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第三回るせる杯に出場しました

こんにちは、Asagumo331です。
今回、大会レポートを書いている人が多いと聞いたので私も少し書いてみようと思います。
駄文になりますがご興味のある方はお付き合いください。

チーム熟練誘導弾

私のチームは、「チーム熟練誘導弾」でした。
リーダーのyohさんが私を含め、身内のランカーたちに声をかけてできたチームです。
そもそも経緯が、2023年で戦果寿命(提督経験値)を大量消費してあまり戦果ができなくなることが確定していたyohさんが、身内で何か新しいことをやりたいからるせる杯に出よう!と言って始まりました。
ぶっちゃけ一言で言うと変なチームだと思います。
身内にランカーが多かったこともあり、せっかくだしランカーを集めようということになり聯合経験者だけで構成されたチームになりました。
熟練誘導弾を聯合報酬でもらっている人が集まった関係で(途中参加のRinoさんはもらってないんですけど)、このチーム名は一瞬で決まりました。
もともと第三海域を走る予定だった方が、当日旅行の予定が入っていて出場できなくなり、急遽追加メンバーを探すことになりました。
そこでyohさんに連絡をしてくれたRinoさんが加わり、この出場チームができました。

副主催の恋歌さんが作ってくださったチーム紹介画像

非常にユニークなチームで、みんな個性がきつくて、最高にロックなチームでした。
出場が決まって、恋歌さんのブログを参考にしつつ軽くレベリング計画を立てていましたが、全員ほかのことにとらわれていました。
そう、戦果です。
第一海域のRinoさんは、yohさんの呪いにより11月から継続聯合をやらされる運命が確定していましたし、第二海域のゼレーネさんは仕事と戦果の両立に追われていましたし、第三、第五海域のわたあめさんは継続聯合をしていましたし、第六海域のyohさんは12月で鯖記録の更新を目指していましたし、第七海域のソロさんは背景欲しさに鹿屋の王にどうやって勝つか考えつつ席の空いた11月に過酷な戦果をして背景をとっていました。
私の話は後述しますが、私も戦果にとらわれてはいました。
何を目指しているのかよくわからないですね。
まあとにかく最高に面白いチームでした、ということです。

準備期間

とりあえず準備を始めようということにはなったのですが、とりあえず担当海域を決めましょうとお互いの艦隊を持ち寄って相談した結果、私はケッコン艦が少ないこともあり第一海域になりました。
第一海域はガチでやろうとすると、明石Lv99とか潜水母艦Lv99とか、未改造海防艦Lv99とかいろいろ変な艦が必要です。
配信等では何度も言っていますが、私はレベリングがすごく苦手です。
戦果と両立なら耐えられるのですが、レベリングだけには耐えられません。
まあ時間あるしええやろ、みたいな感じでのんびりやっていました。
とはいえ私も艦これにけじめをつけ切れていなかったので、戦果という沼で格闘していました。
大会が近づき、日程が発表されたとき、第三海域担当者が出られないとなってしまいました。
その結果、私が第四海域を兼ねることになり、準備しきれないかもしれない、ごめん、となっていました。
ありがたいことにRinoさんが参加してくれることになり、担当会議(半分圧迫面接っぽい雰囲気ではあった)の結果、Rinoさんが第一海域を走ってくれることになったので、私が第四海域専で決定しました。
現行の編成に三式弾改二2つとアフリカ大発3つが必要だから私がやるって豪語してしまいました。
アホですこいつ。
さてここで、私が何をしていたかというと
11月作戦:聯合
12月初旬:まるゆ掘りダービー
12月作戦:背景勝負(敗北しておそらく2位)
るせる杯ほったらかして自分の艦これと格闘していました。
すべて大問題ではあったのですが、12月初旬のまるゆダービーを壊したことが一番の問題でしたね。
もともと第一海域の予定だったので、第四海域の準備は追いついておらず過酷なレベリングが決定しました。
実際体調は死にましたし、間に合いませんでした。

まるゆ掘りダービー

全てはここから始まった、というくらい大きかったので話としては触れなければならないと思いますのでお付き合いください。
まるゆ掘りダービーってなんだ、ってことだと思うのですが、12月初旬に行われた配信者の身内イベントみたいなものでした。
雑に言うとこうです。

