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オンデマンド出版の絵本の営業記録


みなさんお元気でしょうか。僕は一応、絵本作家兼フリーター?という肩書きで活動をしていまして、今回はリアル店舗での出版に向けて絵本専門店に売り込みを始めて見たのでその活動内容を記事にしていこうと思います。

まず、僕が絵本を出版できたきっかけについてお話しします。それは、アマチュアもプロも条件を満たす作品を描けばオンデマンドという形で出版できるというサービスを行っている株式会社ニコモ運営の「YOMO」というサイトでした。

「オンデマンド出版」とは読者からの注文に応じて必要な部数のみを発行するという出版方法です。

僕の体感では絵本という媒体は作者自身が有名であったりヒット作でない限り無名の作家がオンラインで販売しても購入していただけるのは知り合い程度なのが現状です。

作品のクオリティが良かったとしてもみなさん試し読みでご覧になるのはほとんどスマホの画面からになります。絵本というものは大きさにある程度価値があり、小さな画面で見ていても良さはあまり伝わらないことでしょう。

最近では大人の絵本なんてものも認知が高まってきていますがまだ子供達のためにある本という位置付けです。

ただこれから絵本を描いてみたいという方に向けて朗報です。出版業界は縮小の一途を辿る中、絵本の売り上げはここ最近伸びているようです。

絵本といえば「ぐりとぐら」や「いないいないばあ」「はらぺこあおむし」などのロングセラーが売り上げの大半を占めていて新作を出しにくいという風潮がありましたが、ここ最近では新作絵本の売り上げもそこそこ伸びてきているようです。

参入するなら今がチャンスかもしれません。僕自身も絵本を売り歩く傍らコンテストにも片っ端から応募しています。

では、ここからは僕がオンデマンド出版でどのように売り込んできたのか書き記していきます。

まず、周りの人に絵本を描いているということを認知してもらうために配れる人にはとにかく配りました。バイト先の人、友達、お世話になった人、思いつく限り。実はこのYOMOというサイトは自分で購入しても10%の印税が入ります。1000円で出版しているとすると自分で買えば900円で購入できるということです。

その後一つのご縁で名古屋で毎年行われている絵本フェスに参加しました。来場者が3000人を超えるビックいべんとです。そこでは10冊ほど売ることができました。

その後リアル店舗での販売を試みてまずは絵本を専門に取り扱っている古書店に買い取っていただきました。

まずは人目に触れることが大事だと思うのでとにかくX(Twitter)で絵本専門店のアカウントを見つけて住所を調べて市場調査も兼ねて足を運ぶということをひたすらやっています。

僕の絵本は今、吉祥寺にある「絵本の古本屋MainTent」というお店で取り扱っていただいています。お近くに住んでいる方はぜひ足を運んでみてください。作品は「nyoppon」と「Good Morning」と「On The Line」です。探してみてね!では✋

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