200日線が割れたラインでうろうろ。このまま持ち直せない場合はヘッド＆ショルダー（三尊天井）完成でさらに下落のリスク
月曜日はアメリカ市場休み……ウクライナリスクはまた日本市場が一手に引き受けることになりそうですね。
【認識示す】「プーチン氏がウクライナ侵攻を決断」米大統領が言明https://t.co/H7TFU2ojmU
— ライブドアニュース (@livedoornews) February 18, 2022
バイデン米大統領は、外交の余地はなお残されているものの、ロシアが「数日中にも」侵攻に踏み切るとの認識を示し、ウクライナの首都キエフを攻撃の標的にすると確信していると述べた。 pic.twitter.com/egTNUcIrFd
今日の用語BEI：ブレークイーブンインフレ率
多分これから頻繁に登場するので今のうちに覚えておこう。
市場が推測する期待インフレ率を示す指標のこと。物価連動国債の売買参加者が予測する今後最大10年間（物価連動国債の残存期間次第で10年未満になる場合がある）における年平均物価上昇率を示す。
物価連動国債の利回りを実質金利と呼び、実質金利と長期金利（長期固定利付国債利回り）の間には理論的に「期待インフレ率≒長期金利－実質金利」という関係が成立する。実質金利は物価連動国債の市場価格から計算できるので、同年限の長期金利と対比することにより、期待インフレ率を逆算推計することが可能となっている。
5年の期待インフレ率が低下するとSP500の上値が重くなる
🇺🇸期待インフレ率の低下傾向が続く中、長めのBEI低下が主導する形でBEIカーブのフラット化が進行している（実質金利カーブのスティープ化要因）。これを受けて5y5yForwardBEIも低下傾向を強めてSP500の上値を抑える要因になっている pic.twitter.com/rDjg7FYs12
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
18日の振り返り
📉1週間を振り返ると何が変わったか？S&P500は-1.6%で最も売られたのはエネルギー。週初に一時的な相場反転狙いのオプションストラクチャーでの売り推奨があったのでそれがハマったか。原油は小幅安。VIXは27でほぼ横ばい、VNXはテックの決算通過もあり下落。SOXは週次で小幅プラス。配当、バリューが pic.twitter.com/7dlaowHnsz
— じぇい (@17296Jay18416) February 18, 2022
相対的に強くモメンタムが軟調。ARKKは-10%に迫る下げでドローダウン-60%、KWEBも同水準のドローダウン。
— じぇい (@17296Jay18416) February 18, 2022
米金利に目を向けると短期オーバーシュート終了。2年は10日に1.64%をつけるも前週対比-3bpsの1.47%で引けている。3月50bps利上げ織り込みは20%近辺まで萎む。30年は横ばいカーブはブルスティープ
10年実質金利は小幅上昇もほぼ横ばい。金利下げ幅は欧州、英国が相対的に大きく豪ドルは上昇。クレジットスプレッドは欧州のクロスオーバーワイドニングが最もキツい。
— じぇい (@17296Jay18416) February 18, 2022
ドル指数は横ばい、ユーロの売りをその他通貨買いが相殺した形。為替VolはEURJPY以外軒並み下落。NDXは1月27日引値に並んで連休入り
FEDの政策
3月の50bpの利上げ可能性が大幅に後退
🇺🇸パウエル議長に近いFED中心メンバーであるNY連銀ウィリアムス総裁とブレイナード副議長候補が3月FOMCでの25bp利上げを支持し50bpの利上げ期待を押し戻した-WSJ https://t.co/wucVXzufCL
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
⚠️来月0.5%利上げは後退パウ‼️
— 🇺🇸Caster.T@パウ兄の株高政策season2 (@Caster_T2) February 18, 2022
FRBのハトポッポ隊長、NY連銀ボスのウィリアム王子はブラちゃんの説得に屈せず0.5%を否定したパウ✨
これを受けマーケットは80%の0.25%折り込みへ‼️
SQも消化し月曜は反発するパウね✨
グッジョブ、王子🤴👍 https://t.co/PJarJ56oEI pic.twitter.com/pGdMLEGs91
金利・債権市場
HY債よりIG債（Investment Grade＝投資適格社債）のスプレッドが好まれている＝リスク敬遠ムード
🇺🇸クレジット懸念が強まる中、ハイイールド債よりIGスプレッドの拡大傾向が強く2020年11月以来の水準に達している。新発市場でもコンセッション（投資家の求めるプレミアム）が拡大し投資家の慎重姿勢を強めている。社債スプレッドが1/24高値を更新する一方、SP500はその水準を上回って推移している pic.twitter.com/1BGGXnoz0k
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