まるゆ掘りダービーの参加者と紹介新聞

ルールとしては3時間でまるゆの出る海域で出たまるゆ+レア艦をポイント制にして獲得ポイントを競うというものでした。
私のわがままでチーム制を導入してもらい、たまたま今回のるせる杯で記録係とミラーをしていただいた三嶋優那さんとチームを組むことになりました。
ちょうどるせる杯の準備と鈴熊杯出場経験があったので、RTA記事や速さを求める考え方をこのカジュアルだった身内大会に持ち込んでしまいました。
他2チームと一線を画すガチな雰囲気を当日も醸し出し、結果も私が上振れて3時間でまるゆ4隻を出して、優勝することとなりました。
このやり方は、「破壊」というほかなく、まあほかのメンバーもある程度私が何かやらかすのはわかっていたようですが、いい感じにぶっ壊してしまったのは間違いないでしょう。
もともとは大会っぽい雰囲気もなく、何度かコラボさせていただいている配信者コミュニティーで次はこういうのやったらおもしろそうだね、から始まったのですが、鈴熊さんにミラー放送をしていただいたり、優勝賞金のスポンサーがついたり、いろいろなところで宣伝していただいたりと話がどんどん大きくなり、気が付いたら大会っぽくなっていました。
まあそんなところでウキウキでやばい編成組んで、チームで編成を合わせてお互いの状況を把握しあって回すとかいうことをやってしまったものですから、私の悪名が名高くなってしまいました。
余談なのですが、私のYoutube艦これ配信は『老人ホーム「うずしお」』というところで、ひっそり艦これ老人が艦これ配信をやってる秘境温泉と名乗っています。
このころから特に秘境っぽさは消え失せてしまい、同接が割と安定して20人を超えてくるようになってしまいました。
そろそろ隠居させてくれ~~~~。
この大会で暴れて、しかもこの日がドラフトレースの直後で鈴熊さんのミラーがニコ生でも同時に行われていたこともあってキラキラYoutubeの片隅に生きる闇枠だった私の枠が知れ渡ってしまいました。
正直言うと、この実績を背負ってしまったことでもう後に引けなくなっていましたし、私が壊してしまった側の別チームの参加者たちも何人かはロクさんのチームでるせる杯にも出場していました。
さすがに私にもプライドというものがあるので、せめて壊した側として格好だけは最低限つけないといけないなということで、引けない戦いが始まったといっても過言ではないと思います。
特に私はこのまるゆ掘りダービーでとある人の艦これを完全に破壊したので、その責任も果たさなければとは思っていました。
柄にもなく、「私を追ってこい、そして超えてくれ」と言ってしまいましたからね。

前日の試走

さてそんなこんなで準備を進めていたわけですが、12月作戦で睡眠を削って体調を犠牲に背景勝負をし、敗北し、1月初週はもうボロボロでした。
年始ということもあり、家族との予定も入っており、満足にレベリングの時間もとれませんでした。
12月の忘年会配信で、別チームで同じ第四海域を走る子羊憐さんから鈴熊杯の新人賞リベンジの宣言を受け、普段から仲良くさせていただいていて、まるゆダービーに参加されていた現パチさんも同じ第四海域を走るということで、当然負けられませんし、負けたとしても覚悟だけは示せねばなりません。
それを抜きにしてもこのチームでほぼ唯一の短距離走RTA大会経験者の私の責任は大きかったです。
正式には誰も言ってませんが実質サブリーダー的な立ち位置でもありました。
そんな中でレベリングは前日の時点で徹夜でどうにか終わるかどうかというところでした。
モンハンをやりながらレベリングを回していたので、眠気はごまかせていましたが、5日前からの3時間睡眠で体は限界寸前でした。
前日に6人+記録係が全員集まって通しで試走をやったのですが、私はもう散々なものでした。
タイムは28:28。
基本20分台で通過する必要がある第四海域において終わったタイムです。
どうしてこうなったかというと、試走の重要性を誰よりもわかっていて、皆に推奨しておきながらこの時点でレベリングが終わらずまだできていない、ずっとレベリングをしているのでキラ付けもしていない、装備も直前に組む、もうめちゃくちゃです。
しかも、直前に清霜のコンバート改装をしていないことが発覚、コンバート後の近代化改修を急いでおわらせました。
走り出したはいいものの、母港を埋めるのを忘れ艦娘がドロップし始める最大のガバが始まりました。

