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私、同僚に嫉妬した


同じ職場に、私と同じ性別、同年代、同役職で半年ぐらい前まで同じ仕事を一緒にしていた同僚がいる。

実は学歴もちょっと似ていることも、他人づての情報でうっすら知っていた。(※私から本人には聞けなかった。)

いろいろな流れで、3年ほど一緒に働いていた。今も職場にはいるが、私の担当業務が変わり、仕事上のかかわりは以前より減っている。

実は私は出会った当初からその同僚がちょっと苦手で、3年ぐらい一緒に仕事してきたにもかかわらず、一線引いた関係だった。

彼女のが年下だと分かっているのに、私は敬語で話してる。

2021年にNLP(「神経言語プログラミング」という心理学をベースとした学問)で「苦手な人との関係性を改善するワーク」を実践したとき、苦手な相手として一番初めに浮かんだのが彼女だった。

仕事上の信頼関係・協力関係はしっかりあったものの、彼女と私の間にはうっすーーーーーい壁がある。

仕事の話はできても、プライベートの話題を振りづらいような、うっすーーーーい壁が。

その壁は私が作ってしまった。彼女は何も悪くない。

私がそういう感じだから、なんとなくその同僚も一線引いてくれていた。(ほんとごめん)

数日前、業務時間外の会社のイベントに彼女と二人で出席する機会があり、移動中、私の運転する車の中で彼女と二人で話す機会があった。

えーり「会場までどうやって行くんですか、、、?」

彼女「電車で行こうと、、、、」

えーり「あの、、、、私、、車で行きますけど、、、よかったら、、、、」

彼女「い、、、いいですか?帰りは自分で帰るので、、、」

えーり「帰りも、走行距離はあんまり変わらないんで、いいですよ」

とちょっとぶっきらぼうな感じで私から声をかけてみた。(※彼女は悪くない。臆病な私が悪い。)

優しい彼女はあっさりと私の車に同席してくれた。ありがとう。

移動中の車の中で、

「○○大学出身ですよね?」「学部は?」「得意科目は?」

「休日は何しているんですか?」

「最近何が好きですか?」

感染症が流行っていた最中に彼女と出会い、一緒に働き始めたこともあって、オフラインでこういうふつーーーーの自己紹介やくだけた雑談をする機会もそんなになかった。

でも、感染症や昨今の仕事のオンライン化は多分、言い訳。

私が心を開かなかったから、彼女だって心を開きづらかっただろう。

けっこうな頻度で「あの子、苦手だな~」と思うくせに、いざしゃべると「こんないいこのことを、私は嫌ってしまったんだ」という罪悪感を感じる。

その罪悪感とともに数年が過ぎてしまった。

ふと思ったんだよね。

「なんで私は彼女が苦手なの?」

その問いの答えは、私の、彼女に対する嫉妬心。

彼女は、私が泣きそうなほど欲しかったのに得られなかったものを“持っているように見えた”から。

“持っていた”じゃなくて、“持っているように見えた”ってのがポイント。

私は、彼女のことを深く知りもしないくせに、嫉妬していたってこと。

彼女の人間性を深く知ってしまうことで、私自身が見て見ぬふりしてきた心の問題が浮き彫りになるのがなんとなくわかっていたから。

ぜったいに向き合いたくない、いくつかの心の問題を浮き彫りにさせてくる存在だったから。

具体的に彼女のどこに嫉妬したのかというと、

・好きなことを素直に好きと言えるところ

・苦手なことを素直に苦手だと言えること

・少しだけハマっていることを、ハマっているよ~と軽く言えるところ

・とてもかわいく感情を表現するところ

・知的で上品で明るくて前向きなところ

・仕事が丁寧なところ

・相手への細やかな配慮を欠かさず思いやりがあるところ

・行動力がありフットワーク軽めなところ

・自虐を全くしないのに謙虚で堂々としているところ
 (※私は自虐しなきゃ生きていられないから)

・まじめで信頼度高めなのに誇示しないところ

・自分の選択を自分の意志でしているところ

・まっすぐな想いをその場で言葉にできるところ
 (※言語化力が高い私って、言葉の表現力で本音をごまかすんだよね。
  そんな自分が嫌い。)

とこんな感じ。

嫉妬心に荒れ狂いながらも、これだけ彼女のいいところを挙げた私を、誰か褒めてくれ。

まだまだ心はトゲだらけだけど、これでも成長したんだから。

あーーーーーーーーー悔しいよーーーー。

悔しいよーーーーー。

劣等感が浮き彫りになって苦しいよおーーーー。

このブログ記事を書きながら、なみだをながしながら、私はついに負けを認めたよーーーーー泣

涙出てきたよ。(誇張ではなく、マジで。)

この記事を彼女に見せたら?

この涙を彼女に見せたら?

楽になれるかな?いや、嫌われるかな?

私、だっっっさいな~~泣







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