美容整形何から手をつけたらいいかわからない時：目標の設定から必要な手術の決定までの手順
美容整形、なにから手をつけたらいい…？
朝香夜風です。普段は骨と歯と免疫の研究をしています。
綺麗になりたいと思って美容整形を調べているうちに、情報がありすぎて何をしたらいいのかわからなくなりました。
爆美女に少しでも近づきたいけど、何をすればいいのか…？
やりたいことありすぎて沼にはまりそうだけど一体全部でいくらかかるのか…？
同じ状況の人、たくさんいると思います。
私の場合、必要最低限の手術と費用で最大限いい感じにするために1年くらいダラダラと調べ続け、「何をしたらいいか」がようやく見えてきたのでカウンセリング巡りを始めたところです。
結局、やりたいことがありすぎる悩みも、何をしたらいいかわからない悩みも、整理してみると以下の3つが明確になったことで方針が定まった気がします。
①そもそもどんな顔が自分の理想？
②理想に近づけるために、どんな顔を目指せばいい？
③そのために、自分の顔をどう変えればいい？
この①～③を明確にするために私がやったことを、順を追って記録していきます。
必要な物
・画像編集ソフト(GoodNote, MedibanPaintingなど)
・ペンタブ、液タブ、ipadとapple pencileなど絵を描くツール
ソフトで画像を取り込んで、その上に線を書き込める環境だと便利です。
でもたぶんスマホ/パソコンとコピー用紙とペンでもどうにかなる。
①そもそもどんな顔が自分の理想？
世の中には美しい人がたくさんいますが、いろいろな系統の美女がいすぎて何を目指したらいいのかがわからなくなっていました。そこで、自分がふだんSNSを見ていて、なんとなくこの人の顔好きだな～と感じる顔をスクショを取ってピックアップしていきました。そういう好感度を抱く顔って自分と顔の系統が似ていることが多いんだそうです。なので、その中の最も「うわ最高！」と思った顔がおそらく整形で近づける最高峰の理想の顔のはず。
私の場合はSHN48のキクちゃん、この動画がSNSで流れてきたとき卒倒しました。最高すぎる！
系統が似てることを判断するのには顔タイプ診断が便利です。実際、キクちゃんは顔タイプがフェミニン寄りのフレッシュらしいのですが、私は顔タイプフレッシュ寄りのソフトエレガントです。私にとって好感度の高い顔と自分の顔タイプはそこまで大きくズレてはなさそうでした。
反対に例えば新垣結衣さん、橋本環奈さんなどは美しいけれど私にとって「なんとなく好きな顔」ではないです。実際、彼女らはキュート・アクキュ系統のため少しソフエレからは離れます。同様にクールやクーカジュ系統の女優さんも「なんとなく好きな顔」には入っていませんでした。
また、美しいと感じる顔と推しの系統の顔は別物だということが注意ポイントでした。推しの顔になろうとすると自分と顔の系統と大幅にズレることが多かったです。あくまでも「なんとなく好き」というところが重要なようです。
このとき選ぶならMVなどの映像作品や写真集のある人のほうが楽です。いろいろな角度の顔が見られる方が後の作業が楽になります。
なんとなくで選んだ人と自分の顔の系統が大きく異なる場合、できれば顔タイプ診断で隣り合った位置にある顔の系統の中から理想の顔を選ぶと良いと思います。
https://kaotype.jp/kaotype/
キュート → アクキュ、フレッシュ
アクキュ → キュート、フレッシュ、ソフエレ
フレッシュ→ クーカジュ、ソフエレ、キュート、アクキュ
クーカジュ→ フレッシュ、ソフエレ
フェミニン→ エレガント、ソフエレ
といった感じでしょうか。
逆に、クーカジュ→フェミニンやクール→キュートなどは難しいかもしれません。
特に縦方向は顔のパーツの位置に大きく関係してきます。縦方向で距離が遠い系統の顔は骨格を大きく変える必要があり、目指すのに大がかりな手術を要する可能性が高いです。
②理想に近づけるために、どんな顔を目指せばいい？
理想の顔が明確になったとはいえ、それと全く同じ顔にすることはできません。なので次に、「自分の顔から目指せる最大限の美しい顔」を考えていきました。やったことの大まかな流れは以下の通り。
1．自分の顔と似てる芸能人を探す
2．(自分と似てる芸能人×2)+自分の顔の合成画像を作成する
→自分の欠点を平均化で相殺した顔画像を作る
3．理想の顔の芸能人をさらに合成し、最大限の理想顔を作る
1．自分の顔と似てる芸能人を探す
