孑孑日記⑬ 暑さ耐性
今日、多治見に行く予定があった。午前で用を済ませて多治見駅に戻り、ロータリーの時計兼温度表示を見ると35℃だった。僕は一瞬ビックリしてしまった。というのも、比較的過ごしやすかったからだ。とはいえずっと日の下にいても平気というものではないが、このくらいなら多少歩き回ったって問題ないと思っていたのである。
中学のとき野球をやっていて、夏休みの練習には、毎朝新聞で気温を確認してから行くのだった。そのとき、36℃なら「まだまし」、35℃なら「涼しめ」、それ未満なら「涼しい!」と思っていた。一般的にはなかなか狂っているが、屋外スポースの部活動に参加していた人のなかには、共感してくれる人もいるんじゃなかろうか。
さて多治見駅からの帰りの電車のなかで35℃が涼しいなんてな〜と呑気に座っていたところ、Twitter(現X)で体温より気温が低いとすごしやすい、と述べたツイート(現X)を発見して、自分の独自性が損なわれた気がした。何だよ、みんな感じるんじゃないか。野球部時代についた暑さ耐性は、別によくある話なのか? いまひとつ納得しがたい話である。
(2023.8.4)
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