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【あまり参考にならない】ベビーベッド卒業記録【1歳9ヶ月】
娘が1歳9ヶ月でベビーベッドを卒業してしまいました
他の人の参考になるとは到底思えないですが、一応記録を残しておきます
娘の睡眠環境について
娘は生後2ヶ月からジーナ式で育てています。睡眠環境は新生児期からずっとベビーベッド。娘の部屋はリビングルームの隣です。同じベッドで添い寝をしたのは新生児期にどうしても寝なかった1回だけ、それも(自分の体で踏んでしまうのが怖くて)深く寝付いてからベビーベッドに戻しています。1歳過ぎるまでは同じ部屋にシングルベッドを1台置いて別ベッド・わたしと同室寝をしていました(1歳過ぎにわたしは本来の寝室へ戻りました)。1歳ごろまでは同室寝、別の寝床が推奨されています(乳幼児睡眠コンサルタントの愛波あやさんのコラムにも書かれています)。
ベビーベッドはファルスカのクリエイティブコットLONGを使っていました。ベビーベッドとしては2歳まで使える(添い寝だと4歳ごろまで使えるそうです)ものです。いわゆる普通のベビーベッド(幅70 cm x 長さ120 cm)より少しスリムな幅60 cm x 長さ120 cmです。
余談ですがこのサイズのマットレスやシーツを探すのは難儀でした。IKEAにはあります。逆に言うとわたしはIKEAでしか見つけられなかったです。立川ってIKEAもあって本当に最高だよね…
さらなる余談ですがIKEAの防水シーツが娘には合わず、防水シーツだけで寝かせると夜泣きがひどくなり、原因の一つが防水シーツとわかるまで約半年間苦労しました。防水シーツの上にバスタオルを敷くことで娘の夜泣きはピタリとおさまりました。ただバスタオルが剥がれて顔にかかる恐れがあったので、敷パッドのように四隅にゴムを縫い付けて剥がれないようにしていました。レビューは悪くないから娘には合わなかっただけだと思う…(娘はカサカサした硬めの素材があまり好きではなさそう)
話を戻して。
娘の部屋には常にベビーベッドどシングルベッドが1台ずつ置かれている状況だったので、今思うとシングルベッドが同じ部屋にあって当たり前で、シングルベッドも寝るときに使うものだという認識が娘の中であったのでしょう。(←フラグ)
ベビーベッド、いつ卒業する?
ジーナ式のトドラー本では「2歳半ごろまではベビーベッド推奨」とあったので、とりあえず2歳までは(大声では言えませんが2歳過ぎてもいけるところまでは)ベビーベッドを使い続けようと思っていました。
子どもが2歳半〜3歳になるまでは、ベビーベッドを使うようにすすめています。
2歳半ごろまで、という時期についてトドラー本に理由の記載はありませんが、ジーナ式をされてる方なら一度は目にしているであろうKANAさんのブログでは「イヤイヤ期に環境を変えることへのリスク回避では」と解釈されています。なるほどな…
というわけで1歳9ヶ月に入ったくらいの当時、「ベビーベッド卒業について考えるのはまだ先でいいや♪」と思っていたのです。ある異変が起きるまでは。
娘のねんねルーティンについて
と、ここで現在の娘のねんねルーティンを紹介します。平日も土日もほぼ変わりないです。平日は保育園から17:40ごろに帰宅します。日によって5〜10分前後するので大体の時間を書いています。
18:00 夕食
18:30 夕食を終えて少し遊びの時間(このタイミングでうんちをすることが多い)
18:50 お風呂
19:20 リビングのソファで牛乳を飲む
19:30 歯磨き、おやすみツアー(本棚、おもちゃ、家具たちにおやすみを言って周り、リビングのとなりの寝室へ向かう)
19:40 シングルベッドの上でスリーパーを着せて絵本を1冊読む
19:45 ベビーベッドに移動して親は退室
20:00 就寝
その日は突然やってきた
1歳9ヶ月も半ばとなる2月、娘はおしゃべりが増えて「こっち!」「あっち!」と親に要求を言って振り回すのが大ブーム。自分のおしゃべりで親が要求通りに動くのが楽しくてしょうがないようでした。
その日もいつものルーティンを進めてシングルベッドの上でスリーパーを着せました。すると
娘「こっち!こっち!」
自分が寝転がっているシングルベッドを指でつつき、ここで寝ると言わんばかり。
「え?娘ちゃんのベッドはあっちだよ?」
娘「こっちぃーーーー(ニヤニヤ)」
「ここで寝るのはもう少し大きくなってからだよ?」と説得してその日はベビーベッドで寝てもらいましたが、このやりとりが数日続きました。
ベビーベッド卒業のことなどこれっぽちも考えていなかった私は大いに戸惑いつつも「うそ?ベビーベッド卒業を自己申告してきた?ほんとにシングルベッドで寝たいのかなぁ?適当にこっちこっち言ってるだけ?でも娘の『こっち』は当てずっぽうに言ってるわけじゃなくて本当に要求してることがほとんどだしな…これは本当にベビーベッド卒業宣言かもしれない」と思い、むしろ本人がやる気を見せているここで流れに乗って卒業してしまおうかとベッドガードをまずは注文しました。買ったのはこれ。Twitter(Xとは言いたくない)で教えていただきました。
とは言えベビーベッド卒業宣言はまさに青天の霹靂でして、どうする?本当に卒業する?ここでいきなり踏み切って夜泣きされたら怖いな、やっぱり2歳半まで待つ?と葛藤しましたが、以下の2つの理由からシングルベッドへの移行に踏み切ることにしました。
本人が(本心なのかは読めないけれどおそらく)シングルベッドで寝ることを望んでいる(単純な興味かもしれないけど)
KANAさんの解釈のようにイヤイヤ期で環境を変えることのリスクがあるならば、まだイヤイヤ期本格化してない(娘のイヤイヤは初中級レベル、とわたしは思っていました。自己主張はするしイヤイヤも時々するもののまだ親の制御が効くレベルだし、癇癪を起こしても5分以内にケロリと気持ちを切り替えられる)今のうちに踏み切った方がいいかもしれない(娘の場合、2歳半は逆にイヤイヤ本格化の可能性)
ただしまだベビーベッド使用可能な月齢だし、シングルベッドまだ嫌だった、となっても今なら戻せるから半分ダメ元で試すだけ試してみよう、という意識でした。そして(わたしが不安なので)休日の昼寝で慣らしてから夜も寝かせてみよう、と思っていました。ゆるーく移行を目指すくらいの心づもりで。
昼寝で慣らしてからシングルベッドへ移行、のはずが…?
