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ドラマ『Shrink』とか、ドラマ『ハッピー•オブ•ジ•エンド』とか、原作ドラマとかのお話

録画していたShrinkを見ました。
録画失敗して2話だけ見れてないのが残念なんだけど。
めちゃくちゃいいドラマだったな。

私はそれなりにそこまで大きな問題なく社会生活を送れていると思うけど(たぶん…)、なかなか思い当たる節も多く身につまされるドラマだった。

特に3話。
色々トラウマ抉られて結構メンタルやられてまぁまぁしんどい。

自ら精神科に通ってちゃんと医師と話ができて指示通りにデイケアに行ったり処方された薬飲んだりできる時点で、実は半分以上は治ってる気がする。
大半はそこまでができないんだよな。

そして例え勇気を振り絞って通院を決意したとしても本当にいい医者に当たる確率ってどれくらいなんだろう。鉱山から金を掘り当てるくらい低い確率な気がする。

大半は儲け主義の精神科医がテキトーに話聞いて3分診療で大量の薬出して終わりでしょ?って気がする。知らんけど。
でもShrinkはその辺も描いてくれてたのがリアルだったな。

早乙女先生。とんでもヤブ医者だったけど、大半はあんな医者ばっかりなんだと思う。
弱井先生みたいな人は滅多にいない。金を掘り当てるよりいない。
だからこそドラマになるんでしょ。

実際私はうつ病を拗らせて身内が亡くなってるのでその辺の信用がない。
身内も精神科に通っていた。
古い人間だから自ら精神科に足を運ぶのはすごい勇気が必要だったと思うけど、それでも行かずにはいれないほど追い詰められて…
ま、結局、大量に薬出されて、処方通りに飲んだら眠くなって仕事にならないから飲んでるふりしてやめて、辛くて辛くてたまらないのにヤブ医者の指示通り馬鹿みたいに空元気だして、頑張れ頑張れってどんどん自分を追い詰めて、夜は一睡もできなくなり、布団が絞れるくらい毎晩寝汗をかいて、しなしなのぱーになって、最後は眉間に苦悩の皺を貼り付けたまま、一回も笑う事なく死んでいったけど。

あの時もう少しいい医者に通わせることができたなら、って、ものすごい後悔をしてる。

だから早乙女先生みたいな医者を描いてるのはすごいリアルだなぁと思って見てたけど。

そもそも鬱とかと違って、境界性パーソナリティ障害とかは、性格と個性と病気の境ってどこにあるのかなってすごく不思議です。
パニック症や鬱と違って薬で治せるものではないと思うし、よく心の風邪なんて表現もされるけど、そんな一時的なものではなく人格とか性格のものだから、パーソナリティ症と一括りにカテゴライズしても、その人によって症状も原因も人の数だけ違うだろうし。

実際ドラマの主人公の女の子も、家庭環境や主に父親が原因だったわけだけど、じゃその父親は?ってなると、またその父親や母親が原因たったりして、その親、またその親、って辿って行くともうそれは病気とかの分類でいいの?と思うし、他人や医師が介入できるレベルの問題じゃない気がするし。
もちろんドラマだから、そこは幼い自分を抱きしめてあげる描写でなんとなく解決はしたけど、実際はすごく難しいですよね。
親子の縁はなかなか切れないのよ、実際は。
だから認知療法とかで少しでも改善を試みるんだろうけど…まぁ現実はなかなか…

実際私の身内も原因は明らかに母だったので、そこの根本を解決しないといくら優秀な医者にかかった所で結果は同じだったと思うし、じゃその諸悪の根源の母は?ってなるとそのまた母親に虐待を受けてた過去があったりして、本当難しいと思う。

今私はドラマハピエンにハマってるわけだけど。
ハオレンね…
壮絶。なんて言葉で片付けたら随分ドラマチックだけど、実際あれだけの虐待を受けたらまともに社会生活は送れないし、もっと具体的な精神疾患として症状が出ると思う。

実際ハオレンは、虐待を受けて育った多くの人に見られるような陽性転移や陰性転移や試し行動が千紘に対して見られるし、
千紘へのデレ方がまるで子供返りのような甘え方で非常に危うい。
恋愛感情だけでなく、親への愛や、友情や、人に向ける感情を全部ごちゃ混ぜで千紘にぶつけていくような接し方で、すごく胸が苦しいんですよね。
ハオレンのあれを全部受け止めるのには大変ですよ。
精神的にも体力的ににも、そして現実には経済的にも相当な器と力がいるし、ある種専門的な知識もいるものだと思う。
恋愛ってやっぱり自立した人間同士じゃないと上手くいかないんですよね、現実は。

