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私の「意外すぎる得意」を見つけた2つの方法

得意なことの見つけ方①人に求められること

今回はVoicyさんのハッシュタグ企画『得意なことの見つけ方』についてお話をしてみたいと思います。

得意なことをしっかり自覚していますか。

私の場合は、自他共に認めるくらい、マッサージや施術、整体が得意ですよね。

それはさておき、得意なことの見つけ方というのはすごく簡単です。

それは、他人から求められること。

これが、無自覚だけれども得意なことです。

例えば私の場合、文章を書くことがね、自分では全く得意と思っていなかったんですよ。

好きという自覚もなかったし。

だけど、今は得意なことに入っています。

これに気づいたきっかけは、昔、整体師として独立をしていなかった頃、20代後半だったでしょうか。

フェイスブックを始めてから1年ぐらい経っていたのですが、それをお友達たちが見てくれていたんですよね。

そんなときに、仲良しの年上のお姉さま方がイベントを企画されていて、それのお手伝いをすることになったんです。

お仕事とは関係なくですよ。

そのミーティングのときに、パーティーの告知をすることになって、お姉さま方に「文章は麗華に考えてもらおう」と、言われてびっくりしたんですよ。

なんで私が!?って。

主催するお姉さま方の誰かが書いた方が、まとまった文章になるからいいんじゃないかと思ったのですが、「麗華は本当に文章が上手いから」って言われたんですよ。

キョトンとしましたね。

最初はプレッシャーでどうしようかと思いましたが、やれと言われたからやりました。

でも、それをきっかけに、私って文章を書くのが得意だと思われているんだと思考の回路が開きましたね。

だからと言って、調子に乗って文章を書き始めたわけでは全くないのですが、SNSの投稿はプライベートにしろ仕事に関係することにしろ、好きな方だったと思います。

文章狙いで投稿していたわけではなく、普通にプライベートのこととかを書いていたのですが、だんだん「麗華の文章って面白くて、ついつい読んじゃう」とか、ブログで見ず知らずの読者様たちから「麗華さんの文章に救われました」とか言われるようになって、徐々に、私の文章が誰かの心を打ったり、和ませたりしているようだぞという自覚が芽生えていきました。

そして私も、施術者としてメディアにも出始めるようになり、たくさんの方の目に私の書いたものが触れる機会が増え、ライターさんやメディア関係者の方から取材なども受けるようになりました。

そういう業界の方々と知り合うようになってくると、「麗華さんは文章が個性的だし、それが本当に面白いから、文章を書くのを仕事にしたらいいのに」と、整体師をやめろという意味ではなくて、自分で本を書くとか、エッセイを出していくとか連載を持つとか。

いけますか?と聞くと、「絶対にいける。この文章力ならいける」と言われたんですよ。

そして、年月が経つのと比例するように、私の文章に対する評判の声が増えていき途中から自覚しましたよね、私は結構文才があるのかと。

かといって、作家に転身するとか、そんなレベルではないですよ。

素人の中でも文章がちょっとコミカルで、特徴があって面白いというレベルです。

だから、調子には乗りませんけれども、得意なことの見つけ方という点では参考になったのではないでしょうか?

無自覚なことだけれども、この文章は麗華ちゃんに考えてもらおうと言われたり、あなたの文章は面白いからぜひ書いてと言われるようになったり。

あと、他人から頼まれることというのが、自分の無意識レベルの中に見出す得意なことの見つけ方です。

皆さんもこれを肝に銘じておくといいのですが、自分がやりたいことと、自分の得意なことと、自分が求められることは全然違うことがあります。

自分がやりたいことを他人に求められない、その分野で何か頼まれることがないというならば、やりたいと思っていることを見直したらいいかもしれません。

あなたはやりたいのかもしれないけれども、あなたに対して世間や他人がニーズを見出していない可能性があります。

それでもやりたいなら、「好きこそものの上手なれ」なので、趣味レベルでずっと続けるとかはいいと思いますが、お仕事としていきたいなら少し辛いですよね。

ライスワークとライフワークは全然違うというパターンは多々あるじゃないですか。

以前、それをテーマにお話した放送があります。

ライスワークとライフワークを一緒にしたけど全然食べていけないと考えている方、すごく参考になると思いますので、リンクから聴いてみてください。

▼『ライフで生きていけないうちに、ライスをサボるな!』

話を戻しますが、やりたいことと、得意なことと、求められることが合致しているのが一番幸せですよね。

だけど、趣味を仕事にした途端に好きじゃなくなったという人も多いので、一概にそれが幸せとは限りません。

そのバランスは個々人で見つけていくしかないことです。

ちょっと余談ですが、私の文章を書く能力についてお話しますと、文章を書いている間はちゃんと書いているという自覚はありますが、その文章を書き上げて投稿しますよね。

それを後で読み返したときに、「これは誰が書いたんだろう?いいこと書いているな。面白く書いているな」と、他人事のように思うんですよ。

Voicyでは、後で聞き返してもそんなことは思わないんです。

私がこれを喋ったとか、もっとうまく喋ればよかったとか反省だらけですが、文章に関しては不思議なほど、どこかの誰かが私の身体に乗り移って書いたんじゃないかと思うときが多々あります。

