【記録#5】 TOEIC
今回の夏、私は大きく分けて2つの挑戦をした。1つ目はこの前投稿したボランティア。もう1つは今回の記事で書こうとしているTOEICの受験。
TOEICの受験に関する記事はずっと書きたいなあと思っていたのだけれど、なかなか結果が返ってこなかったのでずっと保留していました。それがちょうど昨日返ってきたので、満を持して投稿しようと思います。
今回の試験の結果と、そもそも私が何者なのかという情報があるかないかでこの記事がどう解釈されるかが変わってくると思うので、とりあえず先に結果と、自分の基本情報から書こうと思います。
私の基本情報
・TOEIC初受験
・TOEFLiBT2回、TOEFLiTP1回受験済み
・現在アメリカ留学中、その他の留学経験はほぼなし
・英語を学び始めたのは中学校の義務教育から
これくらいの情報があれば大体いいかなと思います、、
そんなわけでここから色々TOEICに向けて勉強した、そして実際受けてみた感想などなどを述べていこうかなと思います。
動機
まずなぜTOEICを受けたのかというところから。
一番初めの動機は、就活に使えそうだったから、でした。noteを始めるきっかけになった就活、夏休み中にちょこちょこっと就活をしている中で、「TOEIC」という文字を見かけることが多くなりました。中には「TOEICなんていらない!」「何の英語力の指標にもならない!」と書いてあるものもあったのですが、実際TOEICを取得して有効だったという記事も同じくらいあり、持ってないよりは点数持ってて損はないよな〜という気持ちでTOEICに少し興味が出始めていました。
そんな少しの興味がある状況から、受けるぞ!という気持ちになったのは、ボスキャリ準備をしてから。ボスキャリに出るには、そのWebサイト上で履歴書を作らないといけない(たぶん)のですが、その履歴書に、資格を書く欄とは別に、TOEICの点数を記入する欄がありました。
他の英語資格は特別記入する欄があるわけではないのに、TOEICだけはそのためだけの欄がある。その事実に、私は「あ、TOEICってほんまに就活の場で求められる場面あるんや」と実感し、実際に受験することを決めました。
そう、履歴書の見栄えを気にした不純な受験動機です。
でも、そういう就活のためという理由だけではなく(ちなみにボスキャリには結局参加しないことにしましたのであんまり受験の意味はなかったかもです)、シンプルに自分の英語力を試したいという気持ちもありました。
以下の記事で、英語の勉強にまた興味が出てきたということを書いたのですが、その中でTOEICの単語を勉強していたこともあり、シンプルに今の自分の英語力がどれほどテスト上で通用するのかをみたかったです。
それプラス今留学中のアメリカでもTOEICを受けられると知ったことが一番実際には大きい決め手だった気もします。何でか忘れちゃったけど、アメリカでもTOEICが受けられるという記事をどこかで見て、お、ちょうどいいやんと思って受けることに決めました。
TOEICへの勉強
そんなこんなで計画された受験ではなく、お、ちょうどええやん受けよ、くらいの軽いノリだったので、一番ネックになったのがどう勉強するかでした。
受験を決めたのが受験日のちょうど1ヶ月前で、日本から参考書を取り寄せるのも間に合いそうにないし、学校の図書館にはめっちゃ古いTOEIC対策本しかないし、そもそも1ヶ月勉強しただけで足りるんか?という気持ちもありました。
それでネットで色々いい方法がないかを見ていたときに見つけたのが、santaというTOEIC対策アプリ(?)でした。(回し者じゃないよ!)
