連休明けのサイバーセキュリティ対策は大丈夫?
10連休、皆様いかがお過ごしでしたでしょうか。
これだけ長い連休だったので、
リフレッシュできた人もいれば、
夢のような日々をまださまよっている方も(笑)
前回記事(Windowsアップデート)では、
連休明けの”令和”対応について、書かせて頂きましたが、
実はサイバーセキュリティは、連休明けが最も危険です!
今回は、連休明け特にチェックすべきセキュリティ対策について、
IPA(情報処理推進機構)の情報に沿って書かせて頂きます。
(IPAの長期休暇明けの注意事項については、こちらから)
1,更新プログラムのチェック
前回記事にもありますが、
今回の連休中にWindows OSの更新プログラムが適応されています。
必ずチェックして、更新をかけるようにしましょう。
方法については、前回記事をご参考ください。
こちらから
2,定義ファイルの更新
休暇中に電源を切っていたPCでは、
ウイルス対策ソフトの定義ファイルが更新されていません。
定義ファイル(パターンファイル)とは、
ウイルスの情報のデータベースのことです。
このデータベースが古いままだと、
新たなウイルスを素通りしてしまいます。
メールやサイト閲覧等をする前に、
必ず更新をするようにしましょう。
多くのウイルス対策ソフトでは、
ソフト上からのアップデートが可能です。
Windows10に標準搭載されている、
Windows Defenderは自動で更新されます。
間違っても、偽メールにだまされないようにしましょう。
また、定義ファイルのみのウイルス対策では、
しっかりとPCを守ることができません。
ですがその話は、また後ほど…
※筆者の使用しているウイルス対策ソフト(F-Secure)では
手動で確認する必要はないとのことですが、念の為。
3,持ち出し機器のウイルスチェック
案外、忘れがちなのが、
連休中に持ち出した端末や機器の
ウイルスチェックです。
PCやUSBメモリ、スマートフォン(特にAndroid)は
必ずフルスキャンをかけるようにしましょう。
社内に感染を広げてしまう前に食い止めましょう。
社内感染を広げない対策も必要ですが、
その話はまた後ほど。
4,メールチェックは慎重に!
10連休も続くと多くのメールも溜まっていて、
チェックするのがなかなか大変なため、
どうしても斜め読みしがちです。
そうすると、重要そうなメールだと思い、
添付されているファイルをダウンロードすると、
ウイルス感染だったというリスクも高くなります。
普段より慎重にチェックし、
偽メールにひっかからないようにしましょう。
また、国内で多く確認された偽メールは、
フィッシング対策協議会のサイトで告知されています。
こちらから
他にも、ルータやサーバのチェックなどもあるかと思います。
連休明けは、特にしっかりとサイバーセキュリティ対策をしましょう。
ご心配な点は、ぜひアサヒ商会にご相談ください。
こちらから
㈱アサヒ商会 ICTGr