ・サワヤマも登場
●注目のアーティストたち
※各アーティストの名前をクリックすると、音楽を試聴できる動画サイトへと飛びます
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今年もこの時期がやってきた。
「ビーラルム」(by:Larm=街の騒音)には、ノルウェーを中心とする北欧(特にスカンジナヴィア3国)で、これから注目の若手アーティストが多く集まる。
日中は音楽業界関係者向けのカンファレンス。夜間は地元の人々たちにもオープンされた音楽祭。by:Larmは、2つの顔をもつ。
ノルウェーには他にも多くの音楽祭があるが、そこでのメインは大物アーティストたち。
by:Larmでは、国内の業界が、「これから売れるのではないか」と一押しする、まだ無名のアーティストの名前が目立つ。
他国からも業界人を招待し、新人を売り込むビジネスが、コンサート会場の裏で繰り広げられる。
1998年に初めて開催され、今年で20周年を迎えた。
Photo&Text: Asaki Abumi
『北欧の幸せな社会のつくり方: 10代からの政治と選挙』『ハイヒールを履かない女たち: 北欧・ジェンダー平等先進国の現場から』(かもがわ出版)発売中です。カラフルな写真とともに、ぱらぱらと読める北欧モデル資料集のようになっています。