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TikTokの企業事例|投稿はじめて1週間で1万再生した営業会社の話
株式会社LisのCEO、浅井です。
この度、当社ではTikTokアカウントを開設いたしました!
https://www.tiktok.com/@asai_lis
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ありがたいことに、はじめてから1ヶ月でフォロワーは1000名を超え、累計で10万いいね、平均の再生回数は万再生を超えました。各所からたくさんの反響をいただいております。
今回はそんなTikTokをはじめた当社の、運用のやり方や、はじめてみての感想をシェアしたいと思います。
TikTokアカウントの運用を検討している企業様は、ぜひ参考にしてください。
企業がTikTokをはじめるメリット|知名度がなくても注目される
企業がTikTokを運用するメリットはいくつかあります。
TikTokはいまだ企業の参入率が低く、先行者利益を狙いやすいSNSです。また、レコメンド機能によりユーザーとのタッチポイントをつくりやすく、知名度がなくてもユーザーの注目を集められることで有名です。
企業のTikTok参入が少ない理由として、TikTok=若者のSNSというイメージが強いこと、企業として運用する際のアカウントイメージがつきづらいことがあげられます。
実際に、当社も「そもそもどのようなアカウントにしたらいいのかわからない」「どんな企画が喜ばれるのかわからない」という壁にぶち当たり、アカウントを開設する際はかなり手間取りました。
一方で、すでにTikTokに取り組んでいる企業もあり、TikTok内で新規顧客獲得やブランドリフト効果など一定の成果をあげている例も見られます。
また、高度なレコメンド機能があり、アカウントのフォロワー数に関係なく、ターゲットの興味関心に沿うコンテンツとユーザーが出会いやすく設定されているため、自社のターゲットにリーチしやすくなっています。
なぜTikTokをはじめたのか|動画だけが伝えられるもの
当社がTikTokをはじめた理由は3つあります。
【1】「営業に強い会社」というイメージをもってもらうため
【2】「社内の雰囲気」を肌で感じてもらうため
【3】「営業」という仕事のイメージを変えるため
当社は「営業力」を強みとしていますが、営業力を強みとする競合は他にも多く存在します。そこで、「営業といえばLis」と想起してもらえるよう、会社の認知度を上げるためにTikTokが最適だと考えました。
また、文章媒体では伝えきれない「社内の雰囲気」や「メンバー同士の空気感」などを伝えられるのも、動画媒体であるTikTokならではと考えています。当社は、CEOが自ら積極的にメンバーと日々関わっていくフラットな雰囲気を自社の長所と捉えていたため、この雰囲気を発信すべく、アカウントの運用をすることを決めました。
最後に、「営業」という仕事のイメージを変えたいという理由がありました。自分は営業という仕事を、これ以上にワクワクすることはない、素晴らしい仕事だと考えています。
後ほど詳しくお話ししますが、この営業という仕事の素晴らしさを広めたいということも、TikTokをはじめた理由の一つでした。
TikTokの運用方法|できる限り内製できるかたちで
実際にTikTokをはじめると決めてからは、いくつかの運用会社にかけ合いました。
さまざまな会社と相談した結果、TikTok運用は最も難しい企画部分を外注し、撮影や編集などの部分は、できる限り内製しコストを抑える体制をとることにしました。
現在も、【企画→撮影→編集→運用】というTikTokの運用フローのうち、「企画」の部分はプロに外注をし、あとの工程はは社内で内製しています。
はじめは動画編集などに時間がかかっていたものの、慣れてくるとだいぶ編集時間も短くなり、今ではショート動画1本あたり1時間程度の編集時間ですむような体制が整いました。
はじめてみて|周りからの嬉しい反応
TikTokをはじめて、ありがたいことに2回目の投稿で8000件を超えるいいね、500件を超えるコメントをいただくことができました。
街を歩いていると知らない方から「もしかしてTikTokの…」と声をかけられたり、既存のお客様はもちろん、新規の企業様から声をかけられることもありました。
また、肝心のターゲットである採用候補者からも、「知っている」「見たことがある」とのお言葉をもらうこともできました。
東京に限らず、全国各地、旅行先でも言われることがあるため、着実に認知が広まっていることを実感しています。
初めて会う方でも、自分の人となりや会社の雰囲気を感じてくださっているため、話がスムーズに進みやすいという体感があります。
直接、「TikTokをみて問い合わせをしました」という連絡こそないものの、こちらから問い合わせた際に「TikTok拝見してます」とのご意見をいただくことも多く、認知拡大のPR施策としての手応えは実感しています。
「営業は嫌い」ユーザーからの辛辣な声
しかし、先述したようにはじめたての投稿がバズって万再生を超えたのですが、そのコメント欄は「こういうしつこい営業マンって嫌い」といったご意見が多くありました。
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たしかに、ショート動画の尺で、クロージングの場面や切り返しの場面だけを切り取ると、どうしても「営業マンの人のうざったい営業トーク集」と感じられることもあります。
ただ、この場面の前後には、営業マンの商品に対する深い学びや、お客様との信頼関係を構築するための細かな気配り、商品以外にもお客様のためになる知識の習得など多くの努力が隠れています。
営業という仕事は「しつこい」と思われる場面も多くあります。営業職にマイナスのイメージを抱く方もいます。
しかし、私は営業ほど素晴らしい仕事はないと考えています。
営業職は、自分の努力次第で必ず成果が出せる仕事です。人脈が広がることはもちろん、営業で培うコミュニケーション力は仕事だけではなくプライベートでも生かすことができ、自分の生活を豊かにしてくれます。そして、売れる営業マンは必ずといっていいほど「お客様のためになるものだけを売る」というポリシーを掲げています。私もその1人です。
だからこそ、このアカウントは「自分自身が営業を追求している身であれば、必ずためになる内容を届けられている」と考えています。クロージングや切り返しに悩む営業マンは多くいます。
これからも、営業の仕事で悩んでいる人の、課題を解決できるようなアカウントを目指していきます。
また、営業にマイナスの印象を抱いている若い世代に対しても、私たちのイキイキと働く姿をみていただき、少しでも営業職の素晴らしさを伝えられればと思っています。
おわりに
今後も株式会社Lisは、「猟奇的なワクワク」を追い求め、Lisにかかわる全ての企業の成長機会を最大化し、利益を上げる良きビジネスパートナーであり続けます。
株式会社Lisには、他にも熱い想いを持って働いている方がたくさん在籍しています。
インタビュー記事も掲載していますので、当社のwantedlyを是非チェックしてみてください!
■著者 浅井央(29歳 ※2023年12月現在)
株式会社Lis 代表取締役社長
立教大学を卒業後、大手IT広告代理店に入社。その後外資系金融機関(プルデンシャル生命保険株式会社)で営業力を磨き、25歳で起業。法人の営業支援事業を立ち上げ現在56名のメンバーを牽引。
AbemaTV「ピュアな恋しちゃダメですか」出演。