留学生だったころの自分からの手紙
『わたしの信念ってなんだろう?』
最近そんなことを考える機会がありました。
考えてもすぐに答えが見つからなかったのですが、ふと思い出した出来事があったので書いてみます。
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少し前の話ですが、去年、実家に帰省していた時のこと。
なんとなく自分が使っていた部屋を整理していると、わたしが留学先から両親に送った手紙がごっそり出てきました。
二十歳ぐらいにアメリカの大学に通っていた時に送ったものでした。
(当時はインターネットもスマホもなく、国際電話は高額だったのでやりとりは手紙でした)
懐かしいな〜と思って読んでみたら…これ本当にわたしが書きましたか?っていうぐらい書いた覚えがないことばの数々。
当時二十歳なので、言葉が軽い。そして古い。
『ちょっち』とか使ってる…
なんだかむずがゆい気持ちになりつつも、もはや別人級の過去の自分からの手紙を読むのが楽しくて、結局ぜんぶ読んでしまいました。
しかし手紙の内容は大したことなくて、
『お金は足りています、元気でやってます、心配しないでね』的なことが中心で、特に感動するようなことは書いていなかったのですが、手紙のしめくくりにこんなフレーズがよく出てくることに気づきました。
とにかく今は、目の前のやるべきことを一生けんめいやっています。
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今思い返しても、とにかく勉強していた記憶しかない留学時代でした。
正直難しい授業もあって、単位をとれるかとれないかスレスレのところでがんばっていたなぁ〜と、このフレーズを見て思い出しました。
二十歳のわたし、まじめにコツコツ地に足つけて勉強してエライ。
こんな世間知らずの娘をひとりで留学させてくれた両親もすごい。
今では大学で勉強したこととな〜んにも関係ない仕事をしているし、正直英語はほとんど忘れてしまっているけど、目の前のことをとにかく一生けんめいやるっていうスピリットは今でも持ち続けています。
そして、もしかしたらこれがわたしの信念のひとつなのかもしれないな、と。
過去の自分からの手紙に教えてもらった出来事でした。
今noteに書いていることも未来の自分へのメッセージになるかもしれない。
二十歳のときぐらい素直に自分の気持ちを書いていきたいな〜。
大人なのでうっかりカッコつけたこと書いちゃったりするから、ちょっち気をつけよう。
(おわり)