今週の岡崎さん32 ゴルディロックス相場の終わり
10月2日~10月7日の週のまとめです。
マーケットアナライズマンデー
今週の注目銘柄:住友重機械工業
マーケットディーパー ゴルディロックス相場の終焉
JOLTの読み方
★岡崎さんの勉強コーナー 失業率と求人率の関係 失業率が上がっても、求人率はそこまで下がらない。 これはマッチングの問題(構造的失業)があるから この構造的失業は2%程度と言われていた。(グラフで見ると4%の内2%ぶんが構造的失業)
コロナの後、求人率が高くなっても失業率がなかなか下がらなかった。失業率の均衡点が変わった。 =構造的失業の数字は2%から3.5%まで上がったため(だからグラフ上では求人率だけが上昇している失業率が6%前後からなかなか下がらずターンがある)
「アメリカでは転職・転居ブームが起きた。人が仕事を選ぶようになり、賃金をうんと上げないと働かなくなった」
→これが、今回FRBが事前に見通せなかった「止まらない賃金インフレ」の原因となっている。 ◇この賃金インフレが長い間続き、高い賃金を求めた職の移動や転居が続いてIndeedもボロ儲けしていた。 →家賃が高くなりすぎて転居が難しくなったのか「この賃金ならいいや」ということでようやく妥協点が見つかったのか、とにかく去年の夏頃からようやく落ち着いてきた。 最終的に求人率がスタート地点まで落ちてくれば元通りに戻る。 ◇ということで雇用統計で確認すべきは2点 「雇用者の伸びがどの程度まで収まっているか」と 「失業率が4.1%に近づいて上昇しているか」が確認できれば、FRBの極端なタカ派姿勢は落ち着くだろう。
下落局面の分析
マーケットアナライズ
今回の下げの震源地はフランス?
ドル円相場について
その他注目ポイント
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