まず、自分と顔の系統やパーツの配置が似ている芸能人を何人かピックアップします。そのときに活躍したアプリは以下の通り。
・そっくりさん
・FaceChecker
・FaceScore
どのアプリも顔のパーツ配置を元にして似たパーツ配置の芸能人をピックアップしてくれます。私の場合、「二階堂ふみ」「夏菜」が似ている芸能人としてあがりました。自撮り画像を変えて試すと診断結果も変わりますが、自分なりにしっくり来た人を選べばいいと思います。
2．(自分と似てる芸能人×2)+自分の顔の合成画像を作成する
顔画像は合成人数が増えて平均顔に近づくほど欠点がなくなります。私の顔は欠点だらけですが、芸能人は欠点の少ない顔なので、私と芸能人の顔と合成することで「平均化されて欠点が相殺された自分の顔」を把握することができます。
このとき活躍したアプリはPhotoLayers。
背景画像に自分の顔、追加画像に似ている芸能人の顔を選択し、黒目の位置と大きさ、鼻先の位置を基準に重ね合わせます。位置の調整ができたら「二階堂ふみ」「夏菜」をそれぞれ透過度50％にして合成します。
ここでの目的は目指せる最大限の美しい顔を把握することです。盛れてないと自分成分が足を引っ張るので、最大限盛れてる写真を選びます。
また、芸能人画像の透過度を下げて(＝濃くして)自分成分を薄めるほどイイ感じになりますが我慢して透過度は50％程度に抑えるのが現実的でしょう。
作成した画像がこんな感じです。この「平均化されて欠点が相殺された自分の顔」が自然な感じで美しく整形した場合の目的地のイメージです。
3．理想の顔の芸能人をさらに合成し、最大限の理想顔を作る
作成した画像にさらに「キクちゃん」を重ねていきます。先ほどの画像を作った時と異なり、キクちゃんと私は顔のパーツ配置が結構違っていたため合成が難しかったです。瞳の位置を基準にどうにか辻褄が合うように重ねていきます。
そのほか、なんとなくいいな～と思う理想顔として「新木優子」と「ハンソヒ」のバージョンも作成しています。
最終的にできたのがこんな感じ。これが「最大限の理想顔」になります。
右下:朝香の証明写真
なんとなくこんな感じを目指していきたいな～というイメージがつかめてきました。
最初に作った「平均化されて欠点が相殺された自分の顔」が自然な感じで美しくした場合の目的地だとすると、次に作った「最大限の理想顔」がちょっと無理して美しくした場合の目的地として把握しておきます。この二つの間のどこかが最終的な落とし所になる可能性が高いです。これらを自分の理想のイメージとしてカウンセリングなどで提示していくことになります。
③そのために、自分の顔をどう変えればいい？
先ほどの画像作成によって目的地が明確になりました。そこで次に行ったのが現在地の把握です。つまり自分の顔の状態を明確に把握すること。
正直これが一番ハードな作業です。自分の顔の現実と向き合わねばなりません。苦行ですが、これから変えるんだ！という強い意志で乗り切ることが大事です。絶望して悲しくならないように、メンタルの調子が良いときに行うのが良いでしょう。
やったことの大まかな流れは以下の通り。
1．自分の顔のパーツ配置・輪郭の比率を調べ、
変えなくてよい部分や変えるとバランスが崩れてしまう部分を明確にする
2．画像ソフトで自分と理想芸能人の顔を線画にして比較し、
変えるべき部分を明確にする
1．自分の顔のパーツ配置・輪郭の比率を調べ、変えなくてよい部分や変えるとバランスが崩れてしまう部分を明確にする
顔の分析をしてくれるアプリを用いて自分の顔のパーツ配置や比率を確認していきます。このとき使ったアプリはFacesScoreとFaceChecker。
こんな感じの画面が出てきて、自分の顔の比率と理想の比率を教えてくれます。これをどこかにメモしておきます。自分の顔写真に書き込んでおくとカウンセリングの時などに使えて便利です。以下では朝香の似顔絵に比率を書き込んだものを掲載します。
例えば上顔面：中顔面：下顔面の理想比は1：1：1です。
私の場合、1：1.1：0.9なので、中顔面が若干長く、下顔面が短いことがわかります。なので例えば、顎ヒアルなどで下顔面が少し長くなることは問題ないですが、ACR改善のために鼻中隔を延長して鼻先が下がるような施術は中顔面がより長く見えるようになり不適切だとわかります。また、実際に定規で測ってみると下顔面の長さが5.7 cmでした。比計算から、私の上顔面：中顔面：下顔面の長さは6.3 cm：6.7 cm：5.7 cmであるため、顎ヒアルによって顎を少しとがらせたり伸ばしたりする場合には5.7 cm→6.3 cmの0.6 ㎜アップを目指せば理想の比率に近づくことがわかります。