母港が4枠空いている4-2出撃前

4-3までは羅針盤に勝ち、いいペースだったのですが、キラ付けのサボりのツケが来て4-4のボス前で撤退、4-5の2戦目で撤退、1戦目で連続撤退してめちゃくちゃなことになりました。

2撤退して疲労が付いたまま4-5に出撃する図、コメントで遊ぶチームメンバー


開幕完璧なのにタイムが28分に入ろうとする4-5、ちなみにゲージも残っている

4-5のボス到着時に三隈のコンディションが赤疲労になって、30分経っていないのでまみいらが使えない状況に恐怖しながらも笑っていました。
こんなもんで終わらないことはわかっていながらも、正直なところ本番でこれを引く可能性があるということを目の当たりにして恐怖はありました。
恐怖に背中を押され、死ぬ気でレベリングを終わらせる覚悟で徹夜しようとしたところメンバーに止められました。
4-5のEXPカットで稼げる2.5s×3戦の7.5sより母港操作ガバってロスする方が重いから寝たほうがいいという温かい言葉を受け6時間ぐっすり寝ました。
寝過ぎました。
その結果時雨も間に合わなくなり、4-2もカットできなくなりました。
アホです。

本番

そして本番当日になりました。
レベリングが過酷すぎたので開会式のインタビュー出場禁止令を食らいかけました。
かろうじて罰ゲームをいじってもらうために行くことができました。
何故か私には罰ゲームが課されていました。
第四海域にはどうあがいても避けられない10%の4-3のボス前逸れというものがあります。
チームメンバーから私が第四を走るのが決まった瞬間、私が逸れたら責任取って叙々苑で焼き肉をおごれ、と言われました。
勘弁してくれと言ったら、じゃあ地元の焼き肉屋でいいよ、と言われ、それも勘弁してくれと言ったら、じゃあ背景やれ。
無慈悲すぎます。
何とか頼み込んだところ、4-3逸れた回数だけ罰ゲームで聯合×1回走るということになりました。
どうせ罰ゲームなくても走るからいいわけにできるだけ配信者的にうまいでしょ?とまで言われました。
私はいったい何だと思われているんだ。
チームエントリーが2番目だったのでこの罰ゲームがのちのエントリーチームにいろいろと影響を与えたようです。
私のせいですみませんでした。

大会速報タイム、うちは上から2番目


18時になって出走が始まりました。
第一海域をRinoさんが走り始めました。
その様子を見守りながら私とyohさんは駆逐艦のレベリングの追い込みをしていました。
なんだこいつら。
なんならyohさんはRinoさんの走りを見て「さすが私のRino」とか言い始めました。
完全に後方腕組み保護者面です。
と、まあ裏ではカオスな会話をしていましたが、Rinoさんはさすがの走りで区間タイム11:48(速報値)と素晴らしいスタートを切ってくれました。
海域研究も最後まで余念がなく、1-2の索敵カット編成を見て努力の証が見えました。
第二海域はゼレーネさん。
本人は緊張であまり眠れなかったし胸がドキドキしているといいながらも、戦果で鍛えた艦これ操作をいかんなく発揮して、こちらも素晴らしい走りを見せてくれました。
特に2-4が素晴らしく、ブルネイで鍛えた180水雷が真価を発揮してボスを昼砲撃戦でS勝利という内容で、2-3もルートに恵まれ最短を通し、区間タイム16:57(速報値)の圧巻の走りでバトンをつないでくれました。
第三海域はわたあめさん。
3-1で無念の道中撤退をしてしまったものの、3-2、3-4、3-5と戦果で鍛えた艦隊の強さを見せてくれて、区間タイム18:14(速報値)。
1撤退にしては素晴らしいタイムです。
突然走ることになった第三海域でもちゃんとこなす、さすがは舞鶴の王。
好順位で回ってきたバトン。
これをつなぐのが私の仕事でした。

