人生を変えたいと思ったら服装から変えよう
みなさんお元気でしょうか。今回は「服装が人生に及ぼす影響」について語っていこうと思います。
みなさんは自分の外見が自らの心理に与える影響について考えたことはありますでしょうか。僕は学生時代に服飾の専門学校に通っていたこともあり誰よりも人間と服の関係性について考えてきた自信はあります。
みなさんもご存知のようにファッションには流行り廃りがありますよね。あるファッションが時代を象徴していたりもします。つまりファッションには社会的な影響力も多分にあるということです。流行というのは仕掛けている部分もありますが、私たちの意識が生み出す物でもあるのです。
ここまでご覧になって服には興味ないけどファッション哲学、社会学なる物に興味あるよ🖐️と言う方には、鷲田清一さんの「人はなぜ服を着るのか」という本がかなりおすすめです。
ファッションの話をするとよく「人は見た目ではなく中身だ」なんて声は時々聞きますよね。それは確かにそうなのですが、実は逆なんです。
「見た目が先で中身は後」なんです。まず他人は外見からその人のイメージを作りますよね。例えば警官の服を着ていれば警察官の人格をイメージしますよね。
また、ヨレヨレのくたびれたスーツに手入れされていない靴を身につけている営業マンと仕立ての良い、体にしっかりフィットしたスーツにピカピカに磨かれた靴を身につけた営業マンを見た時に私たちはどちらが成績良さそうに見えますかね。
スーツの話で言うと有能な詐欺師ほど身なりがちゃんとしているらしいです。私たちは何だかんだ言っても外見からしかその人の情報を得ることができないんです。また人は言葉を交わして5秒ほどでその人の第一印象を決めてしまうと言います。そして一度確定した第一印象が覆ることはほとんどないんです。よほどショッキングなことがない限り。
ここまでは自分の服装、身なりが他人に対してどう影響するかという話でしたが、今度は自分が自分に対して外見的な要素がもたらす影響についてのお話です。
結論から言うと手っ取り早く自信が欲しかったら高い服を着るといいです。自分にはこの値段の服を身につける価値があると潜在意識は判断します。
そんなのハリボテの自信じゃんと思う方。
騙されたと思ってやってみてください。
僕は服飾の専門学校に入ったばかりの時、服を作ることに興味はあったけど自分の服装には無頓着だったんです。周りは見るからにハイブランドだったり拘った服装をしてる中、普通にユニクロ着てました(笑)。単純にお金がなかったと言うのもありますが。
だからやっぱり圧倒されるんですよね。周りが主張の強い服を着てる中、ユニクロの白Tにジーンズですからね。
ただでさえ田舎から出てきて都会に圧倒されているような少年がモブキャラのような服装をしているわけです。当然、自信なんて持てないので話しかけるのもビビってました。
でもこれではまずいと思ってバイトをすぐに始めて高円寺の古着屋を周って10,000円前後の赤いパンツに赤いシャツを買ってそれを身につけ始めると最初は違和感だらけで視線が気になったりしたのですが1ヶ月もすると派手な服に慣れてくるんです。コーディネートや色彩の勉強をするようになり、センスも磨かれていきました。そこから友達もできるようになりました。
いつもユニクロで買っているならちょっと背伸びしてセレクトショップなんかに行ってみる。そしてこう言ってください。
「僕または私が着なさそうな服をお願いします。華やかなイメージでお願いします。」と。
(一つ余談ですがユニクロは万人受けするならもってこいです。自信をつけたい自分を変えたい方には起爆剤が必要です。)
そして店員さんが組んでくれたコーディネートを一式買ってしまう。百貨店のショップ店員さんはプロなのでしっかり吟味して見立ててくださるはずです。
最初はかなり違和感があるかもしれませんが徐々に外見に中身が追い付いてきます。
ここで注意したいのは色の重要性です。明るく振る舞える人になりたければ明るい色を選んでください。賢くみられたいなら落ち着いたら色を選んでください。ただ、ベージュやグレーのようなくすんだ色、濁った色、変なプリント柄はあまりお勧めしません。白なら白。黒なら黒。振り切りましょう。くすんだ色、濁った色は迷いの色、どっちつかずの色です。
色を上手に使いこなすことができれば服を着ることで気分をコントロールできるようになります。やる気を出したい時は赤を身につける。集中したい時は青。元気が欲しい時は黄色といった感じです。服が先行して気持ちが不思議とそこに引っ張られていきます。
みなさんもぜひファッションの持つ力をご活用ください。「たかが服、されど服」です。合言葉は
「見た目が先で中身は後」です。
では✋