多分これは、顕在意識とか潜在意識とかを学んでいる人はわかる話だと思いますが、私はきっと文章を書いているときに集中すると、瞑想状態になっていると思うんですよ。

瞑想状態というのは、ヒプノセラピーとか催眠状態に近い、それと同等なので、潜在意識の情報が出てきやすくなる。

顕在意識がおさまるから、いつも頭で考えていることではない自分の中にある情報が漏れ出てくると思うんですよ。

それを後で読み返したときは、顕在意識の頭で読んでいますから、どこから出てきた言葉なの?ということになると思うんですね。

ですから、得意なことの見つけ方というのは、没頭できることや集中できること、自分の無意識レベルで行ってもできていること、というのが参考になるのではないでしょうか?

そして、私は口下手で喋るとどもるので、喋りたくないときもあるんですよ。

あと、何人か集まって喋っているときに、その中にお喋りな方がいると聞き手に回るんですね。

自分の話をしなくなるんですよ。

ちょっと意外でしょ。

私VoicyとかSNS、おっぱい番長というキャラを見ている方々には、自己主張の強い人と思われがちなのですが、喋る役目を担う場でなければ意外と喋らないんです。

というのも、考えていることがそのまま口から出てしまうので、まとまりのない喋り方になるんですよ。

得意なことの見つけ方②基礎を徹底的に体得したこと

結果、言いたいことが伝わらないので、もっとお話が上手で楽しい人がいればその役をおまかせして、聞き役ないし、その人の話を引き出す役割に徹します。

そんな私は、自分のことを理解してもらいたい内容に関しては、文章にする方が楽です。

楽というか、ちゃんとまとまる。

頭の中が整理整頓されると思うんですよね。

私にとって文章を書くことでいうと、昔はブログとかの更新の頻度が高かったのですが、最近は書かなくなっていますね。

でも、noteというブログみたいなもので、Voicyを文字起こししているんですね。

だから、聴いてくださっている方はVoicyの話かと感じるかもしれませんが、文字で見るのと入ってき方が全然違います。

毎日更新しています。

そしてそこでは、Voicyで喋っていること以外にも、私が文章でお知らせしたいことが出ているので、チェックしてもらえたら嬉しいです。

こちらにリンク貼っておきますね。

▼noteはこちら

それでは話を戻します。

得意なことは一見好きなこと、趣味だと混同されがちですが、純粋に言葉だけ見ると好きじゃないけど得意なことではある、という場合もあります。

私の場合は料理です。

自分で料理が得意と言うなと思うかもしれませんが、これも他人に言われてきたので、やっぱり料理得意なのかと自覚するようにしました。

ずっと、料理は全然好きじゃない、作りたくない、嫌いだと言ってきたのですが、好きじゃなくても上手に作れるなら、それを得意なことのカテゴリーに入れるのはいいでしょう。

亡くなった旦那さんの看病生活をしていたときに、4年間主婦になりましたし、今も子供がいますし、44歳といっても一人暮らし歴も長いですから、それなりに作ってきましたよね。

自分では凝って作ったつもりもなく、レシピとかを見て頑張ったわけでもないのですが、食べていただく方々に「天才」とか、「宇宙一」とか、大げさですが言われてきたんですよね。

