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【太らない食べ方】太るも太らないも、食べ順次第!
太らない食べ方
皆さんは食事のとき、どのような順番で食べていますか?
私は今43歳ですが、幼少期は家でも小学校でも「三角食べをしなさい」と言われていました。
「三角食べ」って一般用語でしょうか?
要は、1種類ずつ食べていくのではなく、まんべんなく、いろいろなおかずを少しずつ平等に食べていきましょう、という食べ方なのですが、これは今でも言われているのでしょうか。
これは昔から言われてきたことなので、何か根拠があるとは思うのですが、今回の話はここからは一線を画します。
こちらに貼った画像を見ながら聴くと、よりわかりやすいかもしれません。
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では、太らない食べ方、食べる順番をご紹介していきますね。
まずはスープやお湯など、温かい飲み物を先に飲んで胃を温めます。
食事を食べるときは大体が日中なので、基本的には交感神経が優位な状態です。
というのも、頭脳モードだからです。
その代わりに内臓をお休みしています。
人間に例えるとわかりやすいのですが、寝ぼけまなこのときに、いきなり働けと予告もなしにお尻を叩かれたらビックリするし、戸惑いますよね。
ぼうっとした頭で動いても効率が悪いですしね。
もうちょっと優しく目覚めさせてくれよと思うじゃないですか。
胃も同じです。
使っていないお休みモードのときに、コンコンと優しくノックしてあげるような感じ。
冷え性の方も多いですから、先に温かい液体を入れてあげると胃の保護にもなるので、胃を温めてあげましょう。
このときに注意することが2点ありまして、具沢山のスープのときは具を入れず、スープだけにしてください。
そして、がぶ飲みはしません。
食事をしていくときに、ちゃんと胃酸が分泌される状態にしたいのですが、先に液体を大量に入れてしまうと薄まってしまいます。
だから、あくまで胃を温める目的で、少量にしておいてください。
スープやお湯じゃなくて、ホットコーヒーでもいいですか?という声が聞こえてきそうですが、カフェイン飲料は交感神経を刺激してしまうのでオススメできません。
今お伝えした効能を得たいのであれば、ノンカフェインの温かいお茶がいいと思います。
続いて2つ目。
まずは、果物を食べます。
果物はデザートじゃないの?
多くの方がそう感じますよね。
でも、太らない食べ方では果物を先に食べます。
なぜならば、果物は自分自身で消化酵素を持っているので、他の食材たちと消化のスピードが全く違うんですよ。
胃に入れても、すぐに腸へと移動してくれるんですね。
食事に必ず果物があるとは限らないので、果物がない場合は次に進んでいただけたらと思いますが、フルーツがある場合は先に食べましょう。
食事と並行したり、最後に食べたりするのはやめてください。
先ほど言ったように、果物の消化速度はとても早く、20分足らずで腸に移動すると言われています。
でも、ご飯は4時間、肉などにおいては8時間ぐらいかかると言われているので、これを胃の中で混在させると何が起きると思いますか?
先に消化したものが他の食材とまみれて腸に進めなくなる場合、その時間が長くなればなるほど腐敗すると言われています。
怖くないですか?
これを聞いたら、なぜ今までデザートとしてフルーツを食べていたんだろうかと、自分の行動を疑いたくなりますよね。
そんなこと言ったら、酢豚のパイナップルはおかずと混ざっているじゃん!
そんな声も聞こえてきそうですが、それにはちゃんと理由があります。
パイナップルの酵素が豚肉を柔らかくしてくれて、豚肉を消化しやすいように変えてくれるんですよ。
だから一緒の料理になっています。
酢豚のように、おかずとして調理されている果物は目をつぶっていただいて、デザートポジションで果物があった場合は、先に食べてくださいというお話です。
果物はビタミン・ミネラルがたっぷり入っていますからね。
ぜひ日常的に食べていただきたい食材です。
それでは3つ目。
先に生野菜サラダを食べましょう。
このときにドレッシングは避けていただきたい。
なぜならば、ドレッシングは大量の砂糖が入っているものが多いですし、使われている油の質もわからないじゃないですか。
化学調味料・保存料・着色料など、添加物が入っているものも多いですしね。
なので、生野菜サラダはシンプルに塩と良質なオイル。
オリーブオイルとかフレッシュなえごまオイルとかで食べるのがいいです。
私はドレッシングを買わないですね。
いつも塩とオイルのみ。
そこにビナがーを足すとドレッシング感が出ます。
ちなみに今セブ島に来て1ヶ月が経ちますが、英会話学校の給食や外出先、滞在しているところで生野菜サラダが登場しますが、添えられているのはやっぱりドレッシングなんです。
だから私は何もかけずにそのまま食べています。
塩を持ち歩けばいいのかもしれないですけどね。
それぐらい私は市販のドレッシングは避けています。
果物に続いて生野菜が先に登場するのは、野菜も消化酵素を持っているからです。
