今日は足にできる瘤(こぶ)についてのお話です。
足に瘤ができている人は、まず、妊婦健診の際に医師に伝えて診てもらいましょう。
多くの場合、静脈瘤(じょうみゃくりゅう)と言って、足の静脈がふくらんでいる状態です。
女性ホルモンの影響や子宮が大きくなったことにより、足からの静脈血が心臓へ戻りにくくなって発生します。経産婦さんには、より起こりやすく、また、外陰部にできることもあります。
ほとんどが問題になることはなく、分娩後に軽くなります。
①長時間立ったり歩いたりを避ける
②横になる時に足を高くする
③左下にして横になる
④マッサージや足首の曲げ伸ばしで血液を心臓へ送り出す
⑤弾性ストッキングを着用する
などのケアをしてみてください。
また、痛みを伴ったり、炎症を起こして赤くなったり、ふくらはぎ全体が腫れた場合は、怖い血栓症の可能性がありますので、すぐにかかりつけの医師に相談してください。