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フリーランスの不安を解消!「入金されない…」を防ぐための実践的な方法とは?

こんにちは、アサヒナです。

僕はこれまで10年以上、マーケターとして様々な企業の事業成長を支援してきました。その中で、フリーランスやひとり社長の方々とお話する機会も多く、ビジネスにおける様々な悩みを伺ってきました。

今回は、フリーランスとして働く上で、誰もが経験する可能性のある「クライアントからの入金トラブル」についてお話したいと思います。

結論から先に言うと、フリーランスやひとり社長、小規模事業者の方は、クライアントから仕事を受注した際、仕事が完了し、きちんと入金を確認するまでは、絶対に安心しないようにしましょう。

先日、友人の起業家から、クライアントがなかなか報酬を支払ってくれず困っているという話を聞きました。

実は、クライアントワークをしていると、報酬を支払わない人や企業に遭遇するケースは、意外と多くあります。

もちろん、きちんと期日通りに支払ってくれるクライアントがほとんどですが、中には支払いを遅らせる、あるいは全く支払わないというクライアントも一定数存在します。

このようなクライアントと仕事をしてしまうと、時間と労力を費やしたにもかかわらず、報酬が得られないばかりか、精神的なストレスも大きく、疲弊してしまうことになります。

例えば、Webサイト制作を受注したとします。

あなたはクライアントの要望を丁寧にヒアリングし、時間をかけてデザインを作成し、機能を実装し、納品まで完了させました。

しかし、クライアントは「修正箇所がある」などと言い訳をして、なかなか報酬を支払ってくれません。

何度も催促をしても、「担当者が不在」などと言って、支払いを先延ばしにされます。

最終的には、連絡が取れなくなってしまう…なんてことも、実際に起こり得るのです。

また、ライターとして記事執筆を受注したとしましょう。

あなたはクライアントから指定されたテーマで、時間をかけてリサーチを行い、質の高い記事を執筆し、納品しました。

しかし、クライアントは「内容が思っていたものと違う」などと言い訳をして、報酬の支払いを拒否します。

あなたは何度も修正を申し出ますが、クライアントは納得せず、最終的には連絡が取れなくなってしまうかもしれません。

このような事態に陥ってしまうと、あなたは本来受け取るべき報酬を受け取れず、大きな損失を被ることになります。

また、時間と労力を無駄にしただけでなく、精神的なストレスも大きく、今後の仕事にも影響が出てしまう可能性があります。

では、このようなトラブルを避けるためには、どのようにすれば良いのでしょうか?

最も重要なのは、「仕事が完了した=報酬が支払われる」と安易に考えないことです。

ビジネスの世界では、残念ながら「性善説」が通用しないケースも少なくありません。

そのため、以下のような対策を講じることをおすすめします。

1.契約書を必ず締結する

口約束だけで仕事を進めるのは絶対にやめましょう。

契約書には、業務内容、納期、報酬額、支払い方法、支払い期日などを明確に記載し、双方が署名捺印することで、トラブルを未然に防ぐことができます。

2.入金確認まで気を抜かない

請求書を発行したからといって、安心するのはまだ早いです。

必ず、自分の銀行口座に報酬が振り込まれたことを確認するまでは、気を抜かないようにしましょう。

3.1つのクライアント、1つの事業に依存しない

特定のクライアントからの収入に依存しすぎていると、そのクライアントからの支払いが滞った場合、あなたの収入は大きく減ってしまいます。

複数のクライアントと取引をする、あるいは複数の事業を展開することで、リスクを分散させることができます。

まとめ

フリーランスとして働く上で、クライアントからの入金トラブルは大きな悩みの種です。

しかし、事前の対策をしっかりと行い、入金確認まで気を抜かないことで、このようなトラブルを未然に防ぐことができます。

「性善説」ではなく「性悪説」に立ったビジネスの進め方を意識することで、安心して仕事に集中し、安定した収入を得ることができるでしょう。

この記事が、フリーランスやひとり社長、小規模事業者のみなさんの参考になれば幸いです。

では、また!

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