移植外来行ってきました「日記」
最初に書いてしまうと、それなりに情報が得られたけど、お金払って時間作って行くほどのものでもなかったな、というのが感想です。
これから移植を考える方向けに大まかに情報を挙げておきます。
★岐阜でも移植は行っている。ただし献腎移植の場合は東海北陸ブロックの中から拒絶反応の少なそうな方が選ばれる。
★献腎移植の登録は最初3万円。その5年間5千円程度かかる。
★献腎移植の待ち期間は、早くても15年程度。
★生体腎移植の場合、双方ががん細胞や感染症を持っていないかなど詳しく調べる。結構費用がかかるので、検査は一つずつ行うため、非常に時間がかかる(お金をかけて検査したものの使えなかったというクレームを避けるためと思われる)。
★ドナーは移植後一週間で退院、本人は移植前一週間程度移植後二週間程度入院(ちょっと自信がないです)。その後仕事の内容によっては2ヶ月の安静を必要とする。
★ドナーは腎臓を取り出したあと、現在の腎機能の6から7割の機能まで落ちる。そのため、そもそもドナーの腎機能が悪ければ、移植後ドナーが透析が必要となるため、慎重に検査する。
★糖尿病性腎症になる可能性もあるため、ドナーはヘモグロビンエーワンシーを6.5まで下げて置く必要がある。
★ドナーも毎年病院へかかる必要がある。
★ドナーの年齢は、基本的には70歳まで。ただし体力次第。全身麻酔に耐えられるかどうかでおそらく判断される。
★移植後は免疫抑制剤をのみつづけないといけない。免疫抑制剤は月に二十万程度かかるが、補助制度あり。
★海外で移植を行った場合、診療を断られることが多い。診療するところもあるが、全て私費になる。免疫抑制剤も私費になるため、莫大な費用がかかる。
★身体障害者一級になるが、障害年金は出ない。
ざっとこのような話だった気がします。
何かお聞きになりたい方は、お答えいたしますので、コメントをください。
とかく費用面の話が多く、どうもその辺りでトラブルがおこることが多いのだと感じました。