妊娠判定と卵巣刺激症候群OHSS
ご覧くださりありがとうございます。
結婚5年目、不妊治療中の備忘録。
通院のこと、身体の変化、気持ちの揺れ、家族のこと、仕事のこと、海外生活のことも。
今感じることを、素直に言葉にする。
自己対話のためのnote。
海外生活で妊活で悩まれている方にも届けたいな。
嬉しい知らせ
着床していました!
2週間前の胚移植から、半分は期待、半分は次への心の準備をしていた。
だから、正直先生からの「おめでとう」にあっけにとられてしまった。
数分後にじわじわと嬉しさが滲み出てきて、安心感に包まれた。
この2週間はお腹の張り、つっぱり、重たい感じと付き合いながらの日々。ふっと不安になることもあった。ソワソワと落ち着かない感じ。
予定を少しいれつつも、基本はのんびりリラックスする時間を大事にした。
きれいな満月をみて、いい事ありそうな気がする、こんな風にも思ったんだ。
思いきって単身帰国を決めてよかった。
卵巣刺激症候群OHSS
少しお腹に水がたまっていると。2週間で体重が1.5kg増えているし、この怠さはなにかあるな、とは思ってた。
聞いた時は、がっくりしたけどこれもまた自分の身体のこと。受け止めて自分を大事に労わりたい。
排卵誘発剤や採卵、ホルモン注射など、身体にいろんな負担がかかっているのはわかるから。
◇気をつける事
日常生活は普通にしながらも
・毎日水を1L以上飲む事
・動き回ったり階段の上り下りを頻繁にしない
・寝たっきりはダメで動いた方がいい
・長距離でのお出掛けは控える
こんな指導があった。引き続き3種類の薬ももらった。
つい数分前まで、内診するまでは妊娠できたって嬉しさに包まれていたけど、一転して先生の表情は険しいし、あと1ヶ月くらいは安静にね、と。
私も現実に引き戻される感じ。
子どもが産まれるって本当に一つ一つがクリアしないと進めないって実感する。
奇跡の連続って言い方は使い古されているかもしれないけど、本当にそうだ。
一個飛ばしなんてない。
受精卵になって胚移植できるのが3割という事実。25%の流産率を冷静にみると、まだまだ油断できないって思う。
2年前、夫と二人で無防備で妊娠を喜んだ時のあの気持ちとは全然違う。その後のショックが大きいから。もう34歳。待ったなしの年齢になってるから、何ヶ月も凹んでいる時間はない。
だから、心の方もメンテナンス、準備をしているんだと思う。
親にも、妊娠判定で着床はしているけど、まだまだ油断できない、と念をおす。
日本で産むかイギリスで産むか
これからのことはまだ決められない。先々を考え過ぎて空回りしがちだから。
今は、決断するタイミングで自分の心に正直な判断ができるように心の準備をしておくくらい。
里帰り出産で日本で産むか、夫と二人で協力できるイギリスで産むか。
イギリスで出産しれた方もたくさん知ってるから問題なければそれもありかもしれないと少しは思えるようになってきている。
夫との電話でも、1月ごろにイギリスもどってくる?と。正直に、そして寂しそうに言う。
まだ先のことはわからないけど、今の気持ちはこんな感じ。
日本で出産するなら
・日本語の安心感がヤバい
・先生も看護師さんもめちゃくちゃ優しくて毎回感動する
・妊婦さんは毎週、検診がある
・何かあってもすぐに対応してくれる
・実家が思っていた以上に協力的
・日本の慣れ親しんだ味、野菜も魚もスーパーに行けばなんでも手に入る
△夫と別居だから親になった瞬間を共有できない
△出産前後の時期を夫と共に過ごせない
△病院代が全て自費
私の心の声は9割以上、日本で里帰り出産。
イギリスで出産するなら
イギリスで出産した方の話によると、
・診察は妊娠初期と12週、あとは直前のみ
・出産1.2日で退院
・授乳の仕方も自分から聞かないとフォローがない
・出産後はトーストが2枚でてきて、その後の食事もトーストで自分で食堂にとりにいく
・会陰切開後の縫う処置がない、又は処置がよくなくて後々のこるなんて評判がよくない話もこっそり聞いた。
・そもそも妊婦で15時間の長時間フライトはしんどそう
・何かあったときにすぐに診てもらえるのか不明
イギリスで産むメリットは
・夫と一緒に産前産後を過ごせる
・一緒に親になる感覚が強まる
・夫が海外一人生活で寂しくない
・出産費用は全て無料
・住んでる街によっては、お祝いにオムツやタオル、簡易の箱ベッドなどが郵送される。
・出産まで専属でミッドワイフがつく。
イギリスでも安産の友人もたくんでいるから、可能性としてはなくもないって思えるようにはなってる。ただ、日本で出産できるなら日本がいいって勧めてくれる人ももちろんいた。
決断する時が来るまでに、夫ともよくよく話し合っておきたい。
イギリスの助産師さんから聞いた話だと、何より大事なのは妊婦さんが一番リラックスできる場所を選ぶこと。
旦那さんの海外一人暮らしが心配すぎて、落ち着かないからイギリスで出産される方ももちろんいるから。
子育ては夫婦で協力していきたい思いもある。
まずは目の前のこと、毎日を心穏やかに過ごすことに集中しよう。