同様に、こめかみ～目尻：目幅：目と目の間の理想比は1：1：1ですが、朝香の場合0.6：１：1.4です。かなり離れ目であることがわかります。目を大きくする場合は目頭切開や目上切開はしてもいいですが、目尻切開は控えたほうが良いということがわかります。さらに比率改善のためにはこめかみヒアルや脂肪移植を検討すべきでしょう。
これを把握したことで、普段のメイクを改善するのにも役立ちました。
目尻横に長く伸ばすアイラインを引くとより離れ目に見えてしまうので短くラインを引くように改善したり、中顔面を短く見せるために涙袋にアイシャドウをいれて下まつげにマスカラをすることを意識するようになり、なんとなく顔がマシになった気がします。
また、先ほど作った理想顔画像の比率も測定しておくと、それに近づけるように施術箇所を考える上で役立ちます。
2．画像ソフトで自分と理想芸能人の顔を線画にして比較し、変えるべき部分をどの程度変えるのかを明確にする
必ずしも線画にする必要は無いのですが、線画の方が明確に差が理解できるのでおすすめです。明確な分ショックも大きいです。朝香はGOODNOTEというアプリで写真を取り込んで、その上からペンで輪郭をなぞっています。
例えば、朝香の横顔(黒)と、キクちゃんの横顔(赤)の線画が下の画像です。朝香はよくTwitterで見るチー牛の顔のようですね。絶望です。パッと見ても口ゴボで顎が無く中顔面が陥没気味なのがわかります。
この2つを重ね合わせてみると、どこをどう変えれば良いのかがより明確にわかります。額は脂肪移植やヒアルロン酸で持ち上げ、猫貴族手術により中顔面を前に出す必要があります。鼻先が少々下向きなので若干上に向けつつ、鼻翼基部の挙上分を差し引いて少しだけ鼻先を高くし、同時に歯列矯正により口元の前突を引っ込め、顎はヒアルロン酸等で数ミリ程度斜め下に出します。バランスを見つつ、メーラー除去や糸リフトなどで頬の肉をスッキリさせるのも必要な気がします。鼻翼基部挙上により小鼻の形が影響を受けるはずですから、様子を見つつ段階的に鼻孔縁挙上なども検討すべきでしょう。
同様にして正面顔も比較します。
重ね合わせてみると、目に関しては目上切開と目頭切開で斜め上方向に目を大きくする必要があるとわかります。
鼻と口の位置が大きく異なるのですが、これは変えようが無いのであきらめます。口角挙上のボトックスなどは検討しても良いかもしれません。
朝香は頬骨が出ているのですが、重ね合わせてみると赤い線の輪郭から大幅に頬骨が突出している訳でもなさそうです。むしろこめかみや頬骨の下がコケていると捉える方が良さそうです。頬骨を安易に削ってしまうと面長に見えてしまう可能性もあります。
朝香は比率的に下顔面が短めだと把握しましたが、実際重ね合わせ画像を見ても、顎も少し下方に尖らせると良さそうです。
まとめ
最終的に朝香は下記の手術を検討することにしました。
・抜歯歯科矯正による口元の前突解消
・鼻翼基部挙上
・鼻尖形成/鼻中隔延長
・顎ヒアル
・こめかみ・額脂肪移植
この中で抜歯歯科矯正が最も時間がかかる事から、まず最初に着手しました。
基本的に、骨格や土台に影響する部分から変えると後戻りせずにいくので、時点で鼻翼基部挙上を考えています。鼻を少し高くするために鼻翼基部と同時に鼻尖形成と鼻中隔延長も検討中です。朝香の場合、正面から見て鼻柱が下に下がるような変化は中顔面がより長く見えるので要注意です。
朝香は頬骨が出ていますが、重ね合わせ画像を見る限り削るより頬骨下とこめかみにボリュームを足した方がよさそうでした。特にこめかみは、こめかみ～目尻：目幅：目と目の間の比が0.6：1：1.4 なのを理想比の1：1：1に近づけるためにも必須です。顎ヒアルは何かの施術と同時にやる予定でいます。
目頭目上切開も考えてはいるのですが、目をいじると整形バレする可能性が非常に高いので慎重に検討することにしました。
こんな感じで何をやるかが決まり、鼻翼基部挙上のカウンセリング巡りをしていますので、その話もいずれレポートします。
Twitterもよろしくお願いします。
カウンセリングで聞いたことなどをtweetしています。
以上。
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