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ポルノグラファー~続・春的生活~の初見感想

2024.07.24 Xに投稿分の転載となります。
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やだーー!!エモい!!エモすぎる!!エモすぎて可愛すぎて甘すぎてどうしようーー!!

死にそう!!死にそうです!!萌え死にそうです!!!

 なにがって、最後のあのキス!!

なんですかあれ!!!

ドキドキそわそわしながらベッドに座ってる理生も、可愛く甘えながら押し倒す春彦も、そして春彦のタメ口も、なにこれ!!なにこれーーー!!!うわぁぁぁぁ・・・

 

 

いや、冒頭から大暴れですみません。

だって我慢できないですよあんなの。あんなに甘いラブラブの2人を見せられて私の頭は木っ端微塵に砕け散りました。

今後は宇宙の塵となって遠いお空の向こうからはるりおの幸せを祈りたいと思います。

皆様さようなら。

 

・・・とはいかないので、なけなしのHPを振り絞って書きます・・・・

 

はぁ、もう最高すぎた。つか、もうサムネからもういいですよね。

「春的生活」は少し暗めの黄昏時みたいな背景で、「続・春的生活」は桜色の優しい背景。

3人の表情も明るくなっていて、穏やかな笑みを浮かべる木島の柔らかい表情が印象的。

3人の心情の変化がよく表されていて素敵です。

 すっかり慣れ親しんだホームを走る春彦。

駅のターミナルで待ち合わせっていう始まりは「春的生活」と同じだけど、春的の時は嬉し恥ずかしドキドキの再会。お互い初恋のようなウブさだったけど、「続・春的生活」はすっかり恋人同士。砕けた柔らかい雰囲気とお互いの信頼感がとてもいいです。

 

そういえば、理生はもうちゃんとスマホで待ち合わせの時間とか連絡とれるようになったのでしょうかね。笑

 

しかし、「来ないかと思ったよ」って、思ってもないのに言う理生がかわいい。春彦が否定するのを聞きたいんですね。

「冗談でしょ?」って言われて「うん」←ここ。可愛すぎる。デレりお。たまに出る理生の甘え。たまらん!!

しかし朝まで接待で飲んでたとしたら、会ったのは夕方くらい?二日酔いでも会いにくる春彦の一途さがいいですね。愛が溢れてる。

 

そしてキス!!!

もう、また人通りの多い駅前で人目も憚らずにこの2人は・・・

つか、なにこのかわいいキス!!ゆっくりと触れ合うだけのキス。そして目が合って微笑み合うなんて、あまりにもかわいすぎるんだが・・・つか、え?これポルノグラファーですよね?まさか舌を入れない清らかなキスがポルノグラファーにあったんですか??笑

(注:ポル最終話も一応入れてません)

 

で、「幸せな気がする」ってのがほんと理生。素直に「幸せだ」って言わないのがほんと理生。どこまでもひねくれてるの、もう何周も回ってすっかり大好きです。

でも理生の口から「幸せ」なんて言葉が出たことは素直に感動ですね。

 

そしてもうすっかり木島家になじんでる春彦。

「一緒におねんね」なんて、子供の他意のない無邪気さに凍りつく大人たちが面白い。

この微妙な空気の中、「お兄ちゃんなんかのどこがいいの?」って遠慮なく切り込める妹さんのメンタルさすがですね。

2人の関係に興味津々な妹夫妻おもしろい。特に妹旦那の食いつきすごくてめっちゃ笑うw

 

で、「特別です」って、これね、すごくいいですよね。

相手の好きなところを100個上げるより、「特別です」の一言が相手の存在自体を丸ごと愛してるって感じで素敵です。

しかしこんなデレデレの顔で「特別です♡」なんて惚気られたら、妹夫婦ももうなんも言えないですよね。認めざるを得ない。いや、認めるっていうか、春彦のクソデカ愛に笑うしかないって感じでしたね。笑

 

つかそもそも、実家でヤるなって話ですよね全く。子供もいるんだぞと。

ラブホ行けラブホ。あの焦らしプレイからよほど我慢できなかったんだろうけど、裸で抱き合って眠る姿を見られるなんて、脇が甘いにも程がある。

みゆちゃんがあれを「ただのおねんね」と素直に信じてくれる年齢でよかった。笑

 

そしてきました。

「合鍵」と書いて「プロポーズ」と読む。BLの必須アイテム。その名も「愛鍵」。

いい歳して実家の世話にはなるし場末のスナックには平気で転がり込むけど、「若い男のヒモになりたくない」。これが理生のプライドなんですね。

愛する人だからこそお荷物になりたくない。彼を支えられるくらいになってからその鍵は受け取りたい。

分かる。分かるけど、断られた春彦のしょんぼり顔がかわいそうだったので、理生の本が爆売れして、賞とか取って、映画化されて、理生がつまんないプライドなんか捨てて、2人がなんの気兼ねもなく幸せな同棲ができる日が一日も早く来るよう、私は毎日FODに祈りを捧げたいと思います。

 

で、城戸からの電話。

「城戸」って言葉だけで、脊髄反射で「なぬ?」ってなる春彦おもしろい。

しかし城戸って、どんどんかっこよくなってますよね。男の色気と渋みが増し増しでめっちゃかっこいい。望み通り家庭も円満で、会社でも着々と出世してるんだろうな。

 

話それるけど、吉田さんって、めっちゃ足長くないですか?何気に身体の半分足ですよね。シルエット見た時あまりに二次元すぎてびっくりしたもん。スタイルやばすぎ。

いや、ポル組俳優、全員イケ度マジ半端ない。

  

そして出ました。春彦の妄想癖。もしかして妄想どんどんひどくなってない?笑

亀甲縛りにろうそくって、ポルグラ3話の妄想といい、もしかして春彦SM好きなんですかね。もしかして理生を凌辱したい願望ある?

たぶんあれですね、ポルグラ1話で「妄想8割」って言われた「あとの2割」が、きっと妄想を暴走させてるんでしょうね。

ま、でも緊縛はされてないけど、フェrはさせられてましたからね。妄想が当たらずも遠からずなの、さすがというかなんというか。笑

 

それにしても、縛られてる理生エロすぎますね。肉付き感がちょうどいいというか、痩せすぎず鍛えすぎずな、なめらかな肢体がめっちゃそそる。

そして表情がもう・・・エロ過ぎる・・・なんでこんな表情できるんだほんと。

 

ちょっと竹財さん贔屓の偏見を承知で語ってしまいますが、このシーン、竹財さんの振り切った演技力で素晴らしい仕上がりになってると思うんですね。
大石さんも頑張っていらっしゃるのはもちろんだけど、やはりこういう過激なシーンに対する戸惑いや動揺や不慣れ感がどうしても否めなくて、どこか固い芝居のような気がするんです。

いや大石さんは素晴らしい俳優さんでその演技力にも存在感にも感服しかないんですが、ことこういうセンシティブシーンになると、どうしても難しい部分ってありますよね。
それを全て竹財さんの演技力の高さで、めちゃくちゃ耽美なマゾヒズムな美しいシーンに仕上がってると勝手に思ってるんですが、どうでしょう。

だっていわゆる受けの表情ひとつとっても色んなパターンがあって、本当に驚きます。
強姦系から背徳系から柱系(?)から声抑系からカーセッ…まで、ほんとありとあらゆるシチュエーションの濡れ場を見せてもらって、とうとうロウソクにまで塗れて頂いてこんなに被虐的な表情まで見せてくれて、ほんと竹財さんには感謝しかない。
こんなに腐女子のツボを確実に刺してくる俳優さんなんて初めてでほんとどうしよう。

そりゃ神と呼ばれるはずですね。

  

「東京に行こう」って理生からの誘い。

家出はするのに遠出はしたがらない、引きこもり理生からの初めての誘い。嬉しかっただろうな。

理生の過去の大切な思い出を教えて貰って、師匠の墓参りに一緒に行こうなんて、合鍵を受け取ってもらえなかった残念さなんか吹き飛ぶくらい嬉しかったに違いない。

「行きましょう!」って答える春彦くんにぶんぶん揺れる尻尾が見えてかわいすぎて泣けた。

 

しかし、こんな立派なお墓どうやって作るんだろ。

ちゃんと経年劣化した汚れが再現されてて、スナックアケミの古びた看板といい、チームポルグラの美術さん優秀ですよね。

 

墓参りする理生が美しい。

やっぱり理生はこういう少し影のある雰囲気が本当に似合います。

「合わせる顔がなかった」って謝る理生。逆にやっと堂々と挨拶に来られるまで自信がついたってことだと思うとその長い道のりに泣ける。

春彦を蒲生田先生に紹介したかったんだろうな。きっと蒲生田先生も草葉の陰で喜んでるに違いない。

 

川沿いを歩く2人が絵になる。なんてビジュのいいふたりでしょう。

「色々は聞かないでおきます」って笑顔で言えた春彦、成長したなぁ。本命の恋人としての余裕が出てきたかな。

と思ったら「なんすかそれ!!!」ってやっぱり城戸が気になって仕方ないのかわいい。

理生もいちいち「彼とは色々あった」って煽るの、わざとやってますよね絶対。 

ま、いちいちこんな可愛い反応してくれたら、虐めてみたくなる気持ちも分かる。

なんかこの辺の掛け合いはアドリブっぽくて楽しかったw

 からのベッド!!!

これ!これですよ!!もうエモすぎて可愛すぎてたまらないです!!!

 

並んで新しいベッドに座る2人。

嬉しそうな春彦と、ドキドキ乙女顔の理生。

りお、もう完全に何かを期待しちゃってますもんね。

おずおずと春彦を見るりおと、喜びいっぱいの春彦が見つめ合うのが可愛すぎる。

 

で、春彦の押し倒し方が上手すぎるんですよね。

こんなに甘えながら、可愛くスムーズに押し倒す人初めて見ましたよ。理生に体重がかからないように右手で支えてるのもめっちゃときめく。

城戸の投げ飛ばしと全然違う。この彼氏感がたまらん!(もちろん城戸の乱暴な押し倒しも大好物ですが)

で、押し倒される理生もスムーズすぎるんですよね。押し倒されっぷりがもうプロ。こんなに押し倒されるのが似合う人ほかにいる?

 

もうほんと、2人の距離感が素晴らしすぎるんですよね。これもう芝居の距離感じゃないでしょ。

いや、もちろん芝居なんだけど、完全に2人の関係性が出来上がってるというか、この「恋人感」はたとえ実力派俳優さんといえども演技だけじゃ絶対出せないと思う。

タメ口も全然違和感ないもん。すっごく自然。たぶん甘い雰囲気になったらいつも春彦はタメ口になるんだろうなと余裕で想像できてめたくそ萌えます。

いやもうほんと、恋人を抱く時だけタメ口になる年下彼氏最高なんだがっっ!!

あぁぁぁぁ・・・甘い~甘いよ~泣

 

春彦の優しくとろけそうな目が、理生さんが愛おしくてたまらないって言ってる。目でもうりおを抱いてるような包容力がたまらない。

そして理生の信頼しきった全身委ねるような目も尊すぎる。

そして「捨てないでくれよ」の言い方が最高なんです!!ほぼツンしかない、究極ツンデレがデレた時の破壊力半端ない!!!

春彦の頬をそっと包む右手が優しすぎて、俺のものって独占欲が溢れてて最高!

口説き文句吐いてから押し倒すんじゃなくて、押し倒してから口説き文句ってのもなんかもう甘すぎて最高です!!

 

そして、春彦の「ありえないよ」。

最高!最高です!あまりにも最高すぎる!!こんな甘い「ありえないよ」が世の中にあっていいんですかぁぁぁぁ・・・

ささやき声やばい。腰にくる。

春彦の「ありえないよ」が好きすぎて着信音にしたい。アラーム音にしたい。脳内に埋め込みたい!!!「ありえないよ」を遺影にして欲しい!!(意味不明)

 

そして最後。暗転の中二人の声がユニゾンで、

「君が好きだ」「愛してる」

 

もうね、最後にこんなど直球の台詞持ってくるの天才すぎませんか。

ここまで人間の感情を丁寧に描き、視聴者の心情をしっかり引っ張ってきたからこそ、このストレートな言葉がすごく重みを持って刺さるんですよね。

 

いや、まじで最高すぎた。

これこそ本当に集大成じゃないでしょうか。

2人が全身全霊で役に捧げて築いてきた関係性の集大成。

作品の集大成であり、はるりおとしての集大成であり、ポルグラの役者としての竹財さんと猪塚さんとしての集大成でもあり・・・

共に作品を作り上げてきた2人にしか絶対に出せない空気感が本当に素晴らしすぎました。

 

プレイバックのラストもこれ以上ないくらい最高に幸せなラストだったけど、まさかこんなに甘いその後のふたりを見せて貰えると思いませんでした。

のたうち回るほど最高過ぎるエピローグでした。ほんと14分とはとても思えない見応え。見事でした。

大拍手です。

 

はぁぁ・・これで全シリーズ見終わってしまった・・・

 

実は正直、FODで念願のポルノグラファーを見てから、結構ポルノグラファーのことしか考えられない頭になっていまして。

毎日毎日ポルノグラファーを、電気を消した部屋でひとりこそこそ見るのが何よりの幸せで。

もう大好きで大好きで、気持ちが溢れてどうにも耐え切れず感想文をまき散らしたわけですが。

それからインディゴを見て、プレイバックを見たら、もうまともに日常生活送れないくらいに魂全部持っていかれてしまって。

毎日仕事や家事の隙を見つけてはFODで動画を見て、過去のインタビューやらイベンドの動画などを漁り見て、その間ずっと鬼束ちひろさんの曲をエンドレスリピート。

もう自分でも制御できないくらいに夢中になってしまって、まぁまぁ大変なことになってました。

 

とうとうシリーズ全てを見終わった今、窒息しそうなほどの多幸感と感動、そして一抹の寂しさで情緒が千々に乱れています。

ポルノグラファー、インディゴ、プレイバック、春的。続・春的。どれも全くハズレがなかった。全部すごい完成度と熱量だった。本当に素晴らしいです。

 

とにもかくにも、俳優陣がこの3人で本当によかったと改めて思います。

木島理生という難役をあれだけ見事に体現できるのは竹財さんしか絶対にいないし、とにかく色気。ともすれば下品にもなりかねないほどに激しい濡れ場を、あれだけ上品に艶っぽく愛らしく表現できるのは絶対竹財さんしかいない。

可愛い受け、綺麗な受け、強気な受け、いろんな受けを実写で見てきたけど、大人の男性でこれだけのエロと色気を見せられたのは初めてで、もう心奪われずにはいらないです。

 

そしてそんな竹財さんの圧倒的なの演技を受けてなお、ピュアな存在感と色気を出せる猪塚さん。本当に素晴らしかった。

純朴で一途な大学生の久住から、社会人になり大人の精悍さと色気、愛する人と共に生きていく覚悟への変化も本当にお見事でした。

 

あと吉田さん。大人の狡さと泥臭さ、凡人として生きる苦悩と純粋さ、そしてあのドSっぷり、それができるのも絶対に吉田さんしかいないと思います。

正直、髭の生えてる攻めって初めてで、最初は戸惑いもあったんですが、でもあの男臭くて味の濃すぎる攻めがあまりに珍味すぎて、今やすっかり中毒です。

つか結果、私はインディゴが一番好きかもしれないです。(唐突な告白)

 

要するに。

この3人だからこそ紡ぎ出せたポルノグラファーの世界感に魅了されっぱなし。細胞全部わし掴まれて息も絶え絶えなのです。

BLの枠を超えた骨太な人間ドラマだけど、ちゃんとBLとしての萌えも見せてくれるそのバランスも素晴らしい。

 

あと3部作全部観て感じたのは、「季節設定」。これも非常に秀逸だと思いました。

ポルノグラファーは夏の設定ですかね。じっとりと濃密で淫靡な世界観が夏の湿っぽい空気感とよくあっていたし、

インディゴは秋から冬にかけての設定だと思うんですが、冬の閉塞感が二人の行き場のない閉ざされた関係性をよく表現していたと思います。

そしてプレイバックは春から初夏にかけての設定でしょうか、芽吹き始めた生命の明るい未来を感じさせる色味が、シリーズのフィナーレを飾るのに最高の演出だった。

 

こうやって季節感ひとつとってもそれぞれの世界観にすごくマッチしていて、改めてよくできた作品だなと感心してしまいます。

 

はぁぁぁ・・ほんとこんな名作に出会えるだもんなぁ・・・腐女子やってて本当によかった・・・泣

 

また長くなってしまいました。

ほっといたらなんぼでも語ってしまう。あぁ好きも語りも止まらねぇ・・・

 

とにかく。

私の拙い文章を読んで頂き、こんな出遅れド新規にも優しくして下さったグラファーの皆様、本当に心よりありがとうございました。

とても嬉しかったです。

 

シリーズは全て見終わってしまったけど、私にはまだ円盤の特典映像があるしメイキングもまだ見てないし、なにより私の滾りが収まらない!!

 

ということで、懲りずにまたくだらないことを垂れ流すかもしれませんか、その時はどうか生温かい目で見守って頂けると大変嬉しいです。

 

ひとまずシリーズ完走。

感想文も完走。

長文にお付き合い頂き本当にありがとうございました。        

 

おわり。

 

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