実際の出走枠のアーカイブがこちらです。

4-1

「よし通った!!」
この編成はこれがすべてです。
開幕50%で上行くか下行くかでタイムが2分変わる。
これが第四海域ガチャのスタートです。
第四はガチャガチャ海域です。

初手羅針盤への勝利

編成はこちらでした。

4-1編成

水雷の初手羅針盤50%ガチャ編成。
駆逐の主砲3本+増設電探環境と、私が3-2戦果のために鍛えた小口径主砲を信じました。
実際本部のアーカイブを見てみると水雷ガチャを使っていた走者が多かったようです。
環境的には空母編成よりもこちらで最短引けたときの恩恵が大きいという判断のようですね。
きれいに抜けてくれました。
この羅針盤を通した瞬間、艦これ大会で初めて緊張で手が震え始めました。
このバトン、私がこのままつなげば確実に上位への切符になる、それが現実のものになったからです。
これで母港操作が1s行くか行かないかくらいロスしたのはあると思っています。
これも事前に何度も試走していれば震えててもガバることはありません。
試走、しましょう。(戒め)

4-2

ここも初手羅針盤ガチャの海域です。
一番上に行く確率の高い駆逐4編成でも85%。
私が使ったのは触接を考慮した、上率75%の軽巡採用編成でした。

4-2編成

初手下を引く確率を許容した以上、下に行っても進軍する覚悟で1ソ先制対潜を採用した構成にしました。
このためにケッコンを趣味のみでこだわっている私の鎮守府では条件に合う艦娘が時雨改三しかおらず、過酷なレベリングになりました。
結局間に合わなかったのでここもカットなしでした。
ゴトランドは乙熟練水偵の予定で、対潜ぴったり100になる計算でしたが、編成を組んだ時に存在しない4機目の乙熟練が出現していて直前で組み替えたためガバって先制できなくなっていました。
ちゃんと試走は複数回しましょう。(戒め)
先制をしないほうがよかったのか、したほうがよかったのかは結果が分かっている今となっては諸説ですが。
無事上を引き、難なく4-2も突破しました。

75%羅針盤に勝っていく

4-3

4-3はボス前10%の防げない逸れガチャと、最短を通る場合こちらの持ち込める戦力の割に強い道中の敵、ボスは対地が必要といろいろてんこ盛りの海域です。

4-3編成

4-3にはダイコンさんが開発したボス拮抗+道中BAカットイン採用編成というものがありました。
さすがにどう考えてもこれ強いなとなったので、これを私なりにアレンジして使いました。
違法艦爆採用して砲撃戦火力をしっかりと伸ばし、制空も確保ラインまで上げることで触接率を引き上げ、対ソフトスキンで演出が出ない大発系装備の中で一番強い戦車であるアフリカⅢ号戦車を3つふんだんに使って主砲2本積みで道中火力も確保していく構成を採用しました。
中破まで対地の反航キャップまで見ていたはずです。(不利まで見てたかもしれないが覚えてない)
アフリカ3号戦車は私の初聯合、22年8月の聯合報酬でした。
これが3つ使える人間は艦これプレイヤーの中でたった100人、当然今回の4面走者の中でもほとんどいないでしょう。
アフリカ大発最強!!アフリカ大発最強!!
ボス前マスで清霜がストッパーで中破耐え、ボスは4隻編成を引けず6隻編成を引いて多少もたついたものの、無事羅針盤に勝利したため聯合罰ゲームは回避しました。

ボス前気合で耐えた清霜

もう私の中で4-3羅針盤は頭になく、ここまで通した時点で自分のベストタイムで第四海域を通しきることしか頭にありませんでした。
この時点で通しきればかなりのタイムが出るだろうことはわかっていました。

4-4

羅針盤ガチャに全部勝利した私を待っていたのは、無慈悲な敵編成ガチャでした。
ボスの旗艦が装甲空母姫or軽空ヌ級Flagshipになるガチャ、潜水マスの敵編成ガチャ、まだまだ第四海域ガチャは終わりません。