じゃあ、果物と一緒に食べてもいいのかというと、消化のしやすさが変わります。
大雑把に言って、野菜は食物繊維がすごく多くて筋ばっていたり、噛みごたえがあったりするじゃないですか。
でも果物は水分だらけなので、スイカなんてもう水みたいですよね。
繊維質で細胞壁がある表皮を持った野菜が食事に出たときは、果物を先に食べて、その後に食べましょう。
続いて4番目。
スープの具をいただきます。
最初にスープを口に含みました。
スープの具は野菜であることが多いですよね。
プラスしてベーコンやお肉系が入っている場合もありますが、スープの具材はクタクタに煮こまれて柔らかく、消化しやすい状態になっているので、ここでお腹に入れます。
続いては5番目。
調理された野菜のおかずをいただきます。
調理されているということは、炒め油などの調味料が混在しているのでこのポジションです。
このときに意識してもらいたいことは、生もしくは味が薄いものを先に食べてから、加熱もしくは味が濃いものを食べてください。
例えば、ほうれん草のおひたしとほうれん草の炒め物だったら、ほうれん草のおひたしが先です。
素朴な筑前煮と具材たっぷりの肉じゃだったら、筑前煮が先です。
そして6番目。
残りのものを好きに食べてください。
肉や魚などのメインディッシュとか、ご飯やパスタなどの炭水化物系ですね。
これはどこに所属するんだろう?と思う食べ物も中にはあるかもしれませんが、1〜6の順番をベースに守りながら、ご自身の塩梅でご判断ください。
こう考えると、コーズ料理はこのような順番になっていますよね。
だから、コース料理は理にかなっていることがわかるかと思います。
太るも太らないも、食べる順番次第!
こちらの画像を補足としてご覧ください。
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太らない食べ方は、消化のスピードが早い順になっています。
あと、血糖値を上げにくい食材から先になっています。
ダブルで身体にいい食べ方なんです。
ところで、血糖値はよく聞くワードだと思いますが、なんのことだかご存知ですか?
血糖値は、血液中の糖分の濃度のことを指します。
文字通り身体に糖を入れると上がっていく。
ダイレクトに砂糖や炭水化物を入れると急上昇します。
この急上昇が身体の負担になるんですね。
なぜかというと、急激に血糖値が上がると、それを抑えるためにインスリンが大量発生してしまうからです。
その乱高下が血管にダメージを与えてしまい、動脈硬化や心筋梗塞、脳卒中などの血管系の病気を招きやすくなるのです。
かつ、血糖値の乱高下は身体だけじゃなく、精神にもリンクします。
気分が上がったり下がったり、ものすごく揺さぶられるので、気性が激しい人になるんです。
糖分が身体に入ってくると、ドーパミンという幸せを感じるホルモンが溢れるんですよ。
でもこれがインスリンの大量発生によって下げられると、ドーパミンも抑えられるので、もっと欲しいという焦燥感に駆られます。
これは精神的にもすごく疲れるし、もっとくれ!というモードになるから、つい食べ過ぎてしまうんですね。
だから、血糖値をなるべく急上昇させたくない。
逆に、血糖値を徐々に上げていくと、不思議なもので緩やかに下がっていくんですよ。
かまくらと富士山みたいなイメージです。
かまくらはカーブが急ですが、富士山は裾野がすごく広いじゃないですか。
裾野から頂上に向かって少しずつ上がっていくと、同じぐらいの時間をかけて下がっていくので、空腹を感じにくくもなるんです。
マインドもそれにリンクしますから、気分のアップダウンが少なく、とても穏やかな状態で過ごせます。
でも、最初に果物を食べるじゃん!と思った方がいらっしゃいますよね。
ここで補足です。
果物に多く含まれるのは果糖。
でも、血糖値を上昇させるのはブドウ糖なので、果糖が直接的に血糖値を上げることはないと言われています。
ちなみに、ブドウ糖を100とした血糖値の上がりやすさを示す指標があります。
よくGI値と言われるものです。
それを見ると、果糖は19。
果物が40程度と言われているのでとても低GIなんですね。
だから血糖値の上昇は、果物の場合はとても低いんです。
安心して先に果物を召し上がってください。
血糖値視点で見ても、先に血糖値を上げるものを食べて、後から果物を入れても遅いですよね。
というわけで、今回ご紹介した食べ方をすると太らないどころか、あなたは太れなくなります。
だからといって食べる量を増やさないでね、
いつも通りでお願いします。
やっぱり、食べれば食べるほどカロリーは増えますからね。
その食べた分のカロリーを消費する運動量があればいいのですが、運動量は変わらないのにカロリーをとってしまったら、それはもちろん太ります。
なので、自己管理をお願いします。
今回のお話でわかっていただけたかと思いますが、太らない食べ方というのは内臓への負担が少なく、そして身体にもマインドにも負担が少ない、ハッピーな食べ方です。
ぜひダイエット視点だけじゃなく、自分の身体をいたわるという意味でも、この食べ方を参考にしていただけたら嬉しいです。
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