第32回『トレンチコートに長いダウンの影』

トレンチコートが好き。
銭形のとっつぁん、就活みたいと思われてもいい。
とにかく私はベージュのトレンチコートが好きだ。

それなのに突然やってきた冬に耐えられず、大好きなトレンチコートを横目に、ダウンに袖を通してしまった。
冷たく吹く風に風邪をひいていませんか。
どうも、あさい妹です。

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ここでは、血は繋がっていないけれど
きっとどこかで繋がっているであろう
『浅井』という同姓の2人が交換noteをします。
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今回は久しぶりに日常のことを書きたくなったので、写真と一緒に振り返っていきたいと思います。



1.『わたしを空腹にしない方がいい』
自分の口から出てきたようなタイトルで、即買いしてしまった本。

私は空腹になると
体温が下がり、顔色が悪くなる。


2.ある日、夫がシールを買ってきた。夫はそのシールを一枚一枚丁寧に調味料に貼り、油性ペンで目を入れはじめた。

「やぁ!」
うちの調味料にはみんな目がついている。
これはお気に入りのラー油『文菜華』。


3.『笑う犬の冒険』というテレビ番組があったのを覚えているだろうか。朝、目が覚めると夫から「笑う犬の冒険じゃん!」と笑われた。どうやら寝起きの私はこれに似ていたらしい。

んなわけ!と急いで鏡を見に行ったら、
そっくりだった。

それから気に入って、メルカリでグッズを買った。

職場のロッカーの鍵


4.パナップを食べるときは、スプーンからわざわざ箸に持ち替え、真ん中に穴をあける。

鼻の穴


5.Amazonプライムにある番組『ベイクオフ・ジャパン』をきっかけに、夫がパンとお菓子作りにハマった。『ベイクオフ・ジャパン』は、イギリスの大人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』の日本版で、私は元々イギリス版のファンだったが、日本版も最高に面白かった。石川芳美さんと鎧塚俊彦さんを審査員に、アマチュアの料理家たちが難しいテーマに挑んでいく。私がこの番組の1番好きなところは、参加者がプロではなく、趣味として純粋にお菓子を作るのが好きな人たちであること。ただ競い合うのではなく、時には助け合ったりもする。審査員のお2人もそのことを深く理解していることが言葉選びからも伝わる。この番組から改めて調理は技術だけではなく、段取りの良さ、哲学、感情にも繋がっていると深く考えさせられた。また、番組の中で鎧塚さんが言っていた「自分の持っているレベルより理想の高い物を出そうとすると、普通より下の結果を出すことになってしまう」という言葉は、人生の様々な場面で言えることだろう。私の大切な言葉の一つとなった。

番組を教えたのは私のはずなのに…。
毎回こういう時、夫は私以上の高い熱でハマり、
とことん調べ上げ、私の知識を超えてくる。
そして遂にパンまで作ってしまった。



6.根室駅に到着。

札幌から飛行機を2つ乗り換え、バスに乗る


どこ?と思った方は、ココです。

最北端
ロシア語の標識もちらほら
もちろん行ったよ『根室花まる』
ニシン99円
ずっと霧に囲まれて
ちょっと不安だった


7.札幌に新しい水族館『AOAO SAPPORO』ができた。そこはまるで研究所のような、本屋のような、カフェのような…一言では言い表せない新しい形の水族館で、この水族館のために札幌に住みたくなるほどだった。

近所だったら迷わず年間パスポートを買っていた
研究室にお邪魔しているような空間
水槽の隣には本が置いてある


8.寿司の練習中、粉わさびの素晴らしさに気付く。こんなにも手軽に美味しいわさびが作れるなんて!
そして、私は一冊の本を作った。

タイトルは『飾り粉わさび』
表紙は和紙で
初めて和綴じ本にも挑戦した。
中身はこんな感じ


何冊か作って、ドバイにいる寿司仲間へ送った。

ドバイへ、いってらっしゃい!
他にも懐かしい駄菓子から、かんぴょう、昆布、
汗拭きシート、鼻セレブなどを入れた。


9. 最近エナジードリンクよりも黒酢を飲んだ日の方が元気が出て、疲れも取れることに気付いた。

酸っぱいのが苦手な人でも飲みやすい


10.根府川駅からバスに乗り、杉本博司さんが手掛けたアート施設『江之浦測候所』へ行った。

駅に着くと
目の前に海が広がっていた

直線、ガラス、木、石、コンクリート、古いもの。これらが重なる空間が好きな私はひたすら「こんな家に住みたい」と呟きながら、作品を見てまわった。

こんな家に住みたい
作品を見ると同時に
海も見つめる場所だった

私の夢はずっと”帰りたくなる家を作ること”だ。そのために毎日一生懸命働き、家族にとって居心地のいい人になれるよう工夫する。家の中をご機嫌で過ごせれば、外でなにがあってもきっと大丈夫だと思うから。