もちろん、ハピエンはドラマだしフィクションだしエンタメだから、そこを愛のものとして上手く綺麗なお話しにまとめてくれると信じてるし、だからこそなんとか見ていられるんだけど。

それにしてもハピエンの供給スピード半端ないですよね。(急に話し変わるけど)
いやずっと言ってるんですけどね。そんな石炭を燃やすみたいにボンボン燃料放り込んでどうするの?ってちょっと思ってて。
やれ感想だハッシュタグだ視聴回数だインライだ同時視聴だ、そしてそのうちイベントだグッズだポプストだって煽りまくってくるんでしょ。
これで売れる。こうやったら金になる。っていう商業ルートを見つけたもんだから、もうイケイケどんどんでメタクソに供給しまくってるようにしか見えなくてほんとしんどい。

もちろん消化が遅い私が悪いのは重々承知だけど、2話同時配信なんてゆっくり咀嚼する暇もなくて、心がついてゆかなくてへとへとです。
せっかくいい作品だから、ちゃんと咀嚼して吸収して自分なりに言葉にしてから次を見たいのに。

昨日4話の感想上げたけどあまりに質が悪くて絶望してる。
5話6話って供給されて、早く書かなきゃって焦って随分表面的な事しか書けなかった。
いや、もちろん自分の力量のなさがいちばんの原因だけどさ…でもな…なんで2話同時配信なんだ。

だから決めた。私は5話以降の感想はもう自分のペースでゆっくり書く。配信スピードに振り回されないぞ。
なんてね。勝手にしろって話しですね…
はぁぁぁ…唐突に死にたい。

実際今の実写BLブーム、こんなにボンボン供給しててどれくらい続くのかな。
今日の公式RPで知ったけど、毒恋は映像化前提で書かれた小説原作らしいですね。
原作を食い尽くした今、こういうオリジナル作品が今後は必要となってくるのかと思うと色々複雑です。
だって原作ってめちゃくちゃ偉大ですよ?

小説なり漫画なり、それぞれの作者が時間もエネルギーも膨大に捧げて人生を賭けて命を削って生み出した魂の作品達。
それらをずらーっと見本市の様に並べて、さて、どれが映像化できるかな?と金の算段と共にほいほいと作品を選び出し、あの作品をヒットさせた監督とあの作品に音楽提供したアーティストと今売り出し中のイケメンと…ってピックアップして、なんだかんだセオリー通りにパッケージして世に送り出す。
撒いた餌にホイホイ引っかかる腐女子達を見て大人達はどんな気分だろう。

でもそれは全て神のような原作があるからなんですよね。
身を削って生み出した作品をどうぞご自由にと、神のような御心で提供してくれる原作者様がいるからなんですよね。

今後散々食い荒らした原作がなくなって、オリジナル脚本が求められた時に日本のBLドラマがどうなっていくのか…
原作の褌を借りてとった相撲がいかに勝ち試合だったか思い知るといい。なんて意地悪なことを思ってる自分もいるけど。
でもやっぱりいいBLを沢山見たいので、オリジナル脚本にはめちゃくちゃ期待してるし頑張って頂きたいと心から思っています。

なんてどうでもいい話しばっかり偉そうにしちゃった。
つまり何が言いたいのかと言うと、

早乙女先生めちゃくちゃ綺麗だなおい。


え?いやいや…だって驚きましたよ。
なにあの細身。何あの長身。すらっとしてて小顔で嘘みたいに綺麗な作りの顔で、立ち姿からやばい。カッコいいというか、なんかもうほんと綺麗。
ひたすら見惚れてしまいました。
あぁ…竹財さんってあんなに綺麗な人なんですねぇ…(しみじみ)
あんなに綺麗な人があんな事こんな事してくれたポルノグラファーはなんて贅沢な作品なんだ…

って話し変わってきたぞおい。

ということで、noteと言う場所はなんでも自由に書いてもいいと聞いたのでたまにはこんなひとりごとをとりとめなく書いてみました。

唐突に終わり。

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