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行ってきました下呂温泉【日記】

3週間前、親から【ぎふたびコイン】というのを買ったけれど、期限が11月で切れるからどこかへ行こうとのことで。
新穂高や恵那も含めて楽天トラベルでざっと調べていたが、私の体調が不安定なため、当日調子悪ければ電車でもいけるようにと、下呂温泉へ泊まることにした。
父が下呂と言えば水明館だろうと取ろうとしたけれど、紅葉シーズンのためかいっぱいで匙を投げて出かけてしまったため、検討しようと思った5分後、母が電話でさっさと予約をとってしまった笑
木曽屋という旅館?に泊まることとなった。

11時8分発の富山行き特急に乗り、12時27分に着いたので、昼ごはんを食べに行く。
近場に良さそうな洋食もあったが、私の腹ごなしのためと、父が教えてくれた店に行くために1.5キロほど歩いた。
下呂駅から少し南へ行ったところにある、魚屋さんのやっているお寿司屋さん。駅から少し離れているので観光客は少ない。下呂と言えば岐阜市より内陸だが、岐阜市で食べるより美味しい魚を食べることができた。高山に行った時も思ったが、この辺り(国道41号線沿い)は、どうも富山からの直送ではないかと思う。新鮮なのだ。

サラダと赤だしがついて1300円のランチ。カニの軍艦もかまぼこではない。
母垂涎で別に注文したうずらの卵の軍艦。豊橋産の卵は丸みが保たれていて、卵の甘みが深く美味しかった。

昼ごはんを控えめにして、デザートを食べにカフェを探す。自家焙煎の珈琲店をめざしたが、あいにくとそこはイートイン不可。寿司屋から1キロほど歩いたので座りたく、ほかのカフェを探したが、ゆったりしたい気分だったため、水明館のラウンジへ。コーヒーと迷ったが、胃の調子がよくないので、抹茶にした。かわいらしい練り切りがついてきた。荒川豊蔵を思わせる茶碗である。茶碗を見ていると思う。ろくろやほかの製法で大量生産をして、生活を支えてきても、陶芸家としては表現をしたいのではなかろうかと。それを思うと、茶碗へ行き着くのは至極当たり前なことなのだろう。茶碗は実に思いを表現しやすい形と決まりを持っている。


水明館の中庭。

加藤栄三の絵画も飾ってあり、寄ってよかった。



温泉街らしい風景。


桜が咲いていた。


高台の山際に宿泊施設があるのが、少し熱海と似ている。しかし海は無い。


途中にあった神社。下呂らしい温泉神社や、水無神社の分社?もあった。


向かいのホテルの照明が綺麗だった。


木曽屋の夕食。高い食材でなんとかしようというかんじでなく、丁寧に作られていた。旅に出ると決めた時から食べたかったきのこ鍋も食べられた。ハナビラタケまで入って正にきのこ鍋という感じだった。ここの魚も美味しかった。
デザートのモンブランとイチジクのコンポート。

わたしがメニュー一覧を読み上げている間に、母はもう食べ始めていた笑

当日は風が強く、ちょうど冬の始まりの日だった。岐阜市も同じように寒かったらしい。
かぜに吹かれて3キロほど歩いたためか、夜寝ている時寒かったのか、翌日は絶不調だったので、残念ながら一日目しか写真はない。
チェックアウトの時間に父が車で迎えに来てくれていたので、せせらぎ街道へ向かったが、私は車中ずっと寝ていた。

初日宝くじを買ったので、それの抽選を今は心待ちにしている。

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