
投資知識ゼロベース・現預金派だった私が投資を勉強した書籍4冊をご紹介。
1 あさか主任がお金の勉強を始めたワケ。
(1)現預金派だった。
私は県に就職してから5年間、お恥ずかしながら現預金派でした。
理由は、両親から『株は損をするもの。怖いものだから手を出してはいけない。預金や財形が安全。』と言われたことが、記憶に残っていたから。そして、『誰もお金のことについて教えてくれなかったから。』の2点だと思います。
(2)株式投資で資産を増やす方法との出会い。
株式投資を始めるきっかけをくれたのは、同じく当時、公務員として市役所に勤務していた親族でした。証券口座を開設し、投資信託で資産形成を始めたこと教えてくれました。信頼できる同年代の親族がやっているなら私もやってみようかな。くらいの気持ちで証券口座を開設したのが始まりです。そこから書籍などで勉強を始めました。
(3)生活防衛資金を現預金で貯めたあとは、お金に働いてもらおう。
すぐに引き出すことのできる現預金はとても大切で、ある一定額は確保しておかねばなりません。現預金が確保できたらあとはお金に働いてもらう方法を考えましょう。私の場合は『旧NISA・新NISA』で資産運用をしています。
2 国内株式や投資信託を購入するまで
(1)証券口座の開設
ネット証券で証券口座を開設しました。口座の開設から資金の入金までが一番面倒だった気がします。口座開設と入金まで完了すればあとは商品を購入するだけです。
(2)商品の購入
私は投資信託を中心に旧NISAと新NISA(つみたて投資枠・成長投資枠)で資産運用をしています。投資信託・国内株式・米国株式(ほんの少し)を購入しています。
(3)国内株式・個別株について
国内株式・個別株については、基本的には大型株を中心に購入しています。
株主優待が魅力的な株式を購入したり、業界の動向が分かる分野の企業の株式を購入しています。トレードは基本的にやっていません。基本的にはインカムゲイン(投資した資産を保有していることで得られる収入)を前提に株価が上がったらたまに売却してキャピタルゲインを得るというパターンに落ち着きました。
3 株式投資で資産形成を始めた所感
(1)株式投資とは『現在の確実な現金』と『将来の不確実な利益』の交換
銀行員をしていた友人が『株は生き物だから、上がるか下がるか正確に予想することは難しいよ。』と言っていたことがあります。プラス『利益を得る』ことができる可能性の裏に、マイナス『損をするリスク』がつきものです。つまりは株式投資は、『現在の確実な現金』と『将来の不確実な利益』の交換ということになります。株価を予想するためには、テクニカル分析やファンダメンタルズ分析など用いたり、移動平均線を定期的に注視する必要があります。
(2)何も知らずに海に飛び込むことはリスク
何も知らずに株式投資を始めることは危険です。きちんと『理論』と『実践』をのバランスを取りましょう。
『理論』:書籍などで株式投資について勉強すること。
『実践』:実際に証券口座を開設して、売買を経験すること。
手法を知ったうえで、経験を活かして、理論を活用することが必要だと思います。
4 参考書籍の紹介
(1)参考書籍
私が株式投資を始める前に勉強した書籍を紹介しています。
ご興味ある方は、ご覧ください。
① たぱぞう式 投資のきほん~はじめてでも儲かる!
投資とはなにか?の全体像をこちらの書籍で勉強しました。
② 株トレ 窪田真之著
投資とは何かを勉強した後はチャートの読み方です。
株の売買には、チャートを見ることが必須。お恥ずかしながら、チャートってなに?というところから、この本で勉強しました。
③ 株・証券用語がよ~くわかる本 石原敬子著
株式用語はわからないことだらけでした。
株式のことで分からない用語は、これで調べる!辞書のようなに活用しました。
④ たぱぞう式米国株投資 たぱぞう著
ネットでは米国株がいいとか、過去100年右肩上がりだとか、様々な情報を目にしていたので、米国株についても知っておいた方がいいかな?と思い、米国株についてはこちらを参考に勉強しました。
注意事項
当記事で掲載している情報やデータは、あくまで個人の所感や経験に基づくものであり、投資の勧誘や売買推奨を目的としたものではありません。当記事で得た情報は、ご自身の判断と責任において利用されますようお願いします。一切の責任は負いかねます。
6 みなさんへメッセージ
過去の右肩上がりの経済成長の中では、賃金は上昇し現金の価値も上昇していました。預金の金利も高く、預金が立派な投資であったといえると思います。現在は、現預金で保有していても、その価値は目減りしていきます。時代の流れの中で、その時代に合った資産形成の方法で自身の資産を守り、そして賢く増やしていく知識や行動が求められていると思います。この記事が行動しようとしているみなさんの参考になれば嬉しいです。
2024年8月23日 あさか主任