4-4編成

このレギュレーションで考えるべきこととして私が重要視していたのは、母港操作の簡略化です。
当たり前ですが、艦これの艦隊は第4艦隊までしかありません。
出撃海域は1海域あたり5面まであります。
1艦隊はどうにかして展開する必要があります。
どこかと共用するか、まったく別の艦隊をプリセで展開するか、それともほかの手を考えるか。
特に第四海域は空母編成が多く、赤城加賀と大量の艦攻が欲しくなります。
そこで4-2で採用した赤城加賀を共用、索敵用の水偵も命中3水偵が足りなくなるためここも4-2で採用したゴトランドをそのまま採用することで2つの問題を解決しました。
そのため4-2の艦隊を第1艦隊において、プリセで上から4-4の艦隊を展開、補給をしてから出撃するチャートを組みました。
4-5でも赤城加賀を使うのですが、4-5とは共用が熟練度の問題で難しかったため、4-2と共用にし、装備プリセを使う分をカットするために赤城加賀の改二の2セット目を用意しました。
レベリングつらかったです。
駆逐艦の正解は最後までよくわからないまま組みました。
彩雲採用なのでソソ爆で命中取りながらとも考えたのですがキラで命中は足りてるし、反航確殺とれるなら主砲積んでもよかったかもしれないし、ここに関しては詰める努力不足だったと思います。
試走ではボス前で撃ち抜かれた4-4、本番は危なげなく通り、ボスは編成ガチャに勝利し軽空編成を引き、最高の通過になりました。

4-4ボス、軽空編成を引いて開幕も上振れていく

4-5

前述したまるゆ掘りダービーで私がこよなく愛した最速の編成、大和武蔵赤城加賀航巡2。
絶対の信頼を置くこの編成であとは走りきるだけでした。

4-5編成

T不利確殺の対地やまむさタッチ。
道中は空母の開幕と、やまむさの単発でしっかり倒しきる。
潜水艦は無視して敗北上等で対潜はしない。
とにかく安定して早い。
RTAの本質を体現したような編成で私が4面の中で一番好きな構成です。

4-5ボスにクリティカルタッチを叩き込んでいく

期待に応えてくれてタッチが2択を無事ボスに叩き込み、フィニッシュになりました。
我ながら上振れすぎだとは思いますが、本番でこれが引けたことに感謝です。
余談ですが、今回も第四海域を走っていたダイコンさんが考えた気球採用型の構成が天才すぎて、やっぱりこの世界で戦ってきた人はすごいなと思いました。
タイムは17:34(速報値)。
前回大会までの第四海域記録を更新する私が出せるベストタイムになりました。
私より幼女さんのほうが早かったので記録となるのは幼女さんのタイムにはなるのですが。
この走りならまあ何とか格好くらいはついたんじゃないでしょうか。
とりあえず恥ずかしいことにならず一安心ではあります。

その後

第五海域はわたあめさん。
難関第五海域を撤退なしで突破する走りを見せ、複雑な母港操作も一切ミスしないというすごさを見せてくれました。
チーム内で一番支援が強いのでチーム内で自信をもって送り出した第五海域担当でした。
私が聯合に誘わなければ今ここを走っていなかったと思うと感慨深いものもあります。
第六海域はyohさん。
リーダーとしてチーム名の熟練誘導弾で6-5を破壊する栄光の第六海域担当です。
この時点で何とチームは2位を走っていました。
6-1でボス不利を引いて危うく敗北しかけるも、ぎりぎりS勝利をもぎ取り、6-3出撃時点でトップを走っていたチームが大破撤退し1位になりました。
しかし、6-3ボス戦の反航戦で昼砲戦のタゲに恵まれず無念の敗北。
順位を落とすことになってしまいました。
そのあとは難なく駆け抜け、6-4の道中はフリッツXが敵全滅、6-5も熟練誘導弾大暴れと、さすがの走りでした。
リーダーは悔やんでも悔やみきれないと思います。
あの敗北がなければ、チームはおそらく1位だったと思います。
運命は残酷ですね。
第七海域はソロさん。
全員初参加のチームにもかかわらず、攻め編成と安定編成を用意しているプロっぷり。
7-1はRinoさんと開発した新安定編成になると思われる煙幕採用4隻編成を通し、7-4の最短編成にもトライしてくれました。
惜しくも大破撤退し、速報8位という結果にはなりましたが、全員初参加のチームとしては十分な走りになったと思います。

