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パリ街歩き | セカンドハンドショップ, ペストリー, 抹茶 etc... | シンプルライフ | 002 VLOGより

Bonjour 🥐🇫🇷
Asaです。


このBLOGでは、
VLOGや動画とそれには書ききれなかったことをここに追記します。
また、日々の考えや思いを書き留める場所にしようと思っています。
どうぞ宜しくお願いします😊


【VLOG】パリ街歩き | セカンドハンドショップ, ペストリー, 抹茶 etc... | シンプルライフ | 002


◼︎ 1日目

10月中旬、この日は曇り、気温が少し上がり最高気温21度です。薄い上着で1日過ごせます。雨に降られてしまう前に、図書館に行き読書をし、食材の買い物に行きます。

マザラン図書館に行くのに、ルーヴル美術館を通るルートだったので少し情報をお伝えしながら通り抜けることにしました。


・ Musée du Louvre

ルーブル美術館メインエントランス ガラスのピラミッド

ルーヴル美術館が、美術館として使われる前は何だったかご存知でしょうか?
宮殿?お城?要塞?、、、正解はすべてです。
そして、要塞の一部が今も見られるんです。
ルーヴルが美術館としての道を歩み始めたのは、フランス革命がきっかけです。
その結果、王室の財産であった芸術品は国有化され、国民のための美術館として展示されるようになりました。当初は革命によって没収された王族や貴族のコレクションなど、フランス国内で収集された作品が中心でしたが、ナポレオン1世の時代には戦争で得た戦利品も加わり、その規模は飛躍的に拡大しました。

現在ルーヴル美術館には61万点以上を所蔵していて、約35,000点の芸術作品が展示されています(2023年時点)。動画では、「約38,000点以上の芸術作品が展示されており、26万点以上が所蔵庫に眠ります。」としていましたが、訂正です。

もっと詳しい情報が知りたい方は、↓こちらの記事がおすすめです。


ルーヴル美術館の広場クール・カレを通り抜けると、ポンデザールという橋が見えてきます。

・ Pont des Arts

ポンデザールは、パリの1区と6区を結ぶ橋です。以前はこの橋の欄干(らんかん)に無数の南京錠が取り付けられていました。カップルが永遠の愛を誓い、南京錠に名前を書き、欄干の金網に取り付け、鍵はセーヌ川に投げるという「愛の南京錠」が2008年頃から流行りました。
2014年に南京錠の重さに負け、欄干が崩れてしまい、今はガラス板が設置されています。

・ Institute de France / Mazarin Library

フランス学士院(Institute de France)の中に、マザラン図書館があります。
マザラン図書館はフランス最古の公共図書館です。入館には身分証明証(IDやパスポート)が必要です。最初の5日間は無料ですが、それ以降は年間パス購入だそうです。今回私はパスポートを持参する予定が、忘れてしまいました。

・ 街歩き / 外壁にあるプレート

建物の外壁に建築家の名前と年代や、誰が住んだかが記載されているのを見かけます。今回通ったRue Mazarineでは、2つのプレートに注目してみました。
1つ目は、1822年9月に発見されたエジプトの象形文字であるヒエログリフを解読したジャン=フランソワ・シャンポリオンさんが住んでいた建物を示すプレートです。彼は、フランスの古代エジプト学の研究者で、ヒエログリフを解読したことから「古代エジプト学の父」と言われています。
2つ目は、1705年にフランスに消防ポンプを導入し、フランス初の消防隊を創設したフランソワ・デュムーリエ・デュ・ペリエさんが住んでいたプレートです。

・ Pont Neuf

ポン・ヌフ

アーチが美しい橋です。ポン・ヌフという橋で、日本語で「新しい橋」(ポン=橋、ヌフ=新しい)という意味です。ですが、今ではフランスで一番古い橋になりました。なぜ「新しい橋」というかというと、当時石でできた初めての橋だったからです。且つ、セーヌ川をパノラマで一望できる斬新な橋だったのです。というのも、それ以前の橋には住宅が立ち並び、セーヌ川を橋の上から見れるのは、そこに住んでいる住民だけだったのです。それが、橋の上に住む方の特権でもあったのです。ポン・ヌフは橋の上に建物がない、当時は画期的な橋だったのです。

