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ウエハースカードで痛バを作る

 朝霧粉山です。なんだかんだでもうすぐ夏至です。
 タイトルの通り、ウエハースカードで痛バを作りましたので紹介します。

 発端はこれです。

 大まかな手順は同様です。ただし、ハサミの代わりにカッターを使用するとよいでしょう。

百均で買えるもの

・クリアファイル
 A4かA3かB4かは痛バによって違うのでは予め調べましょう。

・両面テープ
 厚手があるものと薄いものがあります。統一しましょう。

・セロハンテープ
 特に問題ないかと。

・マスキングテープ
 仮止め用。柄はなんでもよい。

・スリーブ
 ハードタイプを選びましょう。100円では50枚ぐらいであります。

・発泡スチロールのボード
 クリアファイルとウエハースだけではヨレてしまうので補強用です。

・定規とメジャー
 あとで説明します。大体なので百均で問題なし。

百均で買えないもの

・カッター
 実は百均でありますがオススメしません。オススメなのはOLFAのアートナイフです。

 替刃はとりあえず直線刃持っていれば今回は問題ありません。

・カッターマット
 実は今、百均で売っていないものです。Amazonとかで↑のカッターと一緒に買いましょう。

・素材となるウエハースカード
 頑張って集めましょう。個人的にウエハースカードに限ればAmazonマケプレの手段もオススメです。ヤフオクでまとめて即決出品が出されていたら最高です。

スリーブの切り出し

 ウエハースカードのサイズは縦83mm✕横56mmです。百均で売っているスリーブですとサイズが余るので、余った部分は切って詰めます。

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 まず、両サイドのどちらかを裂きます。カッターで押し当てるといけます。手でも裂けますが、途中で詰まったりするのであまりオススメしません。

 次に、余ったところを切り出すためにカードをスリーブの切れていない方の端と底に入れます。
 カードが入っていないところのスリーブのつなぎ目をカッターで押し当てて裂きます。(下画像赤線部分)

 次に、カードに沿ってどちらか一層だけ、横と縦それぞれカッターでスリーブを切ります。このとき、上層を切らないようにかわすことになりますが、シワや折れ目がつかないように気を付けましょう。
 カードを傷つけたくない場合は同じサイズの厚紙を使いましょう。

 切り落とすことで、下の画像のオレンジで示すカードの部分だけが2層になります。

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 その後、裏に返し、青色部分の角を落とします。やや内側の角度に向けて切るとよいでしょう。

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 カードを入れたままの状態にて、切った側の側面をテープでカードに合わせて貼ります。この際、角部分が落とせていないと画像左上のようにスリーブが重なってしまいます。この後、厚紙などを使用しているときは使いたいウエハースカードに交換します。交換後、スリーブの上をテープで止めれば、カードをスリーブでかぶせることができます。

 これを必要数作ります。ガンバッテ!

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必要数の計算

 必要数ですが、カードのサイズが83mm✕56mmであるので、これを乗せる予定のクリアファイルのサイズと突き合わせます。クリアファイルは横向きで計算することに気をつけましょう。
クリアファイルのサイズはここから見れます。

A4のクリアファイルのサイズは220mm×310mm
縦は220÷83=2.650...→切り上げて3枚
横は310÷56=5.536...→6枚
A4のクリアファイルを埋めるために必要なカードの枚数は3✕6で18枚となります。

B4のクリアファイルのサイズは270mm×375mm
縦は270÷83=3.253...→4枚
横は375÷56=6.696...→7枚
B4のクリアファイルを埋めるために必要なカードの枚数は4✕7で28枚となります。

A3のクリアファイルのサイズは310mm×430mm
縦は310÷83=3.735...→4枚
横は430÷56=7.679...→8枚
A3のクリアファイルを埋めるために必要なカードの枚数は4✕8で32枚となります。

 こう見るとA3とB4では必要なウエハース枚数が10枚違いますね。B4とA3なら4枚しか違いません。

端数の処理の方法ですが、三通りあります。
・カードを重ねる
・クリアファイルを切る
・クリアファイルからはみ出す

 もちろん、縦と横で方法を変えても問題ありません。ただし、縦を重ねる、横も重ねる場合はどう貼り合わせるかは考えましょう。

 クリアファイルからはみ出させる場合、痛バの大きさにも注意しましょう。はみ出しが難しい場合がありますのでマスキングテープで仮止めして並べるなどして、一度実寸で突き合わせましょう。

 今回は、縦方向は重ねる、横方向はクリアファイルからはみ出す方法を取ります。

重ねるときの計算

 ウエハースカードを重ねる場合、上から何mmのところで次のカードを重ねるか計算します。

見れば早いですが、一番下はカード全体が出ています。よって、残りの段数のはみ出す量を考えます。

最下段以外の1枚あたりのはみ出る長さは
{クリアファイルの長さ-カードの長さ(83or56)}÷(縦の枚数-1)で計算できます。

今回はB4ですので、(270-83)÷3=62.3mmずつが、カードが見える範囲となります。大体となりますので小数点以下1桁を切り捨てても問題ありません。

貼り付け

 いよいよ、貼り付けます。
 貼り付けの流れとしては
1.縦のサクの作成
2.クリアファイルに貼り付け
3.ボードの貼り付け

 となります。

 まず、縦のサクの作成ですが、これはカードを縦に所定の枚数を重ねる作業です。

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 定規(メジャー)で先程求めた長さ(今回は62mm)に次のカードの上端が来るように両面テープでまっすぐ貼り合わせます。

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 貼り合わせた例がこれです。これを縦の枚数分組み合わせます。一番下はカードの全体が見えます。

 これを、横列の数だけ作ります。モウチョイ!


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 縦のサクが所定数できたら、次はクリアファイルにカードを貼ります。両面テープを画像のように上下の端とカードの間に貼ります。このとき、カードが重なって下になる部分に貼るのがポイントです。
 また、クリアファイルの半円の欠けがない面にカードを貼りましょう。
 あとはクリアファイルの左右どちらかの端からまっすぐ貼り合わせるのみ。
 ただし、最後のクリアファイルからはみ出る場所については、クリアファイルの方に両面テープを貼ったほうがよいです。位置は隣のカードを参考にしましょう。

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 クリアファイルに全部貼るとこうなります。クリアファイルが隠れました。縦の長さはほぼほぼクリアファイルぴったりです。
 クリアファイルにカードが貼れたら、クリアファイル内側どうしを両面テープで貼ります。カードを貼り付ける前に行っても問題ありません。

 あとは補強のため、発泡スチロールのボードに、カードを貼ったクリアファイルを貼り付けます。
 まず、メジャーで横の幅を測りましょう。ボードを切り出すサイズになります。
 横幅は計算で出してもよいです。この場合、横56mmのカードが7枚ですので、
 横幅は56✕7=392mmとなります。
 ただし、スリーブの幅がありますので実際に測るほうがベターです。

 計測した縦・横の長さをもとに発泡スチロールのボードを切り出します。カードを貼ったクリアファイル全体の長さよりも少し小さい方が外側から見えにくくなります。

 ボードの周囲上下左右とその内側にある程度、両面テープを敷いた後、(別に貼れれば適当でよいです)
 カードを貼ったクリアファイルを上から貼り付ければ、ウエハースの痛バの中身が完成します。
 あとは、そのまま痛バに入れるだけ!

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 これで完成です。だいたい5~6時間ぐらいかかりました。半分から3分の2はスリーブの切り出し作業でしたのでスリーブの作業が終わればまだ楽でした。

 まだ持っていく機会はありませんが、痛バとともにお出かけできたらいいな、と思っております。

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