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Arc column vol.92【負けん気は行動力に繋がる】

Arc column vol.92
【負けん気は行動力に繋がる】 2024/11/10(日)

我々は、SNSやネット、本など、様々な媒体で素早く情報を得ることができ、多くの知識を増やしていくことができる現代に生きています。

その中で多くの知識が身に付いていくと、その中に興味が湧くもの、関心があるものなど、自分自身にとって、挑戦してみたいと思うことに出会うこともたくさんあることでしょう。

しかし、知識だけを増やしていっても、本質的な部分をしっかりと理解していなければ、身に付けた知識は何のための知識なのか、何に役立つのかが分からず、どう活かしていけば良いのかが不明確になってしまうと思います。

では、ここでいう本質というのは、何を指すのでしょうか。

それは、「自分自身がどのような生き方、過ごし方をしていきたいのか」という信念や志を指します。

我々は信念や志があることで、それに通ずるものを敏感にキャッチしようと行動するようになります。

つまり、信念や志が明確であればあるほど、自らを動かす原動力になるのです。

そうは言っても信念や志を立てるというのは、そんなに簡単な事ではないと思います。
「あなたの信念や志は何ですか?」と聞かれて即答できる人もそんなに多くはないのではないでしょうか。

我々の信念や志はを立てる原動力は何になるのでしょうか。

それは、「負けん気」にあります。


自分自身にとって素晴らしいと感じる物や人と出会った時に、ただ感動して終わるのか、感動するのと同時に「自分にはそれ以上の物を生み出せる」と奮起できるかで、その先に待つ未来は大きく異なります。

私はこの感覚を野球で養ってきました。
私の周りには自分より優れた能力を持ち、自分より優れた結果を残す仲間達がたくさんいました。

すごい選手達だなと思うのと同時に、「自分も同じ野球人、負けてたまるものか」と思って常に
取り組んできました。

この相手が同級生となると尚更、負けん気に火が付きました。

このように負けん気に火が付くと、時間を忘れたように練習に取り組みましたし、何より自分から行動し、チャレンジしていく道筋をしっかり立てることができたのです。

しかし、彼らへのリスペクトは決して忘れません。なぜなら、彼らに負けてたまるものかという感情を抱いていたのと同時に、尊敬し、目指す人物にもなっていたからです。

負けん気の裏側には「こういう人になるために、こういう選手になるために、あらゆるところから学ぼう!」という目標が無意識に立てられていたのだと思います。

今振り返ると自分が目指す人物の方々には、いろんなことを吸収しようと多くの質問をぶつけていたと思います。

皆さんの周りにも、自分よりも優れていてすごいと感じる人、このような人になりたいという人物がいると思います。

しかし、決して越えられない存在ではありません。

リスペクトしつつも、「負けてたまるか」という強い負けん気と、目標とする人のようになるために学ぶ姿勢を持ち続けて下さい。

そうすれば、自らを動かす原動力になること実感して頂けると思います。

#コラム #成長#発信#指導者#コミュニケーション#負けん気#自ら行動

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佐藤旭

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