パリの建築にルネサンスが大いに影響していて、当時フランス王のフランソワ1世が建築プロジェクトを指揮しました。その一つに、ポンヌフの建設がありました。この橋を建設するのに約30年かかっています(詳しくは、29年)。
なので、完成したのは、孫のアンリ4世の時。今ポン・ヌフの橋の上にアンリ4世の銅像があります。

ポン・ヌフの真ん中まで行くとセーヌ川に浮かぶシテ島に入ります。
ここがパリの起源と言われています。

・ Place Dauphine

ドフィーヌ広場

シテ島にあるドフィーヌ広場は、パリで2番目に古い広場です。
ここもアンリ4世が作った広場で、息子のルイ13世のために捧げるために作られました。ルイ13世の称号Dauphin(ドーフィン)にちなみ、ドフィーヌ広場と呼ばれるようになりました。1番古い広場は、マレ地区にあるヴォージュ広場です。

・ Bourse de Commerce

ブルス・ド・コメルス

ブルス・ド・コメルスは、現代アートを所蔵し、様々な視点で芸術を楽しむことを提供する美術館です。また、安藤忠雄さんが内装を手がけたことで有名です。

・ Palais-Royal

パレ・ロワイヤル

パレ・ロワイヤルとは、日本語に訳すと「王宮」、かつて王宮だった場所です。この場所が王宮になる前は、リシュリューという方の家だったんです。この方はルイ13世の宰相(さいしょう)としてフランスを動かしていた人で、またカトリック教会で教皇に次ぐ最高位の枢機卿(すうききょう)だった人。リシュリュー枢機卿と呼ばれていました。パレ・ロワイヤルと呼ばれる前は、リシュリュー枢機卿が住む家、「枢機卿の宮殿」を意味するパレ・カナディナル(Palais Cardinal)と呼ばれていました。

リシュリューの遺言で「この館をルイ13世に譲る」としていたんですが、ルイ13世も翌年に亡くなってしまいます。ルイ13世の王妃アンヌ・ドートリッシュが2人息子当時5歳だったルイ14世とフィリップ・ドルレアンと一緒にルーブル宮殿からパレ・ロワイヤルにお引っ越し。ルーブル宮殿の寒々しい雰囲気が嫌いだったからとか。その頃から「パレロワイヤル」つまり王宮と呼ばれるようになりました。
それから9年間は王宮として使われていたんですが、その後王宮はヴェルサイユに移ることになります。

王宮になる前には個人宅、王宮として使われなくなってから現在に至るまでに、パリで最も人が集まる場所になったり、娼婦の聖地になったり、フランス革命が始まった場所とも言われています。この場所にはいろんな歴史が刻まれています。

・ 街歩き /  鳩

鳩 低層飛行の様子

動画を撮っている最中に、低層飛行の鳩を撮影することができました。
パリで1番驚いたと言ってもいいくらい、鳩がすごく低層飛行で何度も驚かされています。そして、一度人の顔に当たっているのを見たことがあるので、すごく気をつけています。

・ 今回行ったお店

「iRASSHAi」📍40 Rue du Louvre, 75001 Paris
日本食材店・レストラン・カフェが入っています。
今回は、抹茶を買いに立ち寄りました。
製菓用の抹茶(14€)と飲食用の抹茶(25€)を購入しました。

「K-Mart Opéra」📍4-8 Rue Sainte-Anne, 75001 Paris
主に韓国食材、日本食材を取り扱うアジアンスーパーマーケットです。
今回は、豚肉スライスと鶏胸肉、冷凍枝豆を購入しました(12.26€)。

「Bio c' Bon」 📍29-31 Rue Saint-Augustin, 75002 Paris
ビオ専用(オーガニック製品を取り扱う)のスーパーマーケットです。
一般的なスーパーには米粉が置いていません。すでに多くのスーパーに行っていますがまだ見かけていません。オーガニック系のお店に置いているので、米粉を買いました(3.79€)。