最高のチーム、「チーム熟練誘導弾」

発起人とリーダーこそyohさんであったものの、普段から私のDiscordサーバーによく集まっているメンツで、とても仲の良いチームでした。
仲の良さからチーム内連絡を怠って少しトラブル的なところもありましたが、全員がランカーの闘争心も高く、向上心も高く、熱くなれるチームでした。
途中加入にも関わらず過酷なレベリングをし、走りきってくれたRinoさん。
忙しい中精一杯の準備をして、最高の走りをしてくれたゼレーネさん。
過酷な継続聯合しながら過酷なレベリングを自分に課し、戦い抜いてくれたわたあめさん。
このメンバーを集め、戦果記録にも名前を残し、リアルも忙しくて時間がない中しんどい第六海域を背負ってくれたyohさん。
アンカーとしての役目を果たすために選択肢をたくさんもち、最後まで攻めの精神を忘れなかったソロさん。
用事で参加はできなかったけれど、忙しいのに一緒に走ってくれると言ってくれたかまぼこさん。
記録係&ミラー係にもかかわらず一緒に熱くなってくれた三嶋さん。
最高のチームでした。

worthの精神

本番、チーム内でworthの精神で行こうと連呼していました。
worthの精神とは、eスポーツ界隈で使われている、自分がミスをしてしまってもそれがチーム内での利益につながっていればそれは価値のあるプレイだった、というものです。
ちょっと下振れてもこれくらいなら全然取り返せる。
仲間のミスは仲間でカバーする、カバーできる。
worthの精神で戦えたチームだから、こんなに楽しかったんだと思います。

本気になれるチーム

本気になれるから、チーム内で温度差が少ないから、楽しいんだと思います。
チーム戦全般に言えることですが、温度差というのは壁になります。
壁があっては本当に協力し合えるチームとは言えません。
本気でなくても、エンジョイで走ってもいいと思います。
でも温度自体は自分と合ったチームで走れるのが一番楽しいんです。
熱すぎず冷たすぎず、自分に合った温度感のチームはいいチームです。
このチームは全員が本気になれるチームでした。
だから事前準備も頑張れたし、楽しかった。
本番はチームメンバーの走りの一挙動に熱くなれる。
それがこのチームのいいところだったと思います。

全員一致の「攻めよう」

第6海域が終わった時点で順位を4位くらいまで落としていた、チーム。
ソロさんの攻めるか安定取るかの質問に対して、メンバーは全員一致で「攻めよう」でした。
安定をとれば2位や3位への入賞はあったかもしれません。
でも誰もがあきらめていなかった。
1%でも勝ちがあるなら、リスクをとってでも取りに行く。
体調不良で限界を迎えて寝ていたゼレーネさんはその場にいませんでしたが、彼もおそらく攻めようと言ったと思います。
攻めた結果、大破撤退してさらに順位を落としてしまいましたが、だれも悔いてはいません。
だからこそ、私は胸を張って最高のチームだと思います。

究極のソロゲー「艦これ」における協力プレイの貴重さ

艦これは究極のソロゲーです。
やること全部自業自得、自分の好きなようにやればいい。
でも、るせる杯は違います。
チームでバトンをつないでいく、駅伝競技です。
お互いの編成をよくしよう、自分の知識を使ってもらおう。
そういう貴重な機会でした。
大会を開いてくれた、Lcelさん、恋歌さん。
チームに誘ってくれたyohさん。
一緒に走ってくれたチームメンバー。
応援してくれた配信のリスナーの皆さん。
るせる杯に出て、戦ってくれたほかチームの皆さん。
スポンサー賞などを出してくれた皆さん。
すべての関係者に感謝です。
ありがとうございました。

