夢見る頃を、過ぎても わたしにとってのミスiD
noteでは初めまして。朝木ちひろ(あさきちひろ)です。役者メインで時々モデルやタレント活動をしています。今年の2月に30歳になりました。
ミスiD2021のエントリーがもうすぐ締め切りということで。
私はミスiD2020でフェアプレー賞とVoCE賞の2つの賞をいただきました。
ミスiDを通して私の中で何が変わったのか、Twitterの文字数じゃ書ききれないのでこちらで書きます。
ミスiD2021を受けようか迷っている子、エントリーしたけどまだ不安な気持ちがある子の背中を押せれば幸いです。
ミスiDってコンテストの存在は結構前から知っていました。
でも(これって今もなお多くの人が勘違いしてると思うんですけど)ミスiDの「iD」ってアイドルって意味だと思っていて…なんなら読み方もミスアイドルだと思ってました…
だからやりたいお仕事のジャンルがアイドルではなくお芝居の私はこのコンテストには該当しないなって思っていて、受けようと思ったことはなかったです。
でも、ミスiD2019に舞台で以前共演した役者仲間の明澄ちゃんが出場して、応援するためCHEERZを登録してチアチアして…
明澄ちゃんがエントリーしたことが意外で、明澄ちゃんを応援しながら「あっミスiDってこんな感じのコンテストだったんだ」ってなんとなくわかりました。
でもそれでも来年受けたい!とまでは思ってなかったです。
きっかけがありました。
そのきっかけについては朝木ちひろのミスiDのプロフィールページの自己PR欄の文書、自己PR動画を見ていただくのが一番わかりやすいと思います。↓↓
https://miss-id.jp/nominee/11529
その時の感情をそのままぶつけた文書なので二度と書けません。あの動画も二度と同じことはできないです。
そのきっかけがあった時に、なんとなくミスiDのことが頭をよぎったんです。
もしかしていま時期的にエントリー期間中なんじゃないかって思って急いでサイトを調べました。
プレエントリー期間は終わっていて本エントリーまでの締め切りがギリギリでした。
迷っている暇はありませんでした。というかその時は出来ることに何か挑戦しないと苦しいって時期だったので、やるしかないくらいの気持ちでした。
ミスiD2020には4つのキャッチコピーがありました。
人の人生を笑うな。
地球が美しいとしたらわたしがあがいてるおかげ
どんなにつまんない人生だって私が主人公だし私が金字塔
世界はひとつじゃないルールも常識も女の子も
…このキャッチコピーの全てが当時の私につきささりました。自分に言われてる気がしました。
フォロワー数の増減に振り回されてる格好悪い役者、朝木ちひろをぶち壊したかった。
「ミスiDは事務所に入っている子の方が有利なんじゃないか」
「審査員のオキニの子が残れるんじゃないか」
そんな意見をSNSで見かけました。
私は芸能事務所に所属していますが(エントリーの際はマネージャーに手作り資料を持ってプレゼンして、エントリー許可をもらって事務所を通してエントリーしました。) ミスiDにおいてそれが有利になることはなかったです。土俵は同じ。同じルールに沿って戦うのみ。
審査員のオキニというのは…あながち間違ってないのではと思います笑 だってミスiDってそういうオーディションだから。私は審査員賞はいただいてないんですが、各審査員賞があるのはそういう意味なのかなって。
でもこれって実はめちゃくちゃ魅力的なポイントで。
色んなジャンルの沢山の審査員の方が自分を見て、もし1人でも審査員の心を射止めることができたら勝ちあがれるんです。他のコンテストと違うところはそこだと思います。
CHEERZの一般投票やアー写の売り上げのランキングとかも選考過程にありますが、でもそのランキングに漏れてもチャンスがあるんです。
(私は特定の審査員に気に入られてるとか選考期間中に思ったことはなく、受けたからにはとにかく爪痕を残したくてCHEERZの配信を毎日頑張って、アー写もめちゃめちゃ宣伝して…ってやってましたが💦あの時投票してくださった方、私のアー写を買ってくださった方、本当にありがとうございます。この恩は今後の活動で必ずや返します!)
