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猫さえいれば(日記 2/20〜2/22)
2月20日(木)
前回の日記(ここ参照)で書いた、突然オファーのあったお仕事。そちらの準備に早速とりかかる。それにあたって信頼を寄せる方にご相談や質問したり、依頼主の方に詳細をさらにお聞きしたりなどする。私の緊張が伝わったのか依頼主の方に「気負わずにいつも通りしてくだされば充分です」と言っていただく。
…気負うなっていう方が無理やろ!!
それにしても仕事の段取りが一気に狂ってきてしまった。来週は通常業務に加えイレギュラーの仕事も詰まっているのに、どうやってすすめてゆけば良いのだろう。
2月21日(金)
午前中はリハビリ。1回のリハビリ時に、ひとコマ20分を2コマまで取れていたのだけれど、通い始めた頃より良くなってきたので今月からひとコマになった。症状が良くなっているのは喜ばしいことだけれど、2コマ40分間じっくりとケアしてもらうのが本当に気持ち良かったので内心は少しがっかりしている。
2月22日(土)
いつもなら怒涛の忙しさの土曜日レッスンだが、今日はお休み。
夫は今日は仕事に出ねばならず、朝食を用意して送り出す。私は義母の送迎業務はあるが、あとは自由だ!
今日はまずは自分のピアノの練習時間をたくさん取ることにする。来週は自分のレッスンがあるのでそれに向けての練習と、生徒さんのコンクール用の曲の勉強と。今日は朝から雪がちらついていてピアノ部屋がかなり寒い。かと言って火力の強いもので室温を急激に上げるのはピアノに良くないので、エアコンで早くから部屋を徐々に温めておいて、厚着をして練習。他には座布団サイズのホットカーペットを椅子に敷いたり膝掛けを何重にもしたり。
あと、東京でのお仕事の準備も進める。何かいいヒントはないか、と過去におこなった仕事のノートを10年分くらい引っ張り出して読む。そこには拙いながらもその時その時で懸命に考えている自分がいた。頭をガツンとやられた気がした。今の自分が失いつつある「ひたむきさ」がそのノートの中にはたくさんあったから。よくピアノの師匠が「過去の自分(の仕事)が助けてくれることがある」と仰るのだが、まさにこういうことなのかもしれない。
2.22ということで今日は猫の日。
猫はいいね…。本当にいい。動物が家にいるってなんて幸せなことなんだろう。どんなに外で嫌なことやしんどいことがあっても「いいもんねー。帰ったら猫がいるんだもんねー。一緒にお布団で寝るんだもんねー」と思うだけで、
「むはははははははははははは!!!!!」
と高笑いが漏れそうになる。
そう。猫さえいれば、俺は無敵なのだ。
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