余談

カットを作る必要はあるのか

カットを作る必要は必ずしもないと思います。
別に睡眠削ってEXPカット艦を作る価値も人によって違います。
私はやるって決めたことは全部やれることをやり切りたい性格です。
だから最後までEXPカットに向き合おうとしました。
でも別にこれにはそこまでの意味はないかもしれません。
それは全海域はカットできなかったにもかかわらず記録に手が届きかけた私のタイムが物語っています。
RTA大会に出てみたいけど、EXPカットができないから…という人も気にせずそういう人の居るチームを探してみれば歓迎してもらえると思います。
確かにEXPカットは早くなるので重要ですが、すべてではありません。
ぜひ気軽に参加して、チーム戦の楽しさを味わってほしいと思います。

区間賞が取れなかった裏話

一応前回までの記録タイムは越えましたが、私より早かった幼女さんが新記録になります。
速報では私は区間2位です。
幼女さんの速報タイムが17:18。
私が17:34です。
この差は16sですが、私がEXPカットできなかった4-2と4-5が3戦ずつで6戦。
EXPカットは1戦あたり2.5sなので2.5s×6=15s
母港操作の細かいガバで大体1sあるかないかくらい。
ほぼ同タイムでした。
これは私の努力不足です。
努力がもう少し足りていればとれたかもしれなかった区間賞と記録でした。
でも私の編成はまだまだだし、RTAへの取り組み方も知識も足りません。
私の艦これは全部中途半端です。
だから幼女さんが記録をもってくれて安心しているところはあります。
あとで、「これが記録をとった編成か…なんだこれ???」ってならなくて済みますから。
ただその一方で、ここまで幸運に恵まれたのに勝ちきれなかった悔しさはあります。
第四海域は何度も言うようにガチャガチャ海域です。
ガチャの結果次第ではどんなにいい編成を組んでもタイムが崩壊します。
それが分かっているからこそ、このチャンスをものにできなかったのはもったいなかったですね。

今後の艦これとの付き合い方

正直なところ私は艦これに向いていません。
ソロゲーがもともと苦手です。
マルチゲーが好きで、協力や対戦などで生きてきた人間です。
レベリングなど、自分が努力したら自分が強くなれる、それが自分だけの恩恵のものであると分かっていると取り組むのが難しくなります。
それでも、昔からやってきたゲームとして、まじめに取り組むと決めた以上やるところまではやり切りたいという気持ちがありました。
嫁艦W旗艦での最終甲突破を達成しました。
嫁艦のレベルカンストを達成しました。
最後の一つだった戦果背景は7月に取れました。
ただその時点でこのチームで出る、るせる杯があることが決まっていました。
そのために苦手なレベリングにも取り組めました。
艦これに人生を懸けることは私にはできないと思います。
イベントも、艦隊強化も、戦果も、こういった大会も、全部中途半端です。
中途半端すぎて、私の墓場にするゲームではないと思っています。
課金もそこまでしていませんし、そういうところでの限界点も見えてきています。
だから一つの区切りにしようと思います。
今年から私は一般提督です。
でも、やり残した戦果自己ベストは取りに行きます。
イベントの嫁旗艦攻略も好きなのでやりたいです。
第二回基地航空ダービーも開催します。
もちろんゲームをやめるわけではないですし、このゲームで得た貴重な人間関係もこれからも大切にしていきたいと思っています。
何も変わらないじゃないか!と思われるかもしれません。
でも以前ほどは本気で取り組まないし、取り組めないと思います。
配信頻度も減ると思います。
それでも私とかかわってくれるという方は大切にしていきます。
私にとって艦これと向き合うことはとてもエネルギーのいることなのです。
実際そろそろ限界で、私生活にも悪影響が出てきていますし。
だから少し休ませてください。
しばらく羽を伸ばしてマルチゲーでもやりこもうと思います。

最高のメンバーと走れたるせる杯は私にとってとても大きなものでした。
このチームでなければ私はもう艦これから完全に隠居していたかもしれません。
まだ少しは頑張ろうと思うくらいに、本当に楽しかったです。
次は、基地航空ダービーでお会いしましょう!
たくさんの方にご参加いただけることを楽しみにしています。

駄文、長文になりましたが、最後までお読みいただきありがとうございました。


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