だから、やっぱり得意ではあるんだろうなと感じます。

でも、全然好きではないんですよ。

好きじゃないけど、できる。

結果的に得意というだけ。

今までの人生で相当外食してきたので、超一流のA級からB級グルメ、チェーン店まで。

ありとあらゆる、いろいろなジャンルのレストランに行きまくってきたので、それが参考になっているのかもしれませんね。

なぜ料理が得意になっていったのかと分析していきますと、私の母は料理が下手で、幼少期から家のご飯が嫌いで楽しみがなかったんですよ。

こんなことを言ったら母がかわいそうですが、事実です。

でも、うちの母は開き直って、お母さんは料理が嫌いだもん!下手だもん!と言っていました。

たまに父が怒って、漫画みたいにちゃぶ台をひっくり返していましたよ。

それくらい母親が料理に興味がなかったので、そんなところで育つと、料理に対して興味が湧かないじゃないですか。

反面教師で、私は料理が上手になりたいと思う人もいると思うのですが、私は興味が湧かなかったので、18歳で家を出て一人暮らしをしても全く料理をしなかったですね。

ご飯だけ炊いて、もやしを茹でてご飯にのせて、ごま油と醤油をかけて食べるみたいな。

このレシピはダイエットになるのでオススメですよ。

そして、短大時代もお寿司屋さんでバイトしていたので、賄いがすごく豪華で、大量に作ってくれるのでそれで生きていました。

あと学食。

だから、全く料理をしていないんですよ。

そうして社会人になりましたが、残業だらけの長時間労働だったので料理していません。

その後、早々に結婚しまして、その旦那さんが半年後に末期がんと言われたので、そこからですね。

寿退社するまでは、旦那さんがずっとご飯を作ってくれていました。

仕事を辞めてからは主婦になったので、そこから料理を始めました。

結婚祝いに会社の人とかが、料理のレシピ図鑑みたいなのをくれたんですよ。

私は当時、几帳面で真面目だったので、その本の料理をきっちりやったんですよ。

材料も全部同じものを揃えて、キャベツを白菜で代用するとかの知恵もないですから、そのまま作っていました。

その本には料理がいっぱい載っていたのですが、それが良かったと思います。

1回作った料理はもう作らない。

今考えると凄まじいですよね。

あと、『3分クッキング』を見ながら作っていました。

それが基礎を作りましたね。

そして旦那さんが亡くなった後は、バーテンダーになり、料理をしない環境に戻ったのですが、バーテンダーは食に興味がある人ばかりでしたので、本当にみんな研究熱心で、一緒にいろいろな飲食店に行くことが増えました。

得意なことは自分の中に眠っていて、それが誰かに見出される、魔法みたいに思っている方が多いと思うのですが、身体感覚が伴うものは全然そんなことなくて、運動神経とかは関係するかもしれませんが、徹底的に基礎固めをやれば自動的にうまくなります。

繰り返していくことで得意なことになっていくのです。

料理とかも、したことがないのにいきなり上手だということはないと思うんですよ。

だけど、基礎をベースにしていれば、あとは応用が利いてくるだけだと思います。

マッサージに関してもそうで、私も最初は普通でしたよ。

アロマセラピーの専門学校に通っていたときに実技試験があったのですが、ABC判定のBのBぐらいですよ。

だから、超普通。

Bですから、むしろ下手な方ですよ。

そんな私が、日本一の整体師と言われるまでになっていますからね。

しかも、施術を人に教える立場にもなっています。

人生どうなるのかわかりませんよ。

こうなれたのは、中国整体のサロンで出会ったお師匠さんが、基礎を徹底的に仕込んでくれたからです。

施術のときの姿勢の取り方を徹底的に指導してくださったんです。

それが私の整体師人生を変えました。

それがなかったら、いくら療法を習ったとしても、今みたいに身に付いていないと思いますね。

全ては姿勢にあります。

料理も同じですね。

自分なりのアレンジを加えられるようになったのは、基礎がしっかりあるから。

というわけで、得意なことの見つけ方を2種類ご紹介しましたが、いかがだったでしょうか。

少しでも参考になったら嬉しいです。

得意なことは育てていけるということですよね。

私が、苦手だけど得意になりたいのは自撮り。

自撮りが苦手なだけではなくて、写真を撮るのが上手じゃないので萎えます。

これも場数を踏めという感じですよね。

苦手意識があるからあまり撮らない。

だから、上手くならない。

「好きこそものの上手なれ」という言葉は、的を得ていますよね。

あと、せっかくVoicyのパーソナリティになったので、喋りが上手になりたい。

短時間でサクッと快適に、要点をまとめて喋れるようになりたい。

どもらないようになりたい。

私が収録しながら、どれだけ撮り直しをしていると思っていますか。

でも、これも鍛錬ですから。

まだ下手くそかもしれないですが、ずっと続けていけば上手くいく日が来るでしょう。

長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。

▼音声で聴きたい方はこちら


「緩和ケア」と「産後ケア」。一見対極な存在と見られがちですが、両方を経験しそれらは近い存在であり、両方の重要性を心から訴えたい。これらの在り方捉え方の啓蒙、それらにお役に立てる活動をすることが私の将来の目標です。頂いたサポートはそのために使わせて頂きます!