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「ベンジャミン・フランクリン効果」 株クラ民は、調べればすぐわかるような初歩的な質問をしてくるやつには安易に答えないほうが良いかもしれない
・基礎的な勉強すらしないのにやたら自信満々で自分のやり方にこだわる
・調べればすぐわかることでもいちいち質問をする
・自分から頼んでいろいろ教えてもらっているのに、自分の好みでない話は真面目に聞いてない
・対価を支払わずに他人にあれこれおねだりするが悪びれた様子がない
・一見礼儀正しく見えるが全般的に図々しい
このような等価交換の法則を無視した人間がいたと仮定します。
一言でいうと、クズですね。
さすがに現実ではそこまでやばいやつは居るわけがないのですが、いたと仮定します。
こういう人間は、人の心をざわつかせ、人の耳目を集めやすいのですがなぜか一方で、特定の層から可愛がられ、好かれやすい傾向があります。
なぜなのか。
これは人間心理のバグみたいなものなのです。
ベンジャミン・フランクリン効果に要注意
そんなことを教えてくれる2つの心理法則があります。
1つめが「ベンジャミン・フランクリン効果」
2つめが「サンクコスト効果」「コンコルド効果」です。
「ちょっとしたお願い」を、めちゃくちゃしまくってたらしいのです。そして相手は「それくらいなら」って感じで頑張って応えてあげます。すると彼らは「フランクリンのお願いを聞いてあげたということは、彼のことが好きなのかもしれない」と感じるようになったと言われています。人間は頼まれて「仕方ないな」と動いてあげることで、相手に対して好感を抱いてしまうのです。
パートナーに対して不満があるものの「時間が解決してくれるかもしれない」「一緒にいることで変わるかもしれない」と思い込み、なかなか別れを切り出せないケースや何年も交際したことでその時間をもったいなく感じ、そのままズルズル交際を続けるケースもサンクコスト効果の事例だ。
この2つの知識からわかることは
「この人になにかしてあげても返してくれる見込みがない」「真剣ではなくヘラヘラしながら軽い気持ちでお願いしてくるぞ」と思ったら、その人には安易に説教をしようとしたり、変な親切心を起こして「この子わかってないから教えてあげよう」と思わないほうが良いということです。
「得意分野に聞いて質問したら相手が気持ちよくなる」「人間心理には親切にしてあげたらクズでも好きになってしまうバグがある」ことを理解していている相手だった場合、ドツボにはまってしまう危険があります。
相手はホストかキャバ嬢くらいに思って警戒したほうが良いです。
最低でも必ず「相手から教えてくださいと言ってくるまで待つ」ことが大事です。絶対に「自分から教えてあげる」という行為をしない。
そして「向こうが軽い気持ちで数撃ちゃ当たるワンチャン精神で寄ってきたときは拒絶する」ことを心がけましょう。助けてあげても自分には一切の得がありません。
性格が良い善良な人や、断るのが苦手な気の小さい人はこういう人間にやられやすいです。
一見冷たいように思われるかもしれませんが、これは長期的にはクズのためにもなります。
クズは、「図々しく振る舞っているにもかかわらずかわいがってくれる人がいる」と自分の行動が強化されていってしまいます。
要するに、間違った行為でもそれに対してリアクションがあるとどんどんその間違った傾向が強化されていってしまう。
これをシステム理論で「ポジティブフィードバック」と言います。
それである程度世渡りがうまく言ってきたものだから、そういうクズは「獲物」を見つけるのも上手になっています。そうすると、本人だって「こういうの良くない」と思ってもやめられなくなってしまっているかもしれないのです。
であれば、行動を改めるまでちゃんとブロックしてあげるのはむしろ親切だと言えるでしょう。村八分にしてあげるのが優しさなのです。
ターゲットにされたときは、勇気をだして断るか、せめてそっと距離を取る。自分からは一切アクションを取らない。一度でも手助けしてしまうとサンクコストとかが頭に浮かぶかもしれませんが、そこは潔く損切りしなければいけないときもあるということは頭においておきたいですね。
ちなみにこの話は「江口さんはゲーム脳」というマンガの10話に載ってました。
今までの反省と、今後の意識について
私は割りとリプもらったらすべて丁寧に返すようにしてましたが、度を越えて図々しい人間、馴れ馴れしい人間に対しては、ちゃんと線を引くように気をつけたいと思います。
別にそこまで極端なことでなくても、自分にはこういう選択肢もあるのだということはきちんと認識しておきたいです。