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【トランプ大統領就任に思う】僕のバイブル~人間に絶望することなかれ
■132年ぶり!
ついに、トランプ大統領が就任しました。
グローバー・クリーブランド以来、2人目の返り咲き大統領。
132年前ということですから、やはり偉業です。
4年前の敗北からの復活です。
一言で語るのは簡単ですが、改めて、その突破力は凄い。
すでに、記録的な数の大統領令に署名し、
様々な物議を生んでいますが、
僕が個人的に注目しているのが、
ケネディ大統領暗殺に関する機密文書を公開
すると述べていること。
ケネディ大統領の甥っ子、
ロバート・ケネディ・ジュニアが厚生長官に就任という
ニュースも重なり、目が離せません。
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■僕の価値観を形作ってくれた
『ケネディからの伝言』(落合信彦著/小学館)
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これが、僕のバイブルです。
ジョン・F・ケネディと、
その弟ロバート・F・ケネディにスポットを当て、
真のステーツマン(政治家)とは何なのか、
真のダンディズムとは何なのかについて書かれたノンフィクション。
今から32年前、中学生の頃に出会った一冊。
以来、
落ち込んだり悩んだりすると、
事あるごとに何度も何度も紐解いてきました。
比較的僕は、
同じ本を繰り返し読む傾向が強いタイプなのですが、
最も読み返した回数が多い本だと思います。
中学一年生の春に
『アメリカよ!あめりかよ!』という本に出会って以来、
僕は国際政治ジャーナリスト落合信彦さんの大ファンとなり、
落合作品を貪るように読みふけりました。
落合信彦さんは、
僕の人生の指針を明確に与えてくれた方であり、
本の魅力、活字の力を教えていただいた最初の方。
帯に書かれていたキャッチコピー、
これが今でも忘れられません。
“日本人よ。「政治家」に失望するとも「人間」に失望することなかれ。
~かつてアメリカ人を奮い立たせ、クリントン新大統領を
政治の道へと歩ませたケネディ兄弟。いまそのエッセンスが蘇る”
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■人生の岐路に、出会い
初めてこの本に出会ったのは、
前述したように思春期の多感な頃。
人間の意志の偉大さと、
志が生み出す可能性に、
何度気持ちが沸き立ったかわかりません。
ちなみに、この『ケネディからの伝言』には、
ジョン・ケネディ(兄)と
ロバート・ケネディ(弟)の演説原稿が
原文のままいくつも紹介されています。
大学浪人生のときは
この演説を丸暗記して英語の勉強にも役立てていました。
"And so, my fellow Americans ;
ask not what your country can do for you-
ask what you can do for your country."
「ゆえにわが同胞アメリカ国民よ、
国家があなた方のために何をするかではなく、
あなた方が国家のために何ができるのかを問うてもらいたい」
歴代でも圧倒的に有名な、大統領就任演説の一部。
韻の踏み方や表現の美しさなど、本当に多くを学びました。
美しい言葉に触れるから、
美しい価値観が育まれる。
優れたスピーチに触れるから、
優れたスピーカーになれる。
トランプ大統領の就任を機に、
久しぶりにまた、このバイブルを紐解くことになりそうです。
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代表取締役 浅川智仁