最初は、それを勉強アプリとして使うつもりはなくて、無料でTOEIC何点取れそうかを診断してくれるというのを見て、1回診断してもらおうと思ったのが始まりでした。
1回目の診断では、830点くらい取れるよという診断をもらった記憶があります。そのとき受けたテストが、なんかわからんけど結構精巧に作られているような気がして、無料だし、santaを使うことに決めました。(問題は10問くらいの軽いものだった記憶、、)
でももちろんそんな良さげなサイトが無料だなんていい話があるわけがなく、無料で全機能使えるのは最初の何日かだけ、その後はサブスクリプションをしないといけない形でした。私はその最初の無料期間で結構このアプリを気に入ったので、母に頼んで1ヶ月プランに加入しました。(長くサブスクリプトするほど安くなるはず、私は受験まで1ヶ月しかなかったので仕方なく一番高い1ヶ月プランに加入しました)
で、santaを1ヶ月使ってみた感想は、「私は」好きでした。予測スコアを出してくれるのがある程度の目安になってモチベーションにもなっていたし、解答時間の目安を出してくれたり間違えた問題だけをランダムに復習できたり、使いやすかったです。
よくないな、と思ったのは、たまに問題がバグること。英語のコンマが日本語の点で表されていたり、たまにタイポがあったり。また、回答解説が超あっさりなので、英語があまり得意ではないとか、解説しっかりあってほしい!みたいな人には合ってないんじゃないかなと思ったりもします。
そんな感じで、santaはいい点と悪い点、どちらもありましたが、私は全体的に満足でした。ちなみに試験前日にsantaが提供している模擬テストを受けたのですが、以下の通りで、リスニングとリーディングの配分、総得点も実際に試験で取れた点数に近しかったので、点数診断に関しては割と信頼できるんじゃないかなと思います。
基本の勉強はsantaで毎日2時間ほど勉強という感じだったのですが、それに加えて単語勉強やリスニング強化目的のディクテーションも通常の1.5倍速で音声を流して行っていました。
試験当日
試験はアメリカで受験したのですが、日本のものとは少しシステムが異なるらしいです。
一番しんどかったのは、机が、アメリカでよくある机と椅子が一体化しているタイプなこと。机がいつもより小さくて、微妙にやりにくかったです。
その他は特に問題なかったです。施設も綺麗だったし、鉛筆も貸し出されるし(消しゴムと一体になっているもの、消しゴム単体の貸し出しはありませんでした)、人も少なくて集中できる環境だったように思います。
試験について一番心配していたのが、時間。色々TOEICの体験記を読んでいたのですが、その中で圧倒的に目立っていたのが「時間不足」。さらにTOEICの問題は年々難しくなっているという記事もたくさんあり、余計に不安でした。
結果的にいうと、時間は全然足りました。TOEICの受験が初めてで時間感覚が分からずとにかく速く解くことを心掛けていたおかげなのか、結局20分ほどあまり、見直しも普通にできました。焦りながら解いていたので自分のパフォーマンス的には落ちていたような気もしますが、、
問題の難化についてもそこまで感じなかったかなという感じです。TOEICを今回初めて受けたので他の回と比べるとかはできないのですが、santaでやった模擬試験よりは簡単に感じたのと、「TOEICは最近難しくなっている」という記事をよく目にしていたので自分の中でのTOEICのハードルが勝手にああっていたのですが、思っていたよりは大丈夫でした。
英語が難しいというよりは、情報処理が難しいという感じで、共通テストと同じような感覚だったかなあと思います。何個か、英語は読めるけど「???」ってなるような問題があって、難しくしようとしてるなあと感じたところは確かにあったような気もします。
感想
TOEICを受けてみて、受けてよかったなあ〜と思います。いろんな新しい単語を勉強できたし、TOEICを自分が受けてみたことによって他の人が「TOEIC〇〇点なんだよね」と言ったときに大体の目安ができた気がします。
でもいろんな記事である通り、TOEICが英語力の指針になるかは不明です。リスニングはめちゃくちゃ綺麗な発音で聞き取りやすいし、リーディングもさっき言ったように英語力というよりかは時間管理と情報処理能力を測られている感じがしました。
TOEFLiBTとは違って2技能しか測られないし、トピックも結構ビジネス固定で、ビジネスの単語を死ぬ気で勉強したら結構単語は制覇できるのでは?そしてある程度の点数も出るのでは?という感覚でした。(TOEFLiBTはもっと問題の範囲が多岐にわたっているプラス出てくる語彙も難しいような個人的感覚です)
今の所自分が英語力の証明として信用できるのはTOEFLiBTだけかなあ。でもTOEICが仕事の場でよく英語力の指標になっていることを考えると、TOEICを受験して悪いことはないんじゃないかなあと思うのも事実です。他の試験に比べて安いしね。
今回は1ヶ月しか勉強できなかったし、TOEICの受験が初めて、しかも異国の地での受験というあまり良くない環境の中で受験したのですが、ある程度、結果には満足しています。目標が日本人の平均を超えることだったのもあって、800点取れたらいい方かなあと思っていたので900点超えれたことはびっくりです。調べたところによると950点以上はまた1つ大きい壁みたいなので、今回の結果に満足はしつつも、もう少しちゃんと勉強して次は上を目指していきたいなと思います。