11.
豊洲周辺に引っ越そうと内見まで行ったけど、やっぱりやめた日。

町中華のある街に住みたい


12.友人に子どもが産まれ、久々に女友達で集まった。みんな変わらないけど、私以外みんなお母さんだ。会話中、ふいに「子供の予定は?」と質問されると、いつも上手く答えることができない。

そうだ、次は「作り方を知らない笑」と答えよう。

1人色んなことを考えながら、公園を歩く。

念願の『ヒヤシンスハウス』

釣りをしているおじちゃんをベンチから見守っていたら、少し寝てしまった。

「お先に!」と声が聞こえ、起きると
おじちゃんはもういなかった。



13.友人から結婚式の招待状が届いた。

もちろん出席だ
ドレスに飽きて、今回はスーツで行った。
わんわん泣いた。


14.誕生日に友人がクッキーを焼いてくれた。
彼女は照れ屋さんで、いつもプレゼントを渡してくれるとき、少し”ふにゃふにゃ”している。それがとても可愛い。そして、毎回愛情たっぷりの手紙を書いてくれる。

友人に
100個ラッキーなこと起きてほしい!


15.以前、夫がチケットを取るのが上手いと『第18回ストレイキッズ 東京ドーム公演』で書いたが、ついにその説を証明する時が来た。


なんと夫が、、、

宇多田ヒカルのライブの最前列を当てたのだ!!!


席はライブ会場に入場してから分かるシステムだったため、SHEINで買い揃えたやっすい宇多田コスプレで行ってしまったことに若干恥ずかしさもあったが、一曲目の『time wil tell』でそんなことは忘れて号泣した。

彼女と同じ時代に生まれて良かった。

 

16.くら寿司へ行ったら、建築のような中トロが高速レーンで走ってきた。

シャー!!
「やぁ!」

くら寿司へ行くと、毎回新しい発見があって楽しい。みんなが思いつかないようなことを形にする、その勢いとノリが好きだ。

干瓢巻きチュロス
シャリなしシリーズ
大根ガリ(美味しい)



17.パワプロで”浅井商業高校“が優勝した。

左が私。結構似ている。


18.右手が腱鞘炎になってしまい、少しでも手の負担をなくすため、藁にもすがる思いで8000円もする魚の骨抜きを購入した。

骨抜き名人HSB-7S…

あなたは間違いなく私の人生を救ってくれた…

抜きにくいニシンの骨も
これならすっと抜けてくれる


19.いつも一色だけなくなるアイシャドウ、切ない。

CANMAKE『パーフェクトマルチアイズ 』
今まで何個買い足したか
分からないくらいリピートしている。
もう私の顔の一部だ。


20.壱発ラーメンを食べに、夫と八王子へ。

めかとろラーメン 950円

一口目から、やばい。やばすぎる。食べながらそう連呼してしまった。スープと麺が、めかぶととろろのとろみで絡んで、めちゃくちゃ好きな味だった。チャーシューも毎回切りたてなのが嬉しい。真ん中のハートの昆布にすっかりラブ注入されてしまった。


お店を出て、この後何しようかと話していると夫が突然「富士山を見に行こう」と言うので、その場でホテルを取って河口湖へ向かった。

八王子から大月で乗り換え、河口湖へ。
2時間くらいで着きます。
初化粧した富士山。天気も完璧だった。
下吉田駅の発車メロディーが
フジファブリックの原曲が使用されていて驚いた。

河口湖は外国人観光客で溢れていて、ご飯屋さんへ入ると”ほうとう”が「ヌードル」と言って出てきた。(私も飲食業なので店員さんの気持ち、わかります…!)

囲炉裏を囲んで
ヌードル

ミュージシャンが育った街を歩くっていいな。
夫とイヤホンを半分こしながら『赤黄色の金木犀』を聴いた。

いつかアサイ兄の地元も歩いてみたい。



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アサイ兄へ

誕生日にオリオンビール、1ケースを送っていただきありがとうございました!実は人生初ケースでした。大人になったと感じることはもうないと思っていましたが、ケースは大人を感じました!

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