・ 今回歩いた道

ー Rue Mazarine
ー Quai de Conti
ー All. Baltard
ー Rue de Montpensier
ー Passage Choiseul


◼︎ 2日目

最高気温24度、最低気温15度のかなり暖かい日です。
加えて、晴れなので、体感気温も暖かい気持ちがいい日です。

抹茶を買ったので、抹茶と一緒にいただくお菓子を買いに行こうと思います。
私が大好きなフランを、お気に入りのペストリーに行くことにしました。
フランは、フランスの伝統菓子でカスタードタルトのようなケーキです。
また、行きたかったセカンドショップにも立ち寄りました。

• 今回行ったお店

「Fringe upside」📍81 Rue Saint-Maur, 75001 Paris

Fringe upsideの看板

門を抜けると広がる可愛らしい小道の奥に位置していました。
店内は広く、陳列も綺麗にされています。
商品はサイズと色ごとに分けられていて見やすいです。
状態も良いものが多く、お店の雰囲気も良いと感じました。
上の階には34-36(XS-S)サイズと一部メンズが置いてあります。

「Tranché Marais-Boulangerie engagée」
📍28 Rue Saint-Antoine, 75004 Paris

Tranché Marais-Boulangerie engagéeのフラン

私はパリにきてもう25コ以上のフランを食べているのですが、
その中でもトップ3に入るフランをいただけるのがこのお店です。
パイ生地のサクサク感と、カスタードも美味しく、双方のバランスが抜群で美味しいです。(flan 4€)

・ 今回歩いた道

ー Passage. Saint-Maur
ー Rue Saint-Ambroise
ー Truillot Garden
ー Bd Richard-Lenoir
ー Rue Saint-Antoine

◼︎ 自分と向き合う時間

家に帰り、抹茶を点て、一服しながら、自分と向き合う時間を作ります。

忙しいとは、心を亡くすと書きます。
時間に追われて周りが見えなくなると同時に、自分のことも見えなくなり、
心が乱れていく。

「忙中閑あり」:忙しい中にも閑をつくる

どんなに忙しくても心を亡くさない。
無心になれる時間と場所を持つこと。
1日の中で、意識的に深呼吸して、自分と向き合う時間を作るのが理想的です。

私にとって、その方法の一つが、お抹茶を点てることです。
身の回りを綺麗にし、道具を清め、自分自身の呼吸を整えて、
その過程で心も整っていきます。

茶の湯を大成させた千利休の言葉にある、
「茶の湯とはただ湯をわかし茶を点ててのむばかりなることと知るべし」
とは、文の表面的には、
「茶の湯は、ただ湯を沸かして、茶を点てるだけのものである。」
という意味ですが、
単にお湯を沸かし、お茶を点てて飲む行為にとどまらず、
その過程や精神性に重きを置いています。
シンプルさの中にある奥深い価値を示唆しています。

口で説明することができても、実際にやってみると難しいということを教えてくれています。シンプルで洗練されたものこそ、時間をかけて磨き上げられています。

10年前にシンプルライフやミニマリズムという概念を知り、実践する過程で、心が整っていくのがわかりました。
まだまだ理想のスタイルには辿り着いていませんが、その不完全さの中に良さや美しさを見出す、それも一つの美学、侘び寂びです。

所有欲は持てば持つほど不自由になる、と思っています。
物欲は、心の状態と密接に関係していて、心が充足している時は、あまり物を買いません。

また、昔から「部屋の乱れは心の乱れ」とも言いますが、
部屋にあるものの多さや散らかり度と、心の充足度は反比例すると感じています。
物質的な豊かさで満足感を得ようとしている限り、心から満足することはないと思います。

イギリス人思想家ジェームズ・アレンの言葉に
「人間の心は庭のようなもの。心という庭の手入れを怠れば、そこにはたちまち雑草という不純なもの、間違ったもの、正しくないものが生い茂ってしまう」とあります。

心の手入れ、心のケアを大切にしていきたいです。


最後まで読んでいただきありがとうございます♡
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ではまた次の投稿でお会いしましょう。
ごきげんよう😊 Asa



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