どこを見られているかわからない。
でも確実に沢山の審査員の方々がエントリーした子を見ています。あらゆる角度で。
心が女の子だったらエントリーOK。エントリー当時29歳の私は他のコンテストだと年齢制限で引っかかっちゃうんですが、ミスiDは年齢も含めて評価してくれました。
ミスiDを受けて何が変わったか。
これは実は最近までよくわからなくて…
ミスiDは「大賞を取ったら映画のヒロインですよ」とか「雑誌の表紙ですよ」とか、そういった特典が最初から用意されてるコンテストじゃないので…
賞をいただいても何か世界が劇的に変わる感覚はありませんでした。
しかもフォロワーは相変わらず毎日のように減っていくし笑
でも、見てください、このお花。
3月に主演舞台に立った時にいただいたお花です。
こんなにお花をいただいたのは初めてです。
こういった形に残るものが全てではないと思うのですが(お金をかけない応援だって同じく私の活力になっています)
ゲネプロを終えてロビーに行ったときにお花を見て、いろんな感情が込み上げてきました。
「バラエティ番組でバズった女の子」じゃなくて、「役者としての朝木ちひろ」に興味を持って応援してくださっている方が増えた
そう感じたんです。
私は役者というお仕事は孤独な仕事だと思っていました。自己否定の繰り返しだし周りはライバルだらけで。でもお芝居が好きだからそれでも大丈夫って思ってました。
でも、ミスiDの選考期間の活動を通して"孤独"って思うのは失礼だなって思ったんです。だって応援してくださる方がいるんだから。
そう思えて強くなれたのは本当に大きかったです。
フォロワーの数を気にしててもしょうがない、
私は転んでも転んでも立ち上がる、どんなときも前を向いて歩くことを評価された「フェアプレー賞」を取った人間だぞ!って笑
あと、美容が大好きなのにそのことを「その外見で美容好きって言っちゃう?」って言われるのが怖くてあんまり言えなかったけど…
私は「 VoCE賞」取ったんだ、肌荒れしようがなんだろうが毎日美と戦ってるビューティファイター名乗って大丈夫!
ってなんか堂々とできるようになりました。
(美容の仕事いつか出来るといいな…!役者以外にも夢は沢山なのです)
嬉し泣きをした事ってありますか?
私はミスiDの授賞式で嬉し泣きをして、感情が爆発して訳の分からないスピーチをしてしまいました笑 (だいぶ尺を取ってしまい、その節はご迷惑をおかけしました…)
選考期間は悔し泣きもしました。
あと今だから言えるんですけど、やっぱりエントリーしたからには大賞を狙っていて、授賞式の帰り道に嬉しいと悔しい両方混じった涙を流しました。
そんな経験がいまの私を作っています。
実は私全然知らなくて、他のファイナリストの子から教えてもらったのですが…
ミスiDってめちゃくちゃ運営さんがウィットな対応をしてくださって、
自己PRの動画のコメント欄とか見るの辛かったらコメント欄消してくださったり、写真が嫌だったら大丈夫なタイミングで変えてくださったり、プロフィールの文書ミスった!ってなったら変えさせてくださったり。
そんなことしてくれるのはミスiDだけだと思います。すごいな〜すごいな〜…
だから先ずはチャレンジ、でも全然大丈夫だと思います。エントリーしたらもう引き返せないってことではないので…ミスiDは。
「夢見る頃を、過ぎても」
…今年のキャッチコピーもめちゃめちゃ素敵ですね。
ミスiD2021のサイトを見たら
いまこそ、夢を見よう。
自分だけの物語を紡ごう。
夢を見るのに、もう遅い、なんかない。
って書いてあってキュンとしちゃいました。
そしてnoteを書こうと思いました。
もしこの記事でミスiD2021受けてみようかなって思った子がいたら5月31日締め切りなので、やるっきゃないです。
エントリー概要URLはこちら↓↓
今年は書類選考全員通過のシステムということで(!!!)なんかすごいことになりそうですね…!!
エントリーする子、応援しています!!
朝木ちひろ