がん防災マニュアル(20221003のあさイチ)
今日のあさイチは、がん防災マニュアル。
地震が起きたらどうする!?ならぬ、癌になったらどうする!?
がわかるとても有益な内容でした☺
0.感想
見る前> 健康だけど一応見とくか
見てる時> 癌になると自分と周りがこんなことに!?
見た後> 癌になっても無駄に慌てずに済みそう✨
↓↓そんな番組の内容を要約してメモです
癌にっても生きられる時代とは言うけれど、
癌宣告を受けたらやっぱりショック。
実際癌宣告を受けた人はどうしたか。
↓↓乳がんの告知を受けた52歳女性の話
ただただ怖くて世界が白黒に!
絶望・・受け入れられない・・・
何とかしたい。それでネットで調べてみた。
そしたら情報の洪水。
何が正しいのか。
ついには自分に都合の良い情報のみを拾うように。
もはや冷静ではなくなっていた。
↓↓同じく乳がん告知を受けた59歳女性の話
何かいい方法があるのでは。
体に良いものはないか。
そして「乳がんが消える」でネット検索。
そしたら怪しい健康食品や治療法がわんさか。
ステージ4が完治したとか書かれていて
思わず手を出したくなった。
不安でこんな情報にもすがりたくなった。
そこでがん専門医、押川勝太郎さん登場。
誰も癌になると思っていない。
いざなるとパニックになる。
どこまでが正しい情報かみんなわかっていない。
そこでがん防災マニュアル
1.ネット情報は多くは信頼できない
医者がネット検索して出てきた情報の信頼性を判断したところ、以下の結果に。
信頼できるサイト 10%
有害で危険なサイト 39%
その他 51%
健康食品やサプリは危険。
民間療法に頼るとがん治療のチャンスを失うこともある。
じゃあ嘘を見分けるポイントって???
↓こんなのは危険❗
がんが治った、消えた、奇跡の〇〇
高額な商品、健康保険適用外の治療法
個人的な体験談→この人に効いただけで多くの人に効かないとだめ。どのくらいの人に効いたか公開されていない。
高いものほど効くわけではない。
なぜなら現場で多くの効果をあげているものが使われ、だから保険適用になって安くなるから。
2.癌について信頼できるサイトはここ
がん情報サービス というサイト。
https://ganjoho.jp/
ここはがんの百科事典。
100人以上のがん専門医が監修している。
しかも科学的に裏付けられた情報のみ掲載している。
患者の声も活かしている。
毎年100人の患者と家族とセッションし話を聞いている。
リアルな声多し。例えば、
「脱毛する前に顔の写真を撮っておけ。復活してから眉毛がかける。」など
お金、仕事、心のケア、療養、家族のケア、食事、性生活、病気との向き合い方、病院探しなどなど幅広い情報を掲載。
3.悩んだときのがん相談支援センター
がんの駆け込み寺。本人だけでなく家族知人も相談できる。
がん専門相談員 坂本はと恵さん登場。
無料である。
全国454施設ある。
気軽に行っていい場所である。
情報をまとめていかなければいけないのか?というとそれも不要。
ソーシャルワーカー、看護師、社会保険労務士などなど連携している。
がん相談支援センターを知っている人→60%
使ったことある人→14%
2007年からあるのにまだまだ使われてない。
だからぜひ利用してほしいって話です。
半数は家族からの相談で、友人ががん宣告されたとか、パートナーから相談されることも。
家族じゃないと相談できないのか?→NO❗
誰でもOK❗
↓がん相談支援センターの利用事例
4年前にがん宣告を受けた方のお話。
そのことを遠くの母に伝えられないことで悩まれた。
というのも、先に動揺した状態で友人に伝えてしまったところ、翌日から毎日気遣いの連絡が入るようになった。すごく心配させてしまって、それが心苦しくなって悩んでしまった。だから誰にも伝えないほうがいいと考えた。
でも母には・・
そこでがん相談支援センターに相談。
独りでの闘病はつらいし、心の支えが必要だから母には伝えた方がいいと助言を受けた。友人には自分のショックをそのまま伝えたことがまずかった。それで伝える目的を母を安心させることとした。治療したら大丈夫だからということを明るく伝えた。すると、動揺されたがちゃんと受け止めてくれた。伝えるのはつらいけど、伝えてよかった。
大吉さん>家族には伝えた方が?
坂本さん>本人が隠し続けることが負担になる。家族一丸となってがんと向き合っていくことが大事。家族の絆を高めることにもなる。
子供は自分のせいで親が病気になったのかとか思うことがある。
POINT1>応援してほしいという気持ちを伝える!
もしこれができなくなったらよろしくねーとか、先のことも言っておく。
POINT2>誰のせいでもないということを伝える!
親の反応)育て方が悪かった・・・?
子の反応)自分のせい・・・?
だから子供にはちゃんと言葉にして伝えること。あなたのせいじゃないのよ、みたいに。実際それで安心して寝られるようになった6歳の子も。
単純に癌宣告されたことを周りに伝えたり、不安だけを伝えると周りも動揺してしまう。親が翌日地方から飛んできた→自宅に泊まるところもなくて困った、、なんてことも。
4.がんになったことを周りにうまく伝えるコツ
桜井さんの失敗談)
癌になったことを全員に一斉メールを送ってしまった。
そしたらいろいろ余計なことまで聞いてくる人も出てきてしまった。
そこで付箋活用法
支援してくれそうな人、そうでない人を基準にして、伝える人と伝えない人を赤付箋で分ける。
支援してほしいことを青付箋に書く。それをお願いしたい人の付箋に貼る。
さらに注意しておきたいことを黄色付箋に書く。それも注意してほしい人の付箋に貼る。
坂本さん>書き出すことが大事。まずは俯瞰してみる。
ガン診断受けたときはすごい情報量にさらされる。
自分の役割がわかれば人は動きやすい。
あなたにはいつもどおり接してほしいの、
とか言われるだけで相手も気を揉まずにすむ。
あとがき
先日、知人のご主人が亡くなった。
まだ30代なので克服されると思っていただけにショックだった。
それでもやっぱりどこか他所の家の出来事という感はあった。
二人に一人が癌になるというこの日本、それはサイコロを振って決まってるわけではなくて、二人に一人が健康に気を使っていないだけではないか、なんて慢心すらある。でもきっとそういうのがある日突然がん宣告をされて一番立ち直れないタイプかも。
教えてもらったがん情報サービスのサイト、ちょっと読んだだけでも心が安らぐ。患者じゃないのに。すっごい心に寄り添ってくれてる感じがする。自分や周りが癌になったら真っ先に訪問したいサイトです。見て損なし。
こういうネタのときは華丸さんがおとなしいけど、
今日のあさイチもサイコーでした✨
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