EM（エマージング＝新興国社債）についてはさらに敬遠されている
🇺🇸クレジット投資家の警戒感が高まっている。ハイイールド債OASが2020年12月以来の水準まで拡大し、今週新規発行された社債のコンセッション（投資家が求めるプレミアム）は年初来平均の4倍となり、投資家の慎重姿勢を表している。またIG/HY/EMファンドから資金流出が加速している pic.twitter.com/9m8rYorD1f
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
実質金利カーブがややスティープニング
今週🇺🇸30年実質金利がTIPS入札をきっかけに上昇傾向を強め実質金利イールドカーブがスティープニングした。今後FEDの金融政策の焦点が50bpの大幅利上げから保有MBS積極売却を含むQTに移行すると名目金利イールドカーフのフラットニングも歯止めが掛かる可能性がある pic.twitter.com/a1mN84tq7x
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
住宅ローン
MBS売却の方向性が出てから金利上昇が止まらない
🇺🇸住宅ローン金利の上昇が続き15年物は3.15%、30年物は3.92%と2019年5月以来の水準になっている pic.twitter.com/kaHvu6pWE0
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
株式市場
200日線が割れたラインでうろうろ。このまま持ち直せない場合はヘッド＆ショルダー完成でさらに下落のリスク
🇺🇸SP500やNDXは週足で前週の安値を下回り上値の重さを確認する動きとなった。中長期で見ると20年3月からの上昇相場の中でヘッド&ショルダーズパターンを形成している様に見える為に警戒が必要だ。3月FOMC迄は1/24安値をボトムとしたレンジ取引になると見ているが予断を許さない pic.twitter.com/SBfMyBFAvu
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
ARKKを始めとする🇺🇸ハイグロ株が大きく続落した。ARKKは1/28に付けた年初来安値を僅かに更新して高値からの下落率は59%に達している。また成長懸念が強まったROKUやDKNGは20%を超えてる下落となった。投資家の目線は厳しくなっており成長神話に陰りが出ると容赦なく売り叩く動きが続いている pic.twitter.com/VAAi7lwOK6
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
金融緩和に舵を切った中国ハイテク株も規制強化懸念で下落
🇨🇳ナスダックゴールデンドラゴン指数が▲3.5%下落した。中国政府がフードデリバリーサービスに手数料引き下げを求めたと伝わり美団株が15%急落。規制強化懸念から他の中国関連ハイテク株の売りに繋がった pic.twitter.com/uIZF5LPntk
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
市場は向こう12ヶ月の🇺🇸リセッション確率を中央値で15%と見ているが、予想値は5%から60%まで幅広く分布し見方が分かれている。JPMのリアルタイムリセッションモデルによると12ヶ月確率は18%と市場の中央値に近いが2年確率は40%、3年確率は60%、4年80%と年々上昇している https://t.co/xfovXQSQO6 pic.twitter.com/nDV7wlZZp0
— Masa (@Masa_Aug2020) February 18, 2022
EPS成長率鈍化した企業は容赦なく売られる展開
🇺🇸決算発表後の株価の反応は厳しい。予想を上回るEPSを発表した企業の株価が伸び悩む一方、下回った企業の株価は大きく下落している。背景にはEPS成長率鈍化が続いている事に加えてQ1/Q2見通し引き下げが増加している事がある。Q1見通しを発表した企業の71%（55/77）が引き下げQ3 2019以来最大となった pic.twitter.com/NLEJ0xYdiA
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
市場は大型バリュー＞小型バリュー＞大型グロース＞小型グロース
🇺🇸前日同様の展開で小型グロース株がワーストパフォーマー、大型バリュー株がベストパフォーマーとなった。情報技術、コミュニケーションサービス、資本財が売られ生活必需品のみが上昇した。月間では大型グロース株が最も下落する一方、ショートカバーから小型バリュー株は唯一上昇している pic.twitter.com/EQzzDxAutU
— Masa (@Masa_Aug2020) February 19, 2022
おまけ
9まで更新しました。頑張って100まで続けるぞ。
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