狐の嫁入り【SF ショートショート】
今日はいい天気だ。かんからかんに晴れ上がって、洗濯物がよく乾きそうだ。
ぼうっとTVを見ていたら、カンカンカンと音がしてきた。ベランダの床を、大粒の雨が打つ音だった。こんなに良い天気なのに。
慌てて洗濯物を入れ、乾いたものだけ畳んでいると、ピンポーンとチャイムが鳴った。
「はーい」と答え、スコープを覗くが誰もいない。
いたずらか?と思いながらドアを開けると、小さな白狐がちょこんと座っていた。
かわいい。抱きしめたい。小動物には目がないのだ。抱きしめてモフりたい。
衝動を抑えよくよく見ると、綿帽子をかぶって口元には紅をひいている。
「ユキです。俊博さんにもらって頂きに参りました」
「え?…ユキ…?もらう…って?」
もらう?こんなかわいい狐、飼いたい気持ちは山々だが。
「…俊博さん、もしかして、ユキのこと、お忘れになったんじゃないでしょうね」
俺はギクッとした。
「いや、忘れるなんて…そんな…」
「俊博さん、たんぽぽの咲く野原で、大きくなったらユキと結婚するとおっしゃったでしょう」
「え…それはその…」
「ひどーい。やっぱりお忘れになったのね!」
「いや、違うんだ…その…」
慌てて部屋で寝ていたポチを抱いてくる。
「ごめん!俺、ポチさんと結婚しちゃったんだ…、その、ポチさん、とても苦労されてて、俺が助けなきゃって思って…」
「そ…そんな…わたし…俊博さんと一緒になることを、ずっと夢見てきたのに…。でも、仕方ありません。ポチさんとどうかお幸せに…」
そう言うと、白狐はすうっと消え、雨がやんだ。
目を覚ましたポチは、大あくびをしている。
「ポチ、助かったよー」
ポチをぎゅっと抱きしめる。
「それにしても、男同士で結婚したことになっちゃったなあ」
ポチはオスなのだ。でも、ダンボール箱に捨てられていたのだから、苦労したのは嘘ではないだろう。
その後も度々天気雨が降り、はっと気づくとユキがこちらを見ていることがあった。
これは嘘をつき通すしかなさそうだ。
俺はオス犬と添い遂げることになった。
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みなさま、ご無事でしょうか?
雨の災害が各地で起こっているので……。
うちも避難指示でましたが、特に被害はありませんでした。
月曜日の副腎の検査、無事終わりました☺
来週結果が分かるとのことです。
明日は雨がひどくなければ漢方クリニックへ行って、明後日睡眠薬を貰いにいく予定です。
明後日は、少し仕事することになりそうです💻
先週ちょっと体調不良だったので、今月は様子見して、来月から本格的に働こうかなと思ってます。
そうそう。聞いてください!
昨日手こね寿司を作りました!
元を使ったんですけど。
めっちゃ美味しくできたので(^q^)
スーパー行ったら、本まぐろとキハダマグロが一つずつだけ残ってて。各300円引き!!
(そのスーパーは水曜定休なんです)
途中、お茶を飲んで、のんびり行ったのが功を奏しました!
漬け込んだマグロです♫
真ん中が本まぐろです。
あおさの味噌汁も作りました✨
写真にないですが、畑でとれたきゅうりの浅漬けもあって、定食気分です🤩
元は、お伊勢さんのおかげ横丁で買ったものです😄
お伊勢さん行かれる際は、よかったら買ってみてください✨