ネカフェについて驚いた話【エッセイ】
ネカフェ難民という言葉は聞いたことあった。
けれどまさか本当にこれほどまでに行き場のない方の受け皿になっているとは‥という動画を目にした。
ネカフェは営利目的の場所だし、厄介な客お断りなのは仕方ない。
現場で働く人の気持ちとしてはもっともなことだ。
だからそれでも受け皿になっているネカフェの店員さんには尊敬する。
けれどそこを最後の砦としている、色んな事情のある方については、本来行政が手を差し伸べるべきなのである。精神障害のある方については病院を紹介し、入院費だって建て替えてもいいと思う。軽快したら返すということで。ん?ちょっと待って、手帳を持っているというシチュエーションだったから、無料で医療が利用できるはずなのではないだろうか。
知的障害のある方にもきちんと療育手帳を渡し、いろんなサービスを利用してもらうべきである。
ドラッグ中毒者は、ひとまずダルクに行ってもらったり。その前に捕まるだろうが、一年位でひどいドラッグ中毒が収まるとは思えない。
そんなふうに、何らかの手立てがあるはずなのである。
ネカフェ側から相談してもいいが、そんなのは行政が積極的に動いてセーフティネットからもれるひとのないようにすべきである。もしくはネカフェとしても相談しているが行政が動いてくれないのかもしれない。警察へ突き出したら初めて動くつもりなのだろうか。
実際ひどい目にあってきた人々は、世間や行政なんて‥都言うかもしれない。
けれど今のこの格差の開いた終末期の資本主義の国だからこそ、必要なケアだと思う。
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