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刃物と恐竜の町・関市

本年3回目(正式には2回目)の出演となる岐阜県関市。こちらは全国的にも世界三大刃物産地として知られております。合併により北は本年6月にご縁頂いたあじさいとモネの池で有名な福井県境と接する板取までY字型の広大な市となりました。

今回は旧関市域に所在する100haの面積の広大な公園・岐阜県100年公園オータムフェスティバルにてライヴさせて頂きました。この公園内には登録文化財の旧徳山村から移築された宮川家住宅やボリューム満点な岐阜県博物館が所在しております。

岐阜県博物館さまのアンモナイト化石レプリカ体験させて頂きました。

岐阜県博物館では巨大な恐竜の骨格標本が多数展示されており、人気の戦国武将に関する展示も充実しております。
市内中心部には10月の刃物まつりの際に特別公開される重文の能装束類や市指定文化財の能舞台がある春日神社、すぐ近くには関に伝わる鍛冶の技術や歴史を紹介する関鍛冶伝承館、また刃物の紹介にとどまらない複合観光施設せきてらすがあります。

関鍛冶伝承館では室町時代の文化財指定の刀剣から若い新世代の刀鍛冶の作品まで幅広く展示されています。

関鍛冶伝承館では技能士実演場もあり、当日は拝見できませんでしたが実演の一般公開もあるそうです。前庭には11月8日刃物の日に使えなくなった刃物を供養する刃物塚も建てられております。

刃物を供養する刃物塚

SNSなどで話題となった五郎丸ポーズの仏像として知られる大日如来がある宗休寺(関善光寺)は日本唯一の卍形の戒壇めぐりがあり、隣接して芭蕉の門人広瀬惟然が住んだ関市指定史跡の弁慶庵も無料公開されております。

五郎丸ポーズの仏像として知られるようになった関善光寺の大日如来。中国由来の仏像とされています。

また自身大変気になっていた、93歳で関ケ原の戦いに出征した美濃国関藩初代藩主大島"雲八"光義公の墓所大雲寺にも訪問させて頂きました。こちらでは雲八公の御朱印が頂けます。関市役所に雲八使用の甲冑が展示されているようです。

伊勢町の大雲寺にある大嶋雲八の墓

本年新たにご縁頂いた関市、まだまだ見どころの多い市です。是非機会ございましたらご訪問ください。

春5月の出演は残念ながら雨で中止に

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