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会話が苦手な人必読の書「なおりはしないがましになる」

株には関係ないんですが、久々にマンガ読んで感動したので紹介!

ツイキャスをやるようになって思うのですが、私は🐸(葵堂)さんのように、他人の話をじっくりきいて的確な答えをその場で返すというのはほとんど無理なんですよね……。

なぜかというと、基本的に私は脳のメモリが小さすぎて人の話をその場で処理しながら相手の話を返すということができないからです。

つまり

・人の話を聞いてその場ですぐ理解する
・他人の話に能動的に興味を持って掘り下げる

みたいなことが苦手なんでござる。

じゃあそのあたりどうすればいいのかということで、面白い漫画があったのでみんなにシェアするよ。

エッセイスト・マンガ家として有名なカレー沢薫さんが、他人とのコミュニケーションについて掘り下げて分析してるマンガ。

一話毎に「問題点の分析」→「解決策の模索」をコンパクトに行ってくれているので読みやすくてしかもためになります。

これ🐸さんには全く必要がないマンガなんですが、私みたいに会話が得意ではない人間には救世主みたいな本です。
失礼かもしれないけれど、私が勝手に「会話苦手組」として仲間意識を持っているぱふぇっとさんや中田さんにも読んでほしい!


んで、46話で、まさに今回の私の悩みドンピシャの回がアリました。


◇人の話が聞けないという状況の理解

「人の話が聞けないというのは 具体的にどういう状況なんですか?」

「一番の原因は ADHD による集中力の欠如 かな。人の話に集中することができず 途中から別の全然 別のことを考えてしまうんだ。さらに 私は耳からの情報処理が弱いという診断が出ているから 耳で聞いた言葉の意味をあまり理解できていないのではないかと思う」 

「聞いていないし 理解できていないから 的外れな返答して相手がドン引きするということですね 」

「いやそれはまだマシな方だな。 返答が全く思い浮かばず気持ちの悪い笑顔で適当な相打ちしか 無言になることの方が多い」

「なんだその会話 クラッシャー」 

「それを何回か繰り返すと相手も喋らなくなる」

「なんかそれ エレベーターで絶対 2人きりになりたくないタイプですね」

「そんなもんだから 基本的には話し合いができないんだよ。 相手の意見を聞いて理解してそれに対する意見を言えないから、完全に相手の意見に同調するか 自分の意見を一方的に押し通すかの二択になってしまう


これ自分にも当てはまるけど、「中田Bさんの株ともがなんであんなことになってしまうのか」がちょっとわかった気がした……なんか定期的にニヤニヤ笑いが出ちゃうのってこういう事情だと思うので、馬鹿にしてるわけじゃないんだってことは理解してあげたいところ。


◇「ノートがちゃんと取れない」の処方箋

【課題】今回はまず課題に取り組んでもらいます 課題の内容は 討論番組の動画を30分 見てもらい 見ながらメモをしてメモを見ながら 内容を要約してもらうというものです

「同じ動画を30分 じっと見続ける だと? それは私にとっては拷問では・・・」
「やってみたけどいつも通り1分に1回は別世界にトリップしてしまったぜ。メモも全部メモしようとして全然 追いつけていない。 途中から漢字を書くことを放棄してしまって 読みづらい」

【解説】テーマが決まっている話は準備が必要!

今日 皆さんは全く予告なく動画を見せられたので 会話内容が頭に入ってこず 理解もしづらかったと思います。

皆さんのような方がこういった「テーマが決まっている会議や問題解決のために話し合いに参加する」場合、 準備の方が大事になります

テーマに関する知識を事前に仕入れておいたり、自分の意見や 出てきそうな意見をあらかじめ予想しておく。 そうすることによって理解が早くなって話が頭に入りやすいんです。 すでに分かっている部分はメモしなくていいので 要所だけのメモで済むのもいいですね」


まぁこれは当たり前ですね。ぶっつけ本番でスムーズに会話できるやつのほうこそ化け物位に思っておいたほうがいいと思います。私喋るのは苦手だけど、事前に資料を作ればなんとか話はできるので頑張ろう…。

◇「雑談がちゃんとできない」の処方箋

【普通の人向けの解説】


特に テーマがない 雑談の場合はどうするか?

 雑談の場合 大事なのはまず そんなに真剣に聞かなくても良いということです。 雑談 は 詳細まで聞いて内容を理解する必要もなければ、まして内容を覚える必要もありません。

それよりも 相手が言ったことに対する共感を示すことの方が大事なんです

つまり 相手の言葉を理解して自分の意見を言おうとして無言になるよりも、相手の言ったことをそのまま オウム返しにしてわかる みたいな顔してた方がよほど 印象が良いということです。

【ADHDの人や、そもそも他人に興味持てない人向けの解説】

しかし 共感しようにもそもそも 相手の話に全然興味が湧かず 全然 別のことを考えてしまい、その結果「こいつ 話聞いてないのにとりあえず わかるって言ってるな」 とばれてしまう人もいるでしょう

「はい それ完全に私です。 そもそも 他人の話や他人そのものに全く興味が薄いんです。他人への 興味ってどうすれば湧くんですか」

残念ですが 興味のない話に興味を持つというのはほぼ無理です。 それは 定型発達者でも難しいことです」

「しかし 興味を持つこと自体は難しくても モチベーションを上げること自体は可能です。 例えば 学校の勉強で考えてみてください。 勉強が好きな人以外は勉強自体に興味を持つことは難しいですよね。 しかし 勉強してテストで良い点を取れば褒められるかもと思えば モチベーションが出てくるでしょう。 つまり 話に興味がなくともこの話を聞けば良いことがあるかもと 考えることでようやく聞く気が起きるということです」

「そうか じゃあ今度から クソつまらない話をされてもこいつの話を聞いておけば 俺様に利益があるかも って打算の気持ちで聞いていくことにします」


やっぱりこれだよね。ちゃんと対談相手を選ばないと。


という感じで、1話だけでもいろいろ役に立つ話がてんこ盛りなので、会話に苦手意識がある人はぜひぜひ読んでみてほしいでーす!



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