ベッドガード設置後、まずはベッドガードをつけたシングルベッドに慣れてもらおうと思って娘を呼び、ベッドガードが設置されたシングルベッドに連れて行って少し遊んでもらいました。ヘッダーはその時の様子。お気に入りのおもちゃを全部抱えてやってきて、最初な見慣れないベッドガードに不安を覚えたようですが数分で慣れて、ニコニコでベッドの中で遊んでいました。ガードを閉めても平気そう、むしろ「自分だけの秘密基地だ!」と喜んでいるように見えました。
ベッドガード設置が昼寝に間に合わなかったのと、その日が日曜日だったので次の休日のお昼寝からここで寝ようね!と娘には伝えました。
しかし
その日の就寝時(相変わらずこっちこっちとシングルベッドで寝るんやと主張だけは続けてた)、いつものように絵本を読み終えて娘を抱き上げてベビーベッドに連れていこうとすると全力で拒否、「あっちぃーーーーー!!!!!」とシングルベッドを指差し「ここで寝たい!」と主張する娘。ベビーベッドは?と聞くと首を振り、ベビーベッドで寝ようよ、というとンー!ンー!と抗議の声を上げるので仕方なくいきなりシングルベッドで就寝することになりました。
娘の性格から若干予測はしていたものの、本当にいきなりぶっつけ本番みたいなことになるとは…。
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あっさりとベビーベッド卒業
なんだかなし崩し的なシングルベッドへの移行を果たしたこの日から1週間が経とうとしていますが、ベビーベッドには一度も戻っていません。すんなりとベビーベッド卒業をしてしまった………
就寝時にはニコニコしながらベッドガードを指差し「早く上げて」とアピール、「バイバーイ」と言って早く一人にしてちょうだいと言わんばかりの始末。なんだこれ…
ちなみにベビーカメラは娘の手が届かない高さに無印の壁に付けられる棚を設置し、その上に置きました。念のため落ちないようにカメラの土台と棚はテープで留めました。
https://www.muji.com/jp/ja/store/cmdty/detail/4550344505106
余談ですがこの棚だと奥行きが浅くてCuboAi(+モバイルスタンド)のコネクタ部分が壁に当たります。もし同じようにしたい場合はあと1cm以上は奥行きがある棚にすることをおすすめします。
ベビーベッド卒業がすんなり行けた理由を考察
ここまでスムーズに移行できるとはわたし自身思っていませんでした。生まれてからずっと使ってきたベビーベッドからいきなり変わるなんて、きっと娘には不安を与えてしまうだろうなと。でも本人が望んでベビーベッドを卒業するというちょっとよくわからない事態も、トドラー本のベビーベッド卒業のところを読むとさもありなんという印象でした。
ベッドに移すことになったら、スペースに余裕がある場合は、現在使っているベビーベッドがある部屋に新しいベッドを設置してください。ベッドへの上り下りに慣れながら、読み聞かせやスキンシップの場として使いましょう。
先述のとおり娘の部屋にはずっと(いずれ娘が使う想定の)シングルベッドがあり、寝る前の絵本をここで読んだり、娘がまだ歩けない頃はお風呂上がりはタオルにくるんでシングルベッドに連れて行き保湿やパジャマを着せるのをここで行ったりしていました。つまりここで寝かされた(実際に寝るわけではないが)経験を積んでいて、寝転がると心地いい場所としてインプットされていたのかもしれません。おまけに広いから一度シングルベッドで寝たらもう狭いベビーベッドには戻りたくない!となったようです。マットレスもベビーベッドのより分厚いもんね。(マットレスは元々わたしが硬いものを好んでいたので硬めのものを使っています)
そして本人が本当にシングルベッドで寝ることを望んで、かつ望んだタイミングで移行に踏み切れたのもスムーズに行った要因かと思います。本人が「こっち」というもののただ興味が湧いただけで本当にシングルベッドで寝たかったわけではないのならまだベビーベッドに戻してもいい、と半分ダメ元の気持ちでとりあえず試してみたら本当に望んでいたタイミングだった、という話です。よかったよかった。
結論(?)
うだうだ書きましたがざっくりまとめると
ベビーベッドと同じ部屋にシングルベッドを置いてお世話に活用していたおかげでシングルベッドへの警戒心がもともとなかった
上記の環境下で娘本人もおそらくシングルベッドで寝ることに興味があったと思われる
本人がシングルベッドで寝ることを望んでいたため試してみたらすんなりベビーベッドを卒業してしまった
と言ったところでしょうか。
なんだか拍子抜けしてしまうようなベビーベッド卒業ストーリーでした。本当に参考にならないと思いますが、どなたかのお役に立てば嬉しいです。
(ベビーベッドはひとまず第二形態(?)のキッズソファに組み替えるか…物置になってしまいそうだな………)