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東京は面白い -或る日の虎ノ門にて-

こんばんは、あさひしおりです。

東京は面白い!
唐突にそんなことを思ったので、noteにメモ。

或る日、商談にて虎ノ門まで。
台風の影響で電車が遅れるかもしれないと、随分早めに家を出発したものの、杞憂でした。

いつもなら足早に通り過ぎてしまうものの、少し時間ができたことで、目的地までの道のりを楽しむ余裕があり、商談前にこんなにゆとりを持って歩いたのは、何気に初めてかも。

都心にも関わらず緑が多く、歩くのが楽しいです。

しばらく進むと現れたのは愛宕神社。
木々の中に映える赤い鳥居が印象的で、ビル街にあるとは思えない趣き。

緑と赤、神社とビル
コントラストが面白い

後で気になって調べてみたところ、この石段、「出世の石段」と言うらしい。登ればよかった!なんて、、笑。

なんでも江戸時代、徳川三代将軍家光公の命、梅を献上するため馬に乗って石段を駆け上り、その名を轟かせた曲垣平九郎(まがき・へいくろう)という人物がいたそうな。馬で石段を駆け上がって出世街道とは、なんとも面白いストーリーです。

こちらの愛宕神社、HPにはバーチャル参拝やトリビアのコーナーが用意されており、とても愛着が感じられるので是非ご覧くださいw


さらに進むと、続いて現れたのは青松寺。曹洞宗のお寺のようです。

右から撮っても、左から撮っても、背後にビルが見える構図。お寺とビルのコントラストが面白く映ります。

都心の中に佇む、古き良き建造物と木々。

新しいものと古いもの。
人工物と自然。

こんな景色が当たり前のように混在し、素知らぬ顔で溶け込んでいるのが、面白いのかもしれないです。

帰り道には芭蕉の句がまさに今日を表しており、しみじみとした気持ちに。

残暑厳しくも、秋の風が吹く、ここは虎ノ門。

そうそう、近くにおしゃれな呉服店も見つけてしまいました!

また休日にゆっくり訪れてみようかな
と思った